韓国の世界遺産の木造建築

宗廟 昌徳宮 水原の華城 海印寺 仏国寺



海印寺

 海印寺はお経を経板に彫り付けた八万大蔵経が収められているお寺として名高い。八万大蔵経は 仏の力をかりて外敵の侵入を防ごうという願いから発願され、1011年から1087年まで実に 77年間をかけて完成された。しかし、1232年蒙古軍の侵攻により焼失してしまった。再び1236年から 1251年の16年間をかけて現在の八万大蔵経が完成された。

 経板にはシラカンバとホオノキが用いられて おり、海水に3年間漬けた後、塩水で蒸して、日陰で乾かしたものを用いているという。八万大蔵経 が収められている蔵経閣は1488年頃に建てられ、その後何度か修理されている。経板が腐朽しないよ う通風や敷地の土壌に細心の工夫が施されているという。窓は格子窓で、上下二段に配し、大きさを 変えて通風をよくしていること、また土壌には炭、灰、粘土を入れることによって、湿気の調節を 図っていることなどである。



蔵経閣の一つ修多羅殿
下窓が上窓より3倍大きい



蔵経閣のもう一つ法宝殿
上窓が下窓より3倍大きい



蔵経閣の内部
本のように立て掛けられているのが経板



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