ASPとは

ASPの始まり
ASPの特徴
選択のポイント
メリット

 ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)とは、インターネット等への接続環境を有し ている複数のユーザー企業が共同で使えるアプリケーションプログラムをデータセンター上に用意して、有 料で提供する企業のことをアプリケーションプロバイダという。


■ASPの始まり

 1995年5月に米国で ASP Industry Consortium が設立された。
 日本には1999年秋まで存在していなかった。ASPを日本で普及させることを狙って、ITベンダー約50 社が1999年11月、ASPインダストリ・コンソーシアム・ジャパンを結成した。
   ASPというのは米国のある業者がアプリケーションソフトを顧客の端末にインストールする代わりにサ ーバーに入れ、共有して使えるようにしたのが始まりだとされている。


■ASPの特徴

@.購入するのではなく、レンタルでアプリケーションを利用する。
A.アプリケーションをASPのセンター側にあるサーバーにおく。
B.インターネット経由でソフトを提供する。
C.ASP同士が互いに連携しあって、複合的なサービスを提供できる。
D.ASPは基本的に随意契約。
E.稼動させるソフトは自由に選べる。


■選択のポイント

安定性:
ASPを利用している場合、そのセンターシステムがダウンしてしまったら社内業務がすべて停止する恐れ があるので、システムがニ重化されているとか、災害対策、バックアップ体制がちゃんとしている 等の強固なセンターシステムがASPには求められるす。
信頼性:
場合によっては社内の機密データがASPのサーバ上に置かれることになりから、ASPセンターには セキュリティレベルの高さが求められる。ASPセンター内の監視体制や管理体制、システム運用者のモ ラル等もチェックすべき。
起動性:
何か問題が発生した時に素早く的確に対応してくれるかどうか、業態が変化した場合等どの程度のカスタマ イズが可能かどうかもポイントになる。


■メリット

コスト面:
インターネットに常時接続できる環境さえあればASPが提供しているサービスを利用することができる。 もちろん、初期導入費や月額利用料等の費用が発生するが、ゼロから社内にコンピュータシステムを構築 するより、はるかに経済的で時間も節約でき、企業資源をより戦略的業務に集中させることがでる。
運用面:
社内のコンピュータシステムを維持する為には専任のSEを置いたり、メーカの保守サービスを受けたりし なければないので、その分の費用がシステムを使い続ける限り発生する。また、ソフトウェアのバージョン UPについても気にしていなければならない。その点ASPを利用すればシステムの管理はASP(すなわ ち専門家)にすべて任せておくことができるし、ユーザが多い分、アプリケーションの機能性や安定性は使 っているうちにどんどん良くなって行く可能性がある。