SIREN
2003年末、1本のゲームCMが話題になった。「サイレン」と呼ばれるゲームのCMで使われていたゲーム中の映像が「怖すぎる」とのクレームが視聴者から多く寄せられたのを受け、発売元であるソニー・コンピュータエンタテインメントはCMを自粛したのだ。
これがかえって引き金となり、怖いもの見たさを押さえきれない一般層のゲーマーをも巻き込んだヒット作となった。当初販売店側の大半は「それほど売れないだろう」と予想していたところも多く、品薄な状態が続いたことがさらに話題性を高めていたのではないだろうか。
かつて「バイオハザード2」のCMにジョージ・A・ロメロ(映画「ゾンビ」の監督)を起用したCM(街に大量のゾンビで溢れ返る内容・・・しかし本人はあまり乗り気ではなかったらしい)ですら自粛までには至らなかったことを考えるとこのゲームのCMがいかに多くの視聴者に恐怖の種子を植え付けたのかは明白だろう。
なぜこのゲームのCMはそこまで視聴者に嫌悪感を抱かせることができたのか・・ハッキリとした理由はもちろん判らないが、このゲームの肝となっている「恐怖」の部分がいかに我々にとって身近なものであったかという点が関係しているのではないかと思っている。
きっと一度は足を踏み入れたことのあるような風景。ゲーム中に登場する日本特有の家屋はプレイヤーが感情移入しやすくするために敢えて取り入れた「恐怖演出のための」舞台装置だ。そして出演者もクセはあるがどこかにいそうな感じのする人物。ゲームや映画などで言えることだが、背景が自分の生活、もしくは記憶に身近であるほど、非日常的な出来事が眼前で展開されるときに恐怖を感じやすい。「バイオ」との違いはそこにあるように思う。
このゲームで怖いと思える理由は他にもたくさんあるが、そのうちのひとつはCMで見事に視聴者に伝わっていたと思う。「怖すぎるから中止」、商業的には問題だがホラーは怖くてなんぼ(笑えるのもイイが)。またひとつホラーゲーム界に伝説が生まれたのだ。
CMの話だけで随分と長くなってしまった前フリですが、ここからゲーム本編の内容を説明したいと思います。
舞台となるのは羽生蛇という内陸に位置する山間の村で、特殊な信仰と伝承が今尚根付いている小さな場所。そこが突如激しい地震とサイレンの轟音と共に異世界へと変貌、完全に外界から遮断された村には屍人と呼ばれる存在が徘徊し、水は全て赤く染まっていく・・・果たしてこの村に取り残された数人の運命はいかに・・・?といったものが主な概要です。
ゲームシステムは(バイオハザード+メタルギアソリッド)÷2です。と言いきっちゃうと「え?」ってな方もいらっしゃるかと思いますのでもう少し噛み砕きますと、3Dで構成された空間を敵に発見されないよう隠れながら行動し先へ進んでいくというものです。
ただこれだけだと単なる「足して2で割った」だけのゲームですが、ここが「サイレン」のいいところ「足して2で割って引いちゃった」感じ。
まず主人公が圧倒的に弱い点。登場人物達は言ってみればそこらへんにいそうな普通の人達ばっかりなので、マシンガンやらC4爆弾なんかを上手に扱ったりできるハズもありません。
舞台も辺鄙な田舎なのでそんな武器がゴロゴロ転がっているわけでもありません。ゴロゴロしてるのは屍人(しびと)と呼ばれるゾンビみたいなやつらだけです。(警官の所持している拳銃と猟師の所持している猟銃はあります)
屍人に襲われれば2、3発であの世行きだし、走って逃げればゼェゼェ息を切らして壁にもたれる始末。「ハーブ」なんていう便利な回復アイテムもないので疲れたら水でも飲むしか・・といって水を飲んだらあの世行きです。設定上。(任意では飲めません)
さらには地図に現在地なんてのも表示されないので今どこにいるかもわからない。仕方なくウロウロさ迷ってるとまた屍人が・・・この非常事態にプレイヤーが出来る行動は・・そう、逃げるだけ!なんだか「クロックタワー」みたいですね。公式変更です。
しかし逃げてばかりもいられません!武器もあります。日掻き棒やスパナ、傘などといった日用品の数々。傘も使い方によっては殺傷能力が無いワケでもありません。これで屍人がいくら襲ってこようがもう安心・・と思いきや、この屍人は時間が経つとムクムクと起き上がってくるではありませんか!
