ストリップ鑑賞記
8月下旬。 突然に 「ストリップを見てみたい」 衝動にかられた。
思い立ったが吉。 すぐに実行せねば、一生機会を失うかもしれない。 さっそく、インターネットで
「ストリップ」検索。 1時間ぐらいで行ける距離のところに割と信頼性のおける劇場を発見。 値段も午前中に入場すれば
3.000円とまずまず手ごろ(←他の劇場と考慮の上)。 さっそく行ってみた。
場所は神奈川県にある「大和ミュージック」
10:30開場、12:00開演である。
11時に現地に到着するものの、勇気が出ず、とりあえず誰か入るまで待とう!とか思ってたのに
誰も来ない。 ゲーセンとかパチンコ屋とかに行って時間をつぶす。
←分かりにくいけど、入り口。 普通の商店街にある。
11:45 15分前である。 勇気を出してやっとの思いで中に入る。
← いたのは普通のおばちゃんである。 掃除をしていて手にはホウキ。
階段を上っていくと上からおばちゃんが「はぁ〜い、いらっしゃい。黄色い券は持ってる?」
我「いえ、持ってないです。」
おばちゃん「ココ初めて? ハイそれじゃ、この黄色い券。今度来た時からコレを出すと1個づつハンコおしていくから。
10個たまったら1回分サービスになるから。 それと、これもってると割引になって・・・(うんぬんかんぬん)」
我「え、じゃ、おいくらですか?」
おばちゃん「今、早朝割引してるから3.000円・・・はぃありがと〜、それじゃこちらからどうぞ〜」
・・・予想外にサクサク入れた。 はいってみると、なんということであろう、定年を過ぎているであろうジジイ達が
すでに20人ほどいるではないか。 こんなことなら、もっと早く入るんだったな・・・
←場内の見取り図(かなりイイカゲン)。回転盤(板は間違い)はズズっと前に出てくる。
俺の席は図の場所である。 いったいどこに座ったらいいのかよく分からなかったが、なんとなくせせり出た部分で
「行われる」と思ったから。 最前列(かぶりつき)はすでにジジイ達に占拠されていた。
ショーが始まるまで10分ほどある、ステージの手前右のほうにテレビがあり、Oビデオが写されている。
・・・・・・12:00 ビデオが消され、場内がふっと暗くなる・・・
「ご来場になりました皆様、大変長らくお待たせいたしました。 ただいまより本日第1回目の上演を行います。
花道脇のお客様、花道にひじなどを置かぬようお願いいたします。・・・・・はい、それではさっそくはじめたいと思います。
まずTOPバッターを飾るのは、OOひかる嬢でございます。 踊り子さん登場の際、みなさま拍手をもってお出迎え
くださるようお願いいたします。」
←舞台の高さは、よく覚えていないが座って肩くらいの高さだっただろうか・・・
出てきたのはウエスタンファッションの踊り子さん(新人とのこと)。 テンポの速いミュージックにあわせて軽快なダンス。
その曲が終わると、次に曲調がおだやかに・・・
このあたりから服を脱ぎだしていく。 いまかいまかと、o(^o^)oドキドキしながら見ていたところ、最後の最後、
トップレスになった時点で幕の中へさっと帰ってしまった。
あれ?これで終わり?
