〜宝物庫〜
クリス:え〜ここからは私に案内させてもらうね……え?なんでここにいるかって?
う〜ん、たいした事じゃないんだけどこの前の大掃除の時にここの鍵をちょっと……ね、へへへ
ま、だからここにも詳しいから少しはあなたの役に立つかなぁ…って思ってね
それにあなたが飛燕とかに告げ口するような人じゃないと信じて言ったことだよ?
………言ったら酷いからね?
フレイアの首飾り
クリス:えっとここでは神話に出てくる愛と美の女神フレイアが持つ
「フレイアの首飾り」についての説明をするわね
正式名は「ブリーシンガ・メン」というらしいの材質は「黄金」らしいね魔法も掛かってないみたいだし
フレイヤがその黄金の首飾りを手に入れるまでの一件は14世紀に書かれた「フラート島本」に収録されているの
それにはアジアの東方にある国があってその都、「アースガルド」を治める王「オーディン」の愛人「フレイア」がいた
オーディンの館の近くに設けられた鍛冶場があってそこにすむ4人の細工師は武器を鍛えさせても装飾品を彫金させても
常に最高の出来映えの逸品を作り上げていたの
そしてある日フレイアがその細工師の鍛冶場を通りかかると扉が開いていてそこにあった黄金の首飾りに心を奪われてしまい
その細工師達に交渉を持ちかけたのそして彼らの提示した条件を全て呑み、黄金の首飾りを手に入れることができたんだけどね………
その黄金の首飾りを手に入れる方法ってのがあまり誉められない手でねすぐに王様にばれちゃったってわけ
勿論王様は激怒して首飾りを隠させたの、泣いて詫びる彼女に魔法で他国の有力な王同士を永遠に続く戦争を生じさせたらしいよ