ALL STARTED HERE
The First Contact.
子供の頃のコンピュータと言えば、TVアニメの中に出てくる、部屋一杯の巨大な装置だった。
白衣の科学者が物凄いスピードでボタンを押し、機械からはじき出される
パンチアウとされた複雑な記号の紙テープを読み取っていく、というもの。
科学者ってスゴイなあ、と感心したものだ。
Listen 2 the Musix.
小学6年生の時に、音楽の授業で富田勲のレコードを聞く機会があった。
コンピュータを使って演奏されたのだと教師は説明した。
今にして思えば彼もその独創性に刺激され、聞かせてくれたのだと思う。
確かに斬新だったが、クラシック音楽をベースにした雄大な音楽は少々退屈だった。
その直後に現れたバンドの方が衝撃的だった。YMOだ。
今でこそ「テクノ」という言葉で括られているが、誓ってもいい、
出始めの頃は「電子音楽」「コンピュータ・ミュージック」と言われていた。
音楽シーンではジューシィ・フルーツが「ジェニーはご機嫌ななめ」をヒットさせ、
コズミック・インベンションやプラスティックスが登場したが、YMOの比では無かった。
映画「TRON」も映像は斬新だったが、ストーリーがつまらなく、
「STARWARS」はCGというより“出来の良い合成”という感じが(当時は)した。
Not“P”, It's“M”.
私の進学した高校は、私が三期生の新設校だった。
そのせいか、新しい物を取り入れようとする姿勢が強く、
周囲の他の高校は学生服だったが、私の高校は制服がブレザーだったりした。
他の高校に無い物の一つにコンピュータ・ルームがあった。
2人一組で座る形で、20台のコンピュータが置かれていた。
だが1986年当時、それはパソコンではなく、マイコンだったのだ。
フロッピーディスクではなく、カセットテープでデータを読み出すもの。
ご存知の方も多いと思うが、耳障りなノイズが教室中に鳴り響いたのだった。
だがそれで授業を受けた記憶が無い。
マイコンに入っていたオセロゲームで級友相手に賭けオセロをして
かなりいい稼ぎになった事は覚えているが・・・。
Hello, Apple.
時は流れて大学卒業後である。
大学生時から出入りしていた某音楽事務所所属の某バンドのマネージャーとなった。
そのメンバーがアップルのマッキントッシュを使っていた。
専門誌のインタビューを受けるほどのパワー・ユーザーだったのだ。
画面の緻密さ動きの細やかさに驚いたが、うっかり触って壊したらシャレにならないので、
手を触れる事が出来なかった。
自分でも欲しいと思ったのだが、値段を聞いてアメリカザリガニのように引いてしまった・・・。
My Heart Kicked by “DOS/V
BLUES”.
世間でWindows95が話題になっても、まだ手が出せなかった。
この頃からPC雑誌に目を通していたりはしたのだが、何に使うのか分からないというのが正直な所だった。
その当時働いていた会社でマッキントッシュを触らせてもらい、音楽CDとCD-ROMの違いがやっと判った程度でもあった。
そして私は紆余曲折を経て田舎に戻った。
97年頃からインターネットやホームページという言葉が一般的になってきたが、
その頃私の周囲にはインターネットに手を出しているのは僅かに2人だけという状況だったのだ。
そしてWindows98が発売される頃に、一冊の本との出会いがあった。
「DOS/Vブルース」鮎川誠(幻冬社文庫)
著者の鮎川誠はシーナ&ザ・ロケッツのギタリストで、
私はこのバンドを中学生の頃から聞き、何度かライブにも足を運んでいた。
鮎川さんがコンピュータの本をねえ・・・と軽い気持ちで手に取ったのだが、
そこに書かれているPCに対するポジティブな姿勢と、インターネットの世界の広がりの面白さに惹かれて、
1998年冬、私はボーナスの全てを突っ込みIBMのThinkPadを手に入れた。
New Voyage.
そこから先は、正に毎日がPCとの格闘だった。
あれも出来るこれも出来るで、アプリケーションをインストールしては消しての作業を繰り返し、
ネットのフリーウェアをDLしたり、PC雑誌の付録CD-ROMを片っ端から試したりと、
正しい初心者の道を走り抜けたのであった。
かなり無茶な扱い方もしたが、代償はこの2年の間に5回のOS再インストールだ。まあいいか。
From Here 2 Reality.
ネットでよく出入りするサイトが幾つか出来たのだが、そこに集う多くの常連が
自分のパーソナル・ウェブサイトも持っている事がわかった。
そうなると自分でもやってみたくなるのが人情だ。
そして私も、自らのウェブサイトを立ち上げる事にした。
名前は
。鮎川氏のサイトが「Rokkett
Web」なので、
“ロケットよりも強力に”と思い、つけたのだ。私もずいぶん大きく出たものだ・・・。
それがこのサイトである。失速・墜落しないように頑張っていきたいものである。
意見や感想があれば遠慮なく仰って頂きたく思います。
そして何よりも楽しんでいただければ幸いです。