そう思っていたら、いかにもストリップ、というようなサックスをメインにしたジャズっぽい曲が流れてきて
照明もこれまたいかにも、という赤っぽい色合いをかもしだしている。 出てきたさっきの踊り子さん、すでに裸同然・・・
目の前にくると、様々なアクロバティックなポーズをきめていくのだった・・・
←前のジジイが微妙にジャマである。 微妙であって絶対的にジャマである。
ここだっ!!! と、いうところで前のジジイの頭が「微妙に動く」のである。 それが微妙にジャマなのである。
しかしながら、この微妙なズレが非常に重要であるのは明らか。
一つのショーが終わると・・・
「それでは、只今よりポラロイドショーを行います、ご希望の方はタレントさんが回ったときにお手をお挙げ下さい。
1枚500円からとなっております。」
さっきの子がまた出てきて、客がその子にポーズをとらせて写真をとっている
← L(左)とM(右)のポーズ
どうも、Mがこの劇場では人気のポーズらしい。 ↑ちなみにモデルは管理者自身。
そんなこんなで、一人目が終わる。 次に出てきたのは・・・おばさんである、これまたすごいキャラである。
なんだよ、こんなババアいらねぇよ〜・・・しかし、このおばさん、すごいのである。 そのたるんだ体を自慢実に
見せ付け、これまたすごいポーズを炸裂していく。 かなりな年季の入りようである。
思わず目を背けたくなるようなショーのあと、「タッチタイム」が始まる。 タッチタイム・・・客が踊り子さんの体を
さわれるのである。 最前列のジジイ達は喜んで、このおばさんの体をお障りしている。 う〜む、どうしたもんか・・・
触らなきゃいけないものだと身構えていたら、そうでもなかった。 「触る権利」があるのは最前列(かぶりつき)だけらしい。
あぶねぇあぶねぇ・・・ 。
客(ジジイ)「年季入ってるねぇ、このおっぱい」
ババア 「もまれにもまれて30年よ」
これで終わりかと思いきや、ここからがこのおばさんの本領であった・・・
「それでは、只今より生板ショーを行います。 お客様の中よりお1人ステージの方へ上がっていただきたいのですが・・・・」
そのアナウンスの言葉に反応して、客であるジジイたち5人ほどがパッと立ち上がった。 じゃんけんで、勝ち残った1人が
ステージへ・・・ いったい何が始まるんだ?
←客(ジジイ)と踊り子(子・・・といってもババア)による生板ショー
↑ 真っ裸のババア(ダンサー)とジジイ(客)が絡むのである。 ちなみに客は服を着たまま。
さっきのタッチタイムとは比較にならないハードもの。 触り放題である。 他の客はそれをただ見ているだけ。
これ、意外に面白かったりする、笑えるという意味で。 でもこれ以上のコメントなし。
・・・このおばさん、需要が高いのかもしれない、さすがに新入りには真似の出来ないことであろう。 プロフェッショナルである。
やっとおばさんのショーも終わり、その後は若い(20代と思われる)舞姫さんの連続で、口をあけるばかりであった。
もう一回「タッチタイム」があり今度はさっきのおばさんと打って変わって、かなりすばらしいお体をお持ちのお姉さんである。
← 前のジジイが実に羨ましいのである。 う〜む、山あり谷あり・・・
ショー開始から2時間、すべての舞姫さんによるショーが終わり、フィナーレ。
「はい、皆様、本日は朝早くより起こしいただきありがとうございました。 これで第一回目は終わりになります。
それでは、最後、タレントさん全員でのパチンコショーによるフィナーレとなりますのでタレントさん登場の際
拍手をもってお出迎えください」
パチンコ・・・・・・・・・・・・・・・(入賞口が)パカッと開くことからつけられたとのこと<舞姫さんの談話より>
← あえて細かい描写はなし。 こちらが恥ずかしくなるほどの「自己主張」である。
↑ もうほんと、ありがとうございます、って感じ。 おばさんも向うの方で頑張ってるし。
「えぇ、これで第一回目のショーは終わりです。 第二回目は少しお時間かかりますので、しばくらくお待ちください」
ストリップは基本的に「入れ替え」が無い。 要するに、見たかったら1日中(4回公演)見られる。 かぶりつきの席が
あいたらすかさずハイエナのようにゲットすることも可能。・・・・・・・・・・・・・・でも、さすがにこれで帰った、もうお腹いっぱい。
初めてのストリップ鑑賞はこんな感じ。 思ったより「楽しい」のであった。
<「すとりっぷ」なんかジジイしか見にいかねぇぜ。> そんなことを以前言われたことがあったが、そのとおりであった(^^;;;
しかし、老人でなくても十分楽しめる可能性はある。 特有の臭さを味わいながら、隣のおっさんと頭をくっつけながら
楽しむのもこれまた一向なのである。 人にあまり目に付かないように、1人、コソコソっと入る、すると同じような連中が
すでにたくさんいる・・・・これもまた、一つの楽しみであったりなかったり。
終わり