
三次元CADのASP活用 |
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製造業は、顧客からのコスト、品質、工期短縮に対する要求はますます高くなっている。これらの厳し い要求に対応しながら、自社の利益を確保しなければならない。また、高度な顧客要求に対応するため、新 鋭のCADやCAEなどの高度なアプリケーションは高価であり、システム搬入後の解析に必要な専門知識 の導入や社内教育などが不可欠となっている。一方、システム構築時に必要な機器やソフトを購入する費用 は膨大なものになってきた。自社システムを構築するメリットが見えない。システムの検討・構築期間が延 びる。限られた予算のため、機器の使用や障害発生時のバックアップシステムを削減せざるを得ない。シス テム稼動後の運用、サポート要員の確保や費用などの問題が山積している。これらの問題を解決する選択肢 としてASPサービスが登場した。
日本ユニシスは、三次元CADデータの変換サービスをASP方式で、インターネット上で開始した。
対象としているのは、日本ユニシスのCAD/CAM(コンピュータによる設計・製造)ソフト「CADC
EUS」のユーザーだ。自動車・機械業界、金型業界が主だ。たとえば金型企業が、発注者から「CADC
EUS」用以外の形式のデータを渡された場合、データを圧縮してインターネット経由で、ASPセンター
に送る。ASPセンターは、データを自動的に「CADCEUS」用に変換し、チェックした上で返送する
。変換できるのは、本田技研工業などが使っている「CATIS」、米ゼネラル・モーターズなどが採用し
ている「Unigraphics」、米国規格協会が制定した「IGES」と、国際標準化機構が整備を進
めている「STEP」などである。ASP利用料金は、データ量30メガバイト以下の場合、7万円。1メガバ
イト増えるごとに1万円。24時間以内に変換したデータを返却する。