零戦二二型

現在は退役しましたが、電動スケール機の飛びや課題について貴重な体験ができ、
のちの2号機の成果につながりました。
(011214)


3rdフライト時の画像を頂いてしまいました、ありがとうございます 腕前はさすが、実物より綺麗に写ってます


こちらは初日2フライトから生還した後の姿

 
飛行中の姿

諸 元 表

主翼面積
15.8dm2
全長
785mm
全幅
1040mm
全備重量
750g
翼面荷重
47g/dm2

モーター、ギヤ
HYPER400/35T-RV、QRP400BB 
ギヤ比、ペラ
2.5(16:40)、APC 8X4E
スピードコントローラー
Schulze Slim24be
バッテリー
500AR 10セル12V
受信機
JR NES−649S
サーボ
 双葉S3103 3個、
OK模型R2601 1個(引込脚用)
被覆
OK模型イージーカバ
引込脚
OK模型スープラリトラクト10、IMスポンジタイヤ40mm

フライト統計

総飛行回数
11回
着陸に成功
着陸に成功、ただし脚損傷にて再離陸不能
不時着(胴体着陸)
小破
中破
フライト成功率
6/11=54.5%
(01/02/12現在)

  

飛行させての感想

飛ばすのは楽しいですが厳しい飛行機です。浮かない重い引かないの3重苦状態です。それなりに軽いので浮きだけは皆無ではないですが、抵抗が大きく滑空しませんから最悪なことに変わりありません。着陸がラクなのが唯一の美点です。

キットそのものは悪くないと思います。引込脚も付けやすいし(但し引込脚サーボはスペースが無く、まともには付かない。この点要注意です)、丈夫ですし。しかし、知ってて&意図してやりましたが、バランスがアンダーパワーというのはやはり厳しいです。グローエンジン用のキットは当然ですが電動モーターで引くことを考慮してませんからアンダーパワーの悪影響も大きく出がちなように思います。10セル400に重量級スケール機を引かせた組み合わせもベストな選択ではなかったように思います。

(010319)簡単にまとめると、

★非常に丈夫に組み上がった
★飛行特性は結構良かった
★だがパワーがどうにも無さすぎた
★400クラスには若干荷が重い機体だった
★もっと軽量化すべきだった
★引込脚は楽しいが重すぎた
★引込サーボがまともに付かず悲しかった
★カウルの開口は定石どおり
最低限にして抜き重視にすべきだった

こんなところでしょうか。

つまるところ、ほぼノーマルで組み上げた機体に400モーターを積むとこうなったという感じです。引込脚を止めておけば30〜40g程度軽量化しそうで、運用の気軽さとあいまってもう少し結果が良かったかもしれませんが・・・電動機としてきちんと飛ばすためにはいろいろ考えなければいけない部分が多いです。エンジン機に比してアンダーパワーですから翼型もマッチしてない可能性が高いです。というか今回のような組み合わせには、プレイリーのそれのようなもっと高揚力型の翼型が欲しいです。ですが翼型の変更など私には無理なので結局できることは徹底した軽量化ということになります。

ところで今回の機体、重量的にはおおよそこんな配分でした。各要素の重量はやや大雑把ですが、ものすごく外れてもいないです。

モーター、アンプ、ギヤ、ペラ

130g

機体

320g

60g

RCメカ(引込脚サーボ除く)

50g

バッテリー

200g

機体の実測重量(上記合計ではありません)

750g

こうして見ると、まず引き込み脚が決定的に重く感じます。私が次回やるなら(OKからムスタング10などが出ない限り、再度やる可能性は高いです)まず使いません。機体もあと60〜70g程度は軽くしたいです。被覆変更で20g程度は稼げそうで、そこからバルサの差し替えや省略、肉抜きなどなど、実に邪魔くさいですが、真剣にやれば600g台前半は不可能ではなさそうです。そこまで行ければ、今回過熱気味だった400/10セルもそこそこがんばってくれそうな気がします。ただ400/10セルはエスパー400と同等かそれ以下の規模の機体が向いているような気もします。もうちょっと減速比が上げられれば状況は若干改善するのではと思いますが。

ちなみに、当ハンガーで紹介しているプレイリー号ダイレクト仕様のモーター・アンプ・ペラの合計がたしか220gでして、これに500AR7セルとの組み合わせで360〜370gといったところでしょうか、この動力は過熱しにくく効率も400クラスより良さそうなので、重量はかさむものの(上記試算で800g前後となります)捨てがたいです。もっともここまで来れば、さらに540ギヤダウンに手を伸ばしたくなりますが。

強力な動力の搭載を考えて、今回のケース同様ほぼノーマルで作成し、引き込み脚を止めて1700CP7セル、540ギヤダウンを採用した場合の試算は・・・

モーター、アンプ、ギヤ、ペラ

270g

機体

340g

固定脚

30g

RCメカ

60g

バッテリー

330g

全部で

1030g

こんな感じでしょうか、若干重めに試算してますので軽量化の努力で1kgを切るのは容易だと思います。540のパワーは垂直上昇も実現し、引きだけ見れば納得のいくレベルになるはずです。が、これで満足できるかどうか・・・低速ハンドリングの悪化が気になります、これまたシビアな飛びになるでしょう。小型ブラシレスモーターなど使えれば事情は良くなり、800g台の達成も可能な気がします。あとは480モーターも検討に値すると思います。

ノーマルで組んだ機体の強度は、それはもう素晴らしいもので、かなりのダメージに耐えそうです。素直にエンジン機として組んで軽量メカを積めば素晴らしい飛びをしそうで、ちょっとエンジンにも惹かれてしまいます。エンジン機として見た場合軽量でなおかつ、軍人ならぬRCモデラーの蛮用に耐える設計なのが分かります。

 

製作過程をご紹介してます(参考にはならないと思います)
また、後日飛行させて分かったことを書き加えておりませんので
その点ご留意ください。


主翼・尾翼編

胴体編

仕上げ編