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| 「2じゃなくて、3ならどう?いや、結局一緒!」 / 村上冬樹------------- |
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「朝は余裕を持って...」 幼少の頃からそう母に言われ続けてきた。高校の朝補習の日、すなわち 平日の朝には毎日言われた。6時40分には家を出発しなければ ならなかったので、大抵5時半には起床していた。いや、させられていた。 東京で働くようになって一人暮しをはじめてからも、毎日小言を言われる わけでもないのに、朝は余裕を持って起床するという習慣は続いている。 その行動が体に染み付いて離れないというわけではない。止めようと思えば 止められる。しかし、なぜかそうしないと気持ちが悪いのだ。ただし、 気持ちが悪いからという理由だけで早起きをしているわけではない。 朝、余裕を持って起床するということにはさまざまなメリットもある。 会社で大事な会議があるときも、取引先に大事な打ち合わせをしに 行かなくてはならないときも。リラックスした精神状態で臨むことができるはず である。ゆっくりと朝のニュースでも聞きながら朝食(コーヒーも淹れて) を摂り、目を覚ますためにシャワーを浴びることだってできる。さらに、 朝刊に目を通し、会議・打ち合わせの書類の最終確認をすることができる。 いま、私は家を出る2時間前には起床するという生活になっている。 2時間もあればいろいろなことができる。私の場合は、目覚めてまず シャワーを浴びてそれからコーヒーを淹れて朝食(目玉焼きとトースト)。 いや、先に朝食それからシャワーかもしれない。そして朝から天気が良かった りすると、たまには布団も干したい。軽く床掃除したりもする。 さて、歯も磨いたし、スーツを着て出かけよう。今日は外回りだから ヒールは少しだけ低めのほうがいいだろう。靴べらを使って靴を履く。 玄関のドアノブに手を掛けながら姿見で身だしなみチェック。 「あれ?」 化粧するのを忘れていた。髪も洗いざらしである。すぐにヒールを脱ぎ捨て 化粧台へ向かう。家を出発しなければならない時間までまだ30分あるし 大丈夫。というよりどうして30分以上も残っていたかを、先に考えて おくべきだった。当然、髪の毛を乾かし、化粧をするための時間であった。 靴を履いた分時間ロスだ。といったことを考えながら、焦りをみずから抑えつつ、 化粧を施した。 よし、化粧完了。結局10分前に全て準備完了。ヒールを履いて、鏡で チェックしても5分前には出発できそうだ。「化粧良し!服装良し!髪もOK!」 玄関にかぎを掛けて出発した。駅まで片道徒歩8分。まだ15分もあるし、 ゆっくり歩いて行ける。近所のタバコ屋のおばあさんが店の前を掃除している。 「おはようございます。今日も天気が良くて気持ちいいですね。」と 声をかける。やはり、心にも余裕ができるのだ。 8分後駅に到着した。JR総武線の津田沼駅南口の階段を上がり、 改札口へと向かう。しかし、ここまでにこやかに出勤してきた私の顔が 改札10m前で一変した。定期券を忘れたことに気づいた。普段定期は 財布に入れていて、その財布を家に置いてきてしまったのだ。 ワタクシ、実は1度も余裕を持って出勤したことがない。 むしろ、遅刻の常習犯である。忘れ物が原因ではない。上記のような 状況は1度きりで、しかもそのときは、何とか全力疾走して予定の電車に 間に合っている。問題は、このとき間に合ってしまったということだ。 駅に着いたとき、乗らなければならない電車までの残り時間は7分。 それに間に合うためには、家で財布を取る時間も考慮に入れて、 片道3分で行かなければならない。それに成功したのである。すなわち、 駅に行くときは、最低でも3分前に出発すれば間に合うことがわかってしまった のである。それ以来、いくら出発2時間前に起床しようとも、優雅な気分で 出勤することはない。初めの2時間優雅に過ごし、その日1日台無しに。 気を付けな。 おそまつさま |
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2002年07月03日 19時02分58秒
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| KEEP IMPACT------------------------------------------------- |
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はぁっはぁっ!数ヶ月眠っていたうえ、寝起きで全力疾走したから、酸欠で脳みそがスカスカになった感じだ。一歩一歩Runする その着地の瞬間足の裏からこめかみ内部にある海馬に刺激の波門が伝わる。 昔、アントニオ猪木がCMしてたあの傑作製品「リズムタッチ(超小型電気マッサージ器)」の片方の電極をこめかみに、 もう一方の電極を足の裏に貼り付け、一瞬で最高の電気を流したらこんな感じになるだろうか。 しかも、余談ではあるが、偏頭痛が発症したときの、あの嫌な、「湿った新聞紙が丸められて頭蓋骨の中に詰め込まれているとき、 その無造作に丸められた新聞紙の尖った部分が頭蓋骨の内側を引っ掻くたびに不快な痛みを感じるときのような感覚」に似ている。 ちなみに、偏頭痛は、脳につながる血管が何らかの原因(栄養不足、発熱→病気の時の発熱はウイルス撃退のためなので違う)で 拡張することによりその血管の周りの神経を圧迫してしまうことで、あの独特の不快な痛みを引き起こすらしい。 そして、偏頭痛には必ずと言っていいほどその前兆がある。 それは「閃輝暗転(せんきあんてん)」と呼ばれる現象である。普通に生活していて、フッと目が一部分だけ見えなくなることがある。 その見えない部分はなにやらチラチラと光っているではないか。 そのチラチラと光っている部分は、初めはごく一部分であったものが次第に拡大して行き、最後には視界の半分ほどがそれで埋め尽くされてしまう。 この現象が閃輝暗転と呼ばれるものである。この時点ですでにかなりの不快感があるのだが、その後に更なる苦痛がやってくる。 それが偏頭痛というわけである。 閃輝暗転が見えたらすぐに薬を服用しよう。 風邪薬でも解熱剤でも吐き気止めでもない。頭痛薬だ!アスピリンとかイブプロフェンなどである。 頭痛薬は頭痛を治す薬ではない。痛みを感じる神経を鈍感にする薬である。 また、薬は頭痛が始まってから服用したのでは手遅れである。必ずその前兆が見えたら飲むこと。 横道にそれ過ぎたが、さらに悪いことに、私は偏頭痛持ちだ。君達は偏頭痛持ちかい? ただし、偏頭痛と普通の頭痛とは対処の仕方が違うから気を付けな!偏頭痛は冷やせ!普通の頭痛は肩こりを解消しろ!それか、首を暖めろ! 両方の奴!難しいが手はある!きちんとした食生活を目指せ! shit ! でも俺はもう遅い、もう、皆さんとはお別れの時間だっ。ヤバイ!唇が乾燥しすぎて割れた! 血の味がする!この血の味は強い!3時間くらいはあとひく味だ! 転んだ、そしていきなり土砂降りだ!いや違う、走っているときからものすごい雨だった!太平洋に隕石でも落ちたか? 日本は一瞬にして海に沈んだろうな。でも大丈夫、僕はモンゴルにいる。ウランバートルを全力で走っている。 そうだ、学校に遅刻しそうだったんだ! だけど転んだ。ドロドロの地面に一人ドミノでベッディン(BED IN)している。 痛い、ほっぺがすごく痛い。でも痛いけど血は出てない。 僕は目をつぶった。口は閉められない、ほっぺを打ったから。 雨と泥が入ってきた。 大自然でのびのびと育った引き締まった牛のレバーの味がした。 la fin |
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2002年07月03日 19時00分12秒
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