天体望遠鏡って?

晴れた日に夜空の星を望遠鏡で眺めるのはたいへん楽しいことです。
天体や惑星を拡大して見るには天体望遠鏡や双眼鏡が必要ですが、天体望遠鏡には色々な種類があります。これから天体望遠鏡を購入しようとしている良い子のみなさんや、お父さんお母さんはこのページでしっかり知識を持ってから望遠鏡を買いに行きましょう。

[鏡筒の種類]

1.屈折式望遠鏡

星の光を鏡筒の対物レンズで集めて像を結ぶタイプの望遠鏡です。扱いやすい物が多く、初心者向けの低価格機から数百万円もする高級機まであります。比較的小さい口径の望遠鏡が多いのですが、口径が大きくなるにつれて加速度的に価格が上昇します。また、レンズの素材も重要で最近はEDレンズやフローライトという高級素材を使った望遠鏡が一般的になってきました。これら高級素材を使った望遠鏡は安い普及機に比べてピントをクッキリ結び天体の淡いところまで良くみることができます。はじめて天体望遠鏡を購入するのでしたら屈折望遠鏡が良いでしょう。

2.反射式望遠鏡(ニュートン式)

星の光を鏡筒内にある鏡(主鏡)で集めるタイプの天体望遠鏡です。口径が大きい大型の望遠鏡はほとんどが反射式望遠鏡です。取り扱いがやや面倒ですが、屈折望遠鏡のように色収差がなく、条件が揃えば素晴らしい性能を発揮できるでしょう。どちらかといえばマニアックな部類に入る望遠鏡です。

3.シュミットカセグレン望遠鏡

鏡筒の前面に補正板というレンズを配置して、屈折した光を鏡で集めるタイプの望遠鏡です。鏡筒が非常に短くすることができるのが特徴で、焦点距離はたいへん長くすることができます。また、口径の割に安く作ることができます。惑星など小さい天体を見るのに向いています。


[架台部分]

1.経緯台式

カメラの三脚のように上下、左右に動くタイプの架台です。構造が簡単で軽く、組立、取扱いも簡単なので初心者向きです。また、最近はミードなどから経緯台と自動導入装置を組み合わせた架台が開発され天体の導入、追尾が容易に行えるタイプの架台も現れてきました。

2.赤道儀式

星の日周運動にあわせて追尾できる架台です。極軸合わせという設定をはじめに行えば、あとは赤経微動ハンドルを回すだけで長時間星を追尾することができます。天体写真を撮る場合には必須の架台です。


[望遠鏡の性能について]

1.口径

対物レンズや鏡の直径を言います。この口径が大きいほど天体の細かい部分が良く見えるようになります。また、多くの光を集めることができるので淡くて暗い天体にも有利になります。しかし、口径が大きくなるほど価格は高くなり、望遠鏡そのものも大型化してしまうので運搬や取り扱いがたいへんになってしまいます。口径は「D」で表されます。

(例)D=100mm

2.焦点距離

レンズや鏡が焦点を結ぶまでの距離です。この距離が長いほど大きな焦点を結ぶので倍率も高くなります。しかし、口径が同じ場合は暗くなります。通常焦点距離は「f」で表されます。

(例)f=600mm

3.口径比

焦点距離を口径で割った値です。通常この値を「F」で表します。Fが小さいほど明るい光学系であることを意味します。

(例)F=(f=600mm)/(D=100mm)=(F6)

4.倍率

対物鏡の焦点距離を接眼レンズの焦点距離で割ったものです。よって、焦点距離が長いほど、或いはアイピースの焦点距離が短いほど倍率が高くなります。しかし、むやみに倍率を上げるとむしろ見にくくなってしまいます。天体望遠鏡の性能は倍率では判断できません。

倍率=望遠鏡の焦点距離/アイピース(接眼レンズ)の焦点距離


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