さらに屍人には知能もあり道具や武器を使うことも出来ますし、プレイヤーを見つけると仲間を呼んだりします。部屋に逃げ込んでもドアを開けて中へ入ってきます。ゾンビのパワーだけで見るならむしろプラス事項・・いや状況的にはかなりマイナスです。
主人公が弱い上に回復アイテムも無い、敵が死なない・・・これらが主なマイナス事項で、プラスになってることと言えばゲームの難易度だけ。こんなゲームおもしろいの?・・ごもっともです。ですが、ここまではマイナスの話。先程は「足して割って引いた」と書きましたが、最後に新しい未知数「α」を加えて成立するゲーム、それが「サイレン」です。
ではその未知数「α」とは何か・・それは主人公達の使える特殊能力「視界ジャック」というシステムです。ジャックと言ってもジャック・ニコルソン扮するジャック・トランス(お客様だよ!)のことではありませんよ。・・・すいません。
たくさんの屍人がウロウロ徘徊している場所で武器も持たずに走り抜けて生還するのは難しいでしょう。そこでこの「視界ジャック」を使います。これは屍人の見ている映像を盗み見るようなシステムで、これを使って地形を把握したり、現在ヤツらがどこを移動しているかなどを確認して隙をついて逃げるために使用するのです。またそのシステムを利用した謎解きなどもあります。
それ以外にもはぐれてしまった同行者の視界もジャックできるので、これを使って探し出すことも出来るというスグレモノです。ところがこの視界ジャック、良いことばかりでもありません。使用中はプレイヤーを操作することは出来ないので、確実に屍人の徘徊ルート以外で使用しないと、気がついたら自分で自分の背中を見るハメになりかねません。
このシステムを上手に使いこなせるか、そしておもしろいと感じるかそうでないかはプレイヤー次第。故に未知数なワケなのです。
次はストーリーなんですが、これがひとクセもふたクセもある内容で、主人公は約10人ほどおり、短いシナリオを様々なプレイヤーでクリアしていくというものになっているのですが・・・
主人公「A」さん(初日16:00)のシナリオ
↓
主人公「B」さん(二日9:00)のシナリオ
↓
主人公「C」さん(初日3:00)のシナリオ
↓
主人公「A」さん(初日13:00)のシナリオ
といった映画「パルプフィクション」みたいな流れで進行するので把握するのも一苦労。ある程度遊んでいくと、「あれがこうなって・・・で、そうなるのか〜」みたいな感じになってくるという構成になっています。
詳しくは書きませんが「あの人がこうなって・・・そうなっちゃうの?」という展開の後「そうなっちゃった」人の「そうなる」前の時間のシナリオが登場したりするといささか複雑な気持ちにさせられたりもしますが、そこがまたおもしろいところです。
「怖すぎてCMが中止」になるほど話題になったゲーム「サイレン」。絶望的な世界観、設定はもとよりグラフィックやサウンドに関してもその恐怖表現に対して徹底的にこだわっています。
まず昨今著しく飛躍したテクノロジーによってCG技術も実物と見間違うほど良く出来ているものが増え、リアルな表情をするキャラクター達がモニター上を席巻している中、このゲームに登場するキャラクターは薄っぺらいポリゴンに写真を貼り付けたような出来映え。
ところがこのキャラクターがノイズでザラついたゲーム画面上に登場すると不思議としっくりくる上にどことなく不気味に見えてくるのです。技術的な問題からこのようになってしまったと聞きましたが、綺麗な顔立ちのCGキャラよりもよっぽど怖さを引き出してくれていて良いと思います。
実際の役者さんから顔の表情を撮り込み貼り付けたというこの方法は、今までとは違ったアプローチでゲームにおける新しい恐怖表現を生み出すことに成功しています。グラフィックはリアルにすれば良いというわけではないのです。
またゲーム中に流れる音楽も全体的に聞いていて気持ちの良いものがひとつもないというのも特徴です。ホラーゲームだから当たり前なんですが、なんというか全編不協和音の繰り返しと言うか、メロディらしいものがほとんど無いのです。
