FAQ

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◇プログラムの終了の仕方
三日月の[snooze]ボタンを押して解析をストップさせてから,最小化して,タスクトレイにあるアイコンを右クリックして
[EXIT]を選択すると安全に終了させることができます。

◇強制終了させても大丈夫ですか?
問題ありません。ただし、計算結果が保存されるのは、ある程度まとまった量の化学物質を分析し終わってからです。
ですから、終了したときに分析していた化学物質については最初からやり直しということになります。
目安は%が増えた時です。

◇Windowsの起動と同時にプログラムが起動してしまいます
このプログラムはスタートアップに登録されていますので,[スタート]-[プログラム]-[スタートアップ]を開いて
[UD Agent]を削除すればスタートアップと同時に起動しなくなります。

◇電気代が掛かりそうです
確かに電気代は少なからず掛かります。標準的なCPUで30W程度電力を消費しますので,仮に1ヶ月連続運転させた場合
パソコンの消費電力を100Wと見積もると

100W * 24時間 * 30日 = 72KWh

の電力を消費します.金額に換算すると大体1500円程度になります。電気代が勿体無いと思ったり,環境に優しくないと
思うならこのプロジェクトには参加しない方がいいでしょう。この程度なら許容できるという方も連続運転するときは
ディスプレイの電源を落としたりして節電に努めましょう。

◇ダイアルアップでも大丈夫?
インターネットに常時接続してなくても大丈夫です。インターネットに接続する必要があるときは

1.解析データをダウンロードするとき
2.100%解析した結果を送信するとき

しかありませんので,安心してください。また勝手にダイアルアップ接続されることはありません。

◇仕事の邪魔になりませんか?
このプログラムはCPUの空きを利用して動いているので仕事の邪魔になることはほとんどありません。
一時的にストップさせたい場合は「三日月」のボタンを押せばプログラムがストップします。
再開する場合にはもう一度「三日月」ボタンを押してください。

ポイントってなんですか?

total pointは貢献度です。
最初はプレステ2などがあたる予定だったので、
主に懸賞のために貢献度を計っていたのですが、
今では、チームや個人が競うという、ゲーム性を高めるためのものとなっています。

このポイントは以下の要素で計算されます。

1 CPUパワー
2 メモリ
3 ハードディスク
4 アップロード速度(データをUDのサーバーに送るのにかかった時間で算出)
5 ダウンロード速度(データをUDのサーバーからもらうのにかかった時間で算出)

これらのいずれも高性能である程高ポイントです。
そしてこれらに解析にかかった時間をかけます。
いいパソコンで長く計算してくれた人には、
いい点をつけてあげちゃうぞー、というものだと思っておいて構いません。

がん研究自体にどれだけ貢献したかどうかについては、
リザルト(解析したデータの提出回数)の数がすべてです。
が、提出したデータ(宿題)がひとつでも、あなたは立派に研究に
貢献したのです。なので、あまりポイントやリザルトを気にする必要はないでしょう。

いつ終わるのですか?

わかりません。
2003年3月という話もありましたが、
終わりませんでした。
計算したいタンパク質はがんの仕組みが生物学や医学の研究者の努力で
よりわかるようになれば、次々に出てくるでしょう。
それにコンピューター・ケミストリー(計算機化学)の研究が進めば、
もっと効率的な薬剤候補の絞り込みができるようになるはずです。
また、今よりも分子の相性を丁寧に計算するソフトが登場すれば、
個々のデータの解析にかかる時間は長くなります。

本当にパソコンで抗がん剤ができるのですか?
コンピュータによるバーチャル・スクリーニングで作られた、
抗がん剤はすでに存在します。
慢性骨髄性白血病の特効薬として注目されている、分子標的薬剤「グリベック」です。
グリベックはUDがん研究計画と同じがん関連タンパク質(C-ABLチロシンキナーゼ)を
標的にし、同じくドッキング・シュミレーションで絞り込まれた物質が元となっています。
UDのLigandFitのような、標的タンパク質と化合物がドッキングするかどうかを
判定する方法はドッキング法と呼ばれています。

