相互変調歪みとは?


周波数の近い電波が2つ同じ非線形回路を通る際に
2つの電波以外の周波数がうまれてしまう現象。

キーワード
非線形:
簡単にいうとY=Xのような直線で表現できない物
非線形回路:
ダイオードのような半導体を使った回路など

どうしてそんな現象が問題なの?


 携帯電話で大きな問題になっています。
ただし携帯電話の基地局での問題なので
普通に携帯電話を使用する際には気にはなりません。
 しかし携帯電話の事業者にとって目の上のたんこぶです。
なぜなら、2つの電波以外の周波数がうまれてしまう現象が
受信周波数にかち合うと遠くからの電波がうち消されてしまい
通話ができなくなってしまう。さらにやっかいなことに
いつどこで発生するかがよくわからないものだから
メンテナンスがやっかい。

キーワード
携帯電話基地局:
携帯電話の電波を受信し、送信する場所。
一つの基地局の有効半径がだいたい1kmぐらい
都市部ではビルの屋上に設置されていたりする。
もしくは鉄塔となっている。
受信周波数、送信周波数:
携帯電話の端末書かれている
周波数でやっていません。
実際にはその周波数付近で電波の
やりとりをしているだけです。

PHSではこの現象は大丈夫?


 はい大丈夫です。送信受信が携帯電話では,
周波数ごとに分けているので問題になりますが,
PHSでは,送信と受信を時間で分けているので,
相互変調歪は起きても,問題にはなりません.
キーワード
レベル:ここでの意味は電力を指す
PHSの基地局:電柱に設置されていたりする。
		もしくは公衆電話の上に設置されている。

どうすれば無くなるの?


 これは相互変調歪みが受信周波数にかち合わない周波数を選ぶ。
増幅器をできるだけ線形性を保つことができればいいのですが、
残念ながらこのほかにコネクタ同士の異金属接触による発生があります。
この受動態素子による相互変調歪みがやっかいで、
いつ発生するかがよくわからない。

キーワード
受動態素子:
いわゆる受け身の素子、
この素子で増幅はぜったにしない。
むしろ減少してしまう。