アンモナイトのラセンを調べる |
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| 1.化石の中の螺旋 生物のかたちの中には螺旋がいくつもあるけれど、大昔の生物の化石の中にある螺旋といえば、やはりアンモナイトでしょう。 今回は、幾千万年の時を隔ててそのかたちを見せてくれているアンモナイトの螺旋を調べてみましょう。アンモナイトの写真を「Spiral」に取り込んでクリックすると、螺旋の性質が分かります。
2.オウムガイの螺旋 アンモナイトは等角螺旋(対数螺旋)を描きながら成長をしていきます。アンモナイトを調べる前に、アンモナイトの親類であるオウムガイを見てみましょう。アンモナイトは絶滅をしてしまっていますが、オウムガイは生き延びていますので、捕まえて殻を調べることができます。 |
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3.アンモナイトの螺旋 アンモナイトも2つに割って断面を観察すれば、綺麗な対数螺旋を見ることができます。しかし、アンモナイトの断面を見ることのできる標本や写真は多くありません。断面からではなく、外側からの写真で螺旋を調べます。 |
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4.わかったこと a) オウムガイにもアンモナイトにも等角螺旋(対数螺旋)に一致する曲線がある b) オウムガイでは回転角度30度の時の三角形の比が約1.1であるのに対して、アンモナイトでは1.05〜1.08と少し小さい。(この比が1になると円になる) c) bを言い換えると、オウムガイでは中心からの線と螺旋の接線のなす角が約80度になるのに対して、アンモナイトでは81〜85度程度になっている。(この角が90度になると円になる) 5.考えてみる オウムガイとアンモナイトの螺旋について、「アンモナイトは絶滅しているがオウムガイは生き延びている」という事実からその螺旋のかたちに何らか特別の意味を見出そうとする論調があります。 でもそのほとんどが変です。 どうやら夢枕獏氏の小説が源のようです。小説自体はおもしろいけれど、オウムガイとアンモナイトの螺旋を調べていくと、夢枕氏の螺旋に関する説はいかにも強引で間違っているように思えます。このあたりはまたページを改めて書くことにしましょう。夢枕獏氏の螺旋説について。 螺旋を調べるソフト「Spiral」 貝殻のラセンを調べる 宇宙の螺旋を調べる 螺旋って? オウムガイに黄金比? Topページ |