設計部

マス・ドライバ建設の目的

将来的な太陽系内開発の準備段階として地球周回軌道上に、中継基地あるいは作業拠点としてのステーションが必要であると考えられる。第1段階は地表からの高度300km程度の低軌道上に中継基地としての有人ステーション、これらをベースとしてさらには静止軌道上の有人ステーションの建設に移ることになろう。

当面、地表からの資材の供給が絶対条件であり、単体の周回衛星に比較して相当な量の資材量となる。このため、地表から効率よく大量の資材を打ち上げるための方法の一つとして、リニアモータを応用したマス・ドライバに注目したい。

マス・ドライバの位置に関する考察・その1

マス・ドライバは、赤道上に設けるのが最も効率的である。しかし、赤道上の陸地について考えると、このような大規模な建造物を設けるのに都合が良い場所はごく少なく、また地上環境に与える影響をも考慮すると地上に設ける事は避けた方がよい。

海上に設けることも視野に入れることができれば、建造位置に関する選択の幅が広がり、よりローインパクトの打ち上げ設備という目的を達する事が可能である。また、大量の物資を輸送するに当たって最も効率が良いのは海上輸送であり、物資の輸送コストを含めたコストミニマムという面からも有利であると思われる(ウソっぽい?)。

マス・ドライバ仕様に関する考察

目的

打ち上げユニット重量の検討

まずは、どの程度の規模の低軌道ステーションが必要かを考える。このステーションの目的は以下の通り。

結局、従来の宇宙ロケットの打ち上げ能力を参考に、1ユニットあたりの質量を考えるのが良さそうである。(なんだったんだ、この考察は???)

代表的なロケットの打ち上げ質量は以下の通り。

ロケット打上時質量(*103kg)GTO打上質量(kg)ペイロード比(%)
H-II26438001.44
タイタン-IV86086201.00
アトラス-IIA187.728101.50
アリアン571068000.96ESA
プロトン70555000.78
LM-3B42548001.13

参考文献:「宇宙システム入門」著・冨田信之 東京大学出版会1993・1996

そんなわけで、当面は1ユニットあたり10,000kgを目標にマスドライバの仕様を決めていくものとする。


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大宇宙工務店 代表取締役社長・兼・大棟梁 スダコ/ mail