|
|
スロープに散りました。(ここの下参照)

胴体や機首周辺は意外と実機感のあるフォルムです。赤白は使いやすい配色なのでいつも使ってしまいます。
|
現在の諸元 ご存知ムサシノの電動専用機です。廉価な機材で充分な性能(この点は重要)を実現し、しかもサーマルにも乗れる(この点も個人的に重要)機体です。電動機を出すにあたって、この構成を選んだのはムサシノとしては実に的確な選択だと思います。 この機体の特長は、「全体的に背伸びしたところがない」という一言に尽きると思います。 キットにはモーターも入ってますし、機材の全くない状態から始めて離陸させるために必要なコストは非常に低いです。それでいてチープさを感じさせることはありませんから、かなりお買い得だと思います。 組み立ては慣れた方なら水を得た魚のごとくスイスイ組めると思いますが、始めての場合は少々戸惑う場合もあるかと思います、難解なわけではなく一度分かればなんでもない事がほとんどですので、じっくり検討して組み立てるのがいいと思います。またムサシノHPでも常識的に質問すれば正確かつ明確な回答が得られます。 ○飛行特性 飛びは穏やかで滑空性能が割と良く、失速特性も穏やかで翼端失速にはきわめて入りにくいです。また、着陸も、機首を上げればぐっと速度が落ちる比較的簡単な部類なので飛ばしていて気の張らない機体です。サーマルには結構乗るようで、ただでさえ長い飛行時間がさらに延びます。初期の操縦練習にも非常に適していると思います。刺激的な運動性能を除いたほぼ全てが備わっていると言えると思います。 ○飛行時間 「とにかく一般的な要望を満たすのに充分なほど飛びます」という感じです。 ○作る方へ(私の分かる部分だけですが) エンジン用のプロペラだけはお勧めしません。着陸の失敗や墜落でプロペラを引っ掛けるとモーターシャフトが曲がってしまい、せっかくの超長寿命モーターに修復の極めて難しい破損を引き起こす可能性が大きいからです。APC−Eは折れ易いのでだいたい大丈夫なんですが、折りペラが個人的にはお勧めです。 被覆はオラカバライト等の軽量型フィルムを使いましょう。重いフィルムは重心が後ろに行ってしまい、重心が合わせにくくなる恐れがあります。 サブC−7セルバッテリーしか持ってなくても大丈夫、通常の腹下のバッテリー室の反対側に機内配置の形にして、9g級サーボを後ろ目に、受信機はバッテリー室に配置すればおさまります。 |
|
某日、某峠にて そこで止めておけば、パストラルは再び日の目を見ることもあったはずだが、間断なく吹き上げる斜面上昇風の魅力に負け、バラスト(500ARをプラス2個・・・バカかいな)を目一杯搭載、さらに主翼取り付け角を減らしてスロープ攻略仕様をでっちあげ、谷に向かって放り込んでしまった。 そこでその辺にあっさり突っ込みでもすれば、パストラルは再び(以下略)、だが素人のバカチューニングが表面的に素晴らしい効果を発揮してしまい、水を得た魚のようにパストラルは地球を離れていくではないか・・・何もしないのにあっさりと60mほど上昇してしまった。高度はまだまだ取れそうな勢いだ。さすがパストラル、オールラウンダーぶりを遺憾なく発揮しているではないか・・・ と、傍から見ていてそう思った人がいたかどうかは不明だが、実際のところは操縦不能状態で吹き上げられただけなのだった。ゴム止めで、さらに間に物をはさんだ主翼はぐら付きまくり、そんなことだから恐ろしくなり、Gを掛けた旋回を避けていたらバカ高く上昇してしまっただけなのであった。ダイブさせたらどうなるかは明白だ。 まさに進退きわまり、そういう状態の機体をどう降ろすか思案したところで何も思い付かないでいるうちに、機体はけつまづいたかのように突然暴れ出した。仕方ないので大舵を打ってなんとかもとの姿勢に戻したのだが、事態はいよいよ切迫しているようだ、かといってこうして浮いている以外に何も手はない・・・ と思った次の瞬間、パストラルはこんなシチュエーションとそこに導いたフライヤーに愛想をつかしたのか、「バキ」という破壊音と共に自ら翼を畳み、谷間に向かって自由落下を始めてしまった。それでも舵は入った・・・だが全く効かなかった。 割合ゆっくり落ちたかと思いきや、やはり自由落下の威力はすさまじく、胴体前半の各パーツは穴を掘って埋めたのかと思うくらい深く地面にめり込んでいた。主翼は真ん中から折れていた。これは構造強度の問題もあるのかもしれないが、思うに主翼が暴れた際にゴムがD-ボックスのリブのない部分か、主翼後縁にめり込み破壊したのがきっかけで折れたのではないかと思う。飛ばす場所を間違ったという事ですな。 ・・・・ということでパストラルはおバカなオーナーによって壮絶な最期を遂げてしまいました。ガックリ。 |