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(020911)
ボイジャーEのカウリングにはちゃんと半透明の風防が付いています。ボイジャーEの中の人も安心(そんなの居るのかよ・・・)

整備中の姿
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JRが満を持して世に出した(のかっ)電動ヘリコプターです。 実はこの機体は2回買ってます。一度は飛行機を飛ばす場所に困った際に購入、操縦に慣れないうちに、気を抜くと自分に向かって飛んでくる恐怖と派手なクラッシュのメンタルダメージに耐えかねて売却。調整もまるで分かりませんでした。 2度目はEPコンセプトSRに馴染んだ後、オークションでそこそこの価格のキットを発見し購入。 ラダーリンケージをカーボンロッドに変更し、各種ビスをアルミに、アンプをShulze50beに変更している以外はノーマルです。 この機体の特徴は駆動系とメインローターヘッド、操縦系統(リンケージ)がそこそこしっかりした作りであるという点です。 EPコンセプトSRの機体構造のヘニャヘニャな感じと比較すると、見ていてなんだか安心できる作りです。駆動系も手が入りやすく、全体的に見た目が納得できるヘリです。GPヘリ屋さんが、自らの感性で納得できる機体を作ったらこうなったということではないでしょうか。とにかく見た目は相当いい感じです。 飛行に関しても、操縦性についてはEPコンセプトSRと比較すると若干勝っていると言えるかと思います、ホバリングと周回飛行しかしない(それ以上はムリっす)ので立ち入ったコメントはしかねますが、それでも操舵への追従の正確さはかなり良いように感じます。バッテリーホルダーも比較的しっかりした作りで安心です。 ただ、そういった利点の代償となったということでしょうか、まず重量がかさんでいます。私のEPコンセプトは離陸重量が1190g程度ですが、こちらはボディ無しでの離陸重量が1410g(計測済み)、ボディをつけると1480g程度?(未計測)です。もっともメインローターヘッドだけで100gほど違うと思われますので設計思想の違いという事でしょう。 しかし重量削減の優先度が非常に高いEPモデルではこれは問題です(まあ目くじらを立てすぎると結局楽しくないですけどね)。 また、重心位置の関係かテールブーム長が比較的短かったり、テールローターシャフトやハブがやや脆弱な作りになっていたりしています。もちろんノーマル仕様での通常の飛行には全然問題ないと断言できますが・・・ それと飛ばしていて気になるのが、ターン数の少ない大出力型ブラシモーター(12ターン)の採用でしょう。私はすぐコミュレーズに掛けてしまいますので寿命は分かりませんが、15〜20フライト程度でコミュテーター研削かローター交換が必要となるようです。EPコンセプトSRは14ターンのものを採用しており、こちらの寿命は不明ですが、相当長そうです。(これらの寿命は調整と飛ばし方により異なります) あと、標準装備のアンプの仕様がちょっと疑問です。セッティングが必要なのですが取扱説明書に定量的でない曖昧な表現が使われており、他はともかくこれだけは正直なところ勘弁してほしいです。※1 重量の問題とこれらの点に関してはEPコンセプトSRの方が勝っていると思えなくも無い部分です。他の部分に関しては完成度が高いと言えます。 スワッシュの操縦系統はCCPMでリンケージが単純でメンテナンス性に優れるのが、私にとってはありがたい部分です。プロポのセッティングは説明書の通りでうまく行ってます。 飛行時間はEPコンセプトより1〜2分減の4分半〜6分(もちろんバッテリーや他の条件により異なりますが)といったところでしょうか、重量がかさんでいる割に健闘していると思います。 信頼性・メンテナンス性・GPヘリ並の見た目などをEPヘリに求めるのならボイジャーEでしょう。 電動モデルは重いとダメという大原則があるので、ボイジャーEの大勝利とはならないわけですが、メンテナンスの手間を含めて飛ばすのが楽なのはこちらではないかと思います。 入門機に向くかどうかに関しては、どちらも難易度はほとんど変わりませんが、ノーマル仕様で比較した場合、クラッシュした際のダメージの小ささと交換部品費用の安さに関してはEPコンセプトに軍配が上がります。重くて頑丈なボイジャーEは落とすとその分ダメージが大きいです。 ※1 個人的なアンプのお勧めはShulze55beqや、コントロニクのStarBec50 6-14です。ブラシレスモーターとなるとやや高価ですが、ヘリコプターにはあってしかるべきガバナー(メインローター調速機)機能が付いてきますしメンテナンスフリーですのでお徳です。 |