これはぼくが友達に送り続けた文書です。



半透明な僕ら。
(1)過去との決別。

あるところに犬と鯨がいた。犬はスラム街へ出稼ぎに、鯨は耳鼻科に検診しても らうのが日課だった。

ある日、鯨がいつもどおり遠洋漁業に行っていると、丁寧語を奏でる糸ミミズに 呼び止められた。

糸ミミズは、「お前の友達は実は布団運びやってんだぜ。」と 言ってきた。うすうすは感じていたがまさか・・・。

糸ミミズにモザイクをかけ て鯨は走って家に帰った。

鯨が家に帰ると文部大臣が、犬の背中のチャックを閉めようとしていた。犬の中 の姿は布団運びそのものであった。

「待ってくれしげる!!これにはわけが!! 」鯨の本名は白鳥栄二郎・げじげじモロコシコーン・類似品というものであった 。

それを省略してしげると呼ばれていた。

それはさておき、しげること鯨は8階 にある自室にスキップではしごを駆け上ってしまった。

犬はすべてを話して鯨に自分のことをもっと知ってもらうことにした。
犬は電動 機付自動車を用いることによって、従来の6ピコ倍の速さではしごを駆け上った 。

そして鯨の部屋の前でドア越しに打ち明け始めた。

自分が元ずうとるびであっ たこと、そしてそのとき知り合った女性のこと、その女性が爆発物処理班だった こと、そして自分はその女性を愛していたということ、そしてなぜ自らの手でそ の女性をぶちのめしたかということ、それは麻薬をやってしまった友人への復讐 の意味も込められていたかは確かではない、ということ、そして最後に自分が今 話していることはすべて嘘っぱちであること、といった風にすべてを明かしたの であった。

2へ。