もちろん、グリベックの場合は家庭用のパソコン200万台ではなく
高価な業務用コンピューターでやったのでしょうが。

なので、プログラムに問題がなければUDがん研究計画で得られたデータから、
グリベック以上の抗がん剤の候補が見つかる可能性は大いにあるでしょう。

バーチャル・スクリーニング自体は大手の製薬会社なら、
だいたいどこでもやっている手法なので、その点は安心して下さい。

どうせ、製薬会社が大儲けするだけでしょう?
薬で儲けるのは簡単ではありません。

薬の開発にコンピューターが使われるようになった理由は、
それに大変なお金と時間がかかるようになってきたためなのです。
少し古い数字ですが、アメリカの医薬品開発センターという機関の報告に
よりますと、アメリカの製薬会社12社が1970年から1982年に売り出した
医薬品の数は93あったそうですが、その平均の開発費用は2億3100万ドル、
開発機関は12年だったそうです。
約300億円ですよ。今はもっといくでしょう。
30万人の人がその薬を使っても、ひとり10万円とかいう金額になります。
そして開発費だけでなく、製造原価、流通費用などが薬の値段に上乗せされます。
それを安く売れと言う方が無茶です。

このようにお金と時間がかかるようになって来た背景には、
薬害や環境汚染への人々の関心の高まりやがんやエイズなどの
難病を扱おうとする薬が増えたことがあります。

この多大な費用と時間を節約しようと、UDがん研究プロジェクトが企画されたのです。
そしてUDで節約された分が、そのまま製薬会社の儲けになるわけではありません。
製薬会社だってあまりにも高値の薬では、使って貰えないことはわかっています。
節約された分がそのまま薬の安さにつながるか、それともあまり変わらないかは、
その薬を囲む状況によるとしか言えません。
ですが時間の短縮は、そのままがんで苦しむ方の利益にならないでしょうか?

グリッドコンピューティングって何ですか?
ネットの上の暇なコンピューターから、力を借りるシステムです。

ひとつのCPU(頭)で一度にできる計算はコンピューターの
場合もひとつだけです。
なので、ひとつのCPUの処理速度の向上にも限界があります。
膨大な量の計算をこなすためには、一人で計算するより、
人をたくさん集めた方が計算が速くなるというのが、
並列コンピューターシステムの考え方です。
世界最高のスーパーコンピューターというのも、
実は中に何人も人が入っているようなコンピューターです。

並列コンピューターにはいくつか種類があります。
一台の中にすべて収まっているようなものから、
世界中のコンピューターをつないでいるようなものまであります。

クラスタ型コンピュータとは、同機種のコンピューターを一箇所に集め、
高速のネットワークで接続することにより、仮想的に1台のコンピューターとして、
機能させるものです。テニスコートの大きさを超える広さの設置場所が必要だったりします。

複数、多機種のコンピューターが通信網に接続されている環境を利用し、
それらをあたかも一つの高性能機のように機能させたものをメタコンピューターといいます。
それをさらに進めて、何かの解析をしたい人がネットワークに接続するだけで、
データが解析されて送り返されてくるようなシステムを目指すのが、
グリッドコンピューティングです。

なお、このグリッドコンピューティングプロジェクトの公式サイトの名称は、
grid.orgです。 より詳しく知りたい方は、
日本のグリッドコンピューティングプロジェクトである、
NTT DATAのcellcomputingの説明ページをご覧下さい。

このcellcomputingはユナイテッドデバイシス社のシステムを利用していますので、
UDがん研究計画(インテル癌研究プログラム)にも
色々と触れています。

グリッドコンピューティングの力というのは、どのようなものでしょうか?

140万人を集めたインテル癌研究プログラムではピーク性能値65Tflopsを記録。
これは2002/4現在、最高速性能をもつといわれるスーパーコンピュータの
およそ1.5倍になります。

             NTT DATAのcellcomputingの説明ページより

数の力を感じますね。

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