あるといえばエンディングで流れる2種類の曲ぐらいなもので、それ以外は終始女の人の声で「ヘェ〜〜ィヤァ〜〜ハァ〜ホェ〜ィ」(僕にはこんな感じに聞えた)の後に、「ぎゅぇーん」という甲高い音や、すすり泣く声みたいな音が聞える・・・そんな具合にしか印象に残っていません。
曲と言うより効果音、しかし効果音というよりは曲みたいななんともアブストラクト(抽象的)な仕上りに恐怖感は倍増です。個人的にはサントラ発売を希望したいのですが駄目なんでしょうかねやっぱり。
さてこのゲーム、操作性にクセがあったりするし、ただでさえ弱い主人公がもっと弱い同行者をつれて逃げたり(当然相方が死亡してもアウト)しなきゃいけない場面もあるし、何処へ行ったら良いかわからない場所もあるしで、ただでさえ高い難易度をさらに上昇させている要素があるので気軽に遊べるようなシロモノではございません。
もちろん何度も屍人に殺されてパターンを覚えさえすれば乗り越えられない壁ではないと思います。しかし僕にはもう・・・限界でした。
「サイレン」の中に登場する「赤い水」。これを飲むと屍人になってしまうようなんですが、どうしてもこのゲームをクリアしてエンディングを見てみたい衝動に駆られてしまった僕は我慢できずに「赤い水」を飲んじゃいました。そんだけ難しいって事です。
まともにやってクリアした方、スゴイです。そして尊敬します。そんな方達だけは僕のことを屍人呼ばわりしてくださって構いません。悔しいけど、だってそうするしかなかったんですよ!
お願いですから次に続編を出すようなことがあったら(あるのか?)もう少しヘタくそなやつでも遊べるようにしてほしいです。ファミコン時代なら「甘えんなボケ!」ってな話ですけどね。それから僕が飲んでしまった「赤い水」のことに関してはあんまり追求しないでください。

「赤い水ゥ?俺ぁ飲んでねぇよ」と語る屍人のA氏
たっぷり飲んでますねぇこの人は
エターナルダークネス
〜招かれた13人〜
任天堂といえばまずイメージされるのが「マリオ・ブラザーズ」などに代表される温かみのある万人に好かれるキャラクターとゲームのおもしろさをとことん追及した姿勢を貫き現在も尚ゲームメーカーのトップを走り続ける企業として認知されているが、どのゲームも「ターゲットの年齢層が低め」?ではないかと常々思っていた。
もちろんパッと見がそんな印象を受けるだけで実際に遊んで見れば大の大人でさえ夢中にさせる内容の作品ばかりだということは理解している。しかし我々(?)ホラーゲーム同好会的には満足のいく作品がほとんどリリースされていないのが実状である。(海外作品は除く)
(以前任天堂はNINTENDO64時代に「gemzi」と呼ばれるターゲット年齢層を高めにしたブランドを発表するも「時空戦士テュロック」の続編にあたる「バイオレンスキラー」一本のみのリリースで消えてしまっている)
まぁ、具体的に何が言いたいのかといいますと、もっと「血」のでるゲームをリリースしろとまでは言いませんので怖〜いゲームを作ってくださいという・・そんだけです。
で、話は本題に入りますが、そんな任天堂が珍しく(本当に珍しく)ホラー要素を含んだゲームをリリースするってんで一応気になってはいたんですが、やはり今までホラーの「ホ」の字も無かったメーカーの作るゲームじゃあんまり大したモンではないだろうと思っていたのが最初の印象。
ましてや海外のメーカーが制作に携わってるときたら「やたら大味で、謎解きが難しくて、ヘンに武器(特に銃など)にこだわってて、必要以上に血がドバドバ出るゲーム」に決まっておろうというマイナスの先入観が購入意欲をどんどん遠ざけていました。
ところが、発売も僅かに控えた1週間前頃からTVコマーシャルが頻繁に流れるようになり「主人公ではない、アナタが直接幻覚を体験する」という一見「ハァ?何を言ってるのやら」というコピーではあったのですが今までに無かった新しい恐怖感覚を味合わせてもらえそうな漠然とした予感が走り、あわてて購入に漕ぎ着けたというのが、このゲームと出会ったキッカケであります。
実際手にして遊んでみるとイメージしてたほど「ムチャクチャ」な感じではなく海外のメーカーらしい「既存のスタイルにとらわれないゲームシステム」と任天堂が長年培ってきた「遊びやすさ」がウマイ具合に合わさってしっかりと「おもしろいゲーム」に仕上がっていた事にビックリさせられました。
