QRP MAXmkII
(02/1/19)


かなりラフなカラーリングです。翼下面は白1色として視認性には配慮しました。結果は遠くからも裏表が分かり、まあまあOKです。

○組み立て
この機体はずいぶん前にキットを買って、そのまま忘れていたものです。以前は400クラスの飛行機のあり方についていろいろ考えておりまして、このMAXのような小型軽量の機体にダイレクトドライブのプロペラを組み合わせて軽量で飛びの良い飛行機を作ってはどうかなどと考えていたりいなかったりだったのですが、いつのまにやら立ち消えになってしまっておりました。

ということで、要はたまたま目に留まったので気まぐれで作っているだけなのでした。

さて、キットの箱の中にはあんまり材料が入っていません。スカスカな感じです。それもそのはず、そもそも機体が小さいのであまり材料がいらないということのようです。図面は青焼きで、初期に設計された機体である事をうかがわせます。

そんなかわいらしいキットですから作るのも簡単かと思いきや、なかなかそうは行きません。工程を把握して、仮組みできるところは仮組みしてミスのない様に作らないといけません。私なんかミスしまくりです。これは、RC飛行機の組み立てという作業がもともと複雑で、単純化やアシストには限界があるからだと思います。胴体をちょっと曲げちまったけど飛ぶかなあ・・・・

部品のカットはいつもながら異常なまでに精度がよく、その点においては他にない快適さを提供してくれます。この機体はむちゃくちゃ薄翼なので、パーツの精度が非常に重要です、だからこれはQRPならではの機体といえるのではないでしょうか。

この機体は組立工程が少ないので、のんびりやっても1週間3週間程度で完成できると思います。延べ作業時間は10〜20時間30〜40時間くらいでOKではないでしょうか。(ちなみに今回、毎晩ほとんど全力(ありゃまー・・・)で取り組んで1週間ちょっとでした)

○飛行
初飛行はグラウプナー6X3折りペラでトライです。手に持って全開にしてみるとなかなか頼もしい引きで、不安はあまり感じませんでした。ホイっと投げると確実に加速していきました。
その後はAPC−4.75X4.75Eに変更しました。初期加速が悪くなり、手投げ時にちょっと気を使うようになったのと低速での上昇の粘りが無くなりましたが、トップスピードの伸びが非常に良くなりました。

さて、飛行特性は、

軽い!速い!

というのが主な印象です。軽量さが生きているのか、上昇力もかなりあります。
パイロンレーサーということで、操縦は難しくデリケートなものではないかと想像していましたが、かなりのスピードが出る割にはコントロールしやすく、飛ばすのが非常に楽しい飛行機です。

スピードが出れば出るほど元気になる飛行特性でして、これは初めて味わいましたがなんとも楽しいものです。速度を高度に、あるいは高度を速度に変換する過程をダイナミックに楽しめます。
ゆるいパワーダイブから垂直に引き起こすと、速度がそれほど落ちないまま驚くほど高くまで上がっていきます。このダイナミックさは非常に魅力です。

その代わり低空低速でパワーを抜くと高速飛行時とは違って元気が無くなり、この飛行機が明確に高速飛行を志向しているのを感じさせます。ですが低速でもコロコロ失速するような兆候は見られず、着陸の際も安心して速度を落とせる印象です。もっとも空力的洗練のためか、なかなか思うようには減速しませんが、540スポーツ機と同じ程度の大きめで低めの着陸進入パターンを取れれば問題無く降ろせると思います。
6X3折りペラをブレーキなしで空転させて使うと、抗力を発生して着陸がやや楽です。逆にブレーキありで折りたたんで使うと、着陸はもっとも伸びますがパワーオフダイブが楽しいです。

ということで、これはむちゃくちゃ楽しい飛行機です。正直言ってここまで面白いとは思いませんでした。手軽に持ち運べるコンパクトさも素晴らしいです。

 

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