ゲームは紀元前のローマ帝国から始まり、読むことで登場人物の記憶と経験を追体験することができる「エターナルダークネスの書」と世界を支配する3つの要素に纏わる神と人間の闘いを描いた壮大なスケールのストーリーになっている。
プレイヤーが操作するキャラクターは「エターナルダークネスの書」に登場する11人のキャラクターと主人公であるアレックス。それぞれ生きている時代背景が異なっている為、使用する武器や同じ場所でも景色が若干違っているなどの変化などがある。
・アレックス・・・このゲームの主人公。祖父の不可解な死に疑問を抱き独自で捜査を続けるうちに「エターナルダークネスの書」を発見し思いも寄らぬ恐怖に巻き込まれていくことになる。
・パイアス・・・第1章の登場人物。王の命を受け禁断の遺跡を調査中に邪悪な秘宝に心を奪われ、取り込まれてしまう。
・エリア・・・2章に登場する宮廷ダンサー。偶然見つけた「エターナルダークネスの書」に興味を持ち、好奇心から禁断の寺院へと足を踏み入れるが、人の姿を捨てたパイアスにより殺されてしまう。
・アンソニー・・・国王が受けるはずだった呪いを変わりに受け、朽ち果てていく体を引きずりながらこの事態を報告するために王の元へ急ぐ。しかし、力を付けたパイアス率いる邪教徒たちの手により葬られ、恐るべき陰謀を知る事になる。
・カリム・・・恋人の頼みで「失われた秘宝」を手に入れる為に遺跡へと足を踏み入れる。そこで巨大な悪に立ち向かうために必要な「あるモノ」を守る存在として選ばれることになる。
・マックス・・・邪悪な存在に気付き正体を突き止めようと奔走するが、その事実を誰も信用しようとはせず、魔物が乗り移ってしまった使用人達をを殺害したことがきっかけで、牢にブチ込まれ生涯を終える。アレックスのご先祖様。
・リンゼイ・・・遺跡発掘のために訪れた地で「あるモノ」を入手し、パイアスの陰謀を知りアレックスの祖父エドワードに「あるモノ」を託す。
・ルーサー・・・魔女狩りで捕まえた人間や秘宝を目当てに訪れる客を魔物への生贄として捧げていた邪教徒の存在を知り阻止するために立ち向かうがパイアスの呼び寄せた魔物・ゲートガーディアンに踏み潰されて圧死。
・ビアンキ・・・遺跡に塔を建設するため地盤調査を命じられた建築家。その塔が忌まわしい存在であることに気付き、建設を止めさせようとするが大勢の犠牲者同様、塔に生き埋めにされてしまう。
・ピーター・・・従軍記者。多くの犠牲者が運び込まれる寺院で不気味なうわさを耳にし、調査を進めるうちに寺院にまつわる忌まわしき歴史と邪悪な存在に気付くことになる。
・エドワード・・・アレックスの祖父。先祖が研究していた邪悪な存在と闘う為に準備をし、一度はその邪悪な存在を封印することに成功するが・・・。
・マイケル・・・砂漠にある遺跡の消火活動を行っている際、爆発に巻き込まれ遺跡に足を踏み入れることになる消防員。邪悪な存在を知り、それらと闘うための重要なモノを手に入れエドワードにそれを託す。
ざっと大まかに説明してきましたが、登場人物の大半がロクな死に方をしないのでせっかくプレイしてきたのにガッカリな気分を味わうことが多いです。逆にそれが他のゲームでは味わえない独特の「味」になってるので、それらを許すことのできる器量の大きなプレイヤーなら楽しむことができるでしょう。
・・・と、ここで気付いた方もいらっしゃるかと思いますがサブタイトルが「招かれた13人」にも関わらず、登場キャラクターが12人しかいません。では13人目とはいったい誰なのか。それは紛れも無くプレイヤー自身であると言えます。それを象徴するかのようなシステムがCMで言っている「プレイヤー自身が幻覚を体験する」システム、「サニティシステム」です。
敵モンスターが放つ「アヤシイ光線」を浴びると主人公の精神力を示すサニティメーターがみるみる減少し、量が少なければ少ないほど様々な幻覚や幻聴に悩まされることになります。視界は傾き始め、絶叫や断末魔などが響き渡り、見えないハズのものが見えたり聞こえたり・・・。
とは言えゲームの画面上で表示されるグラフィックで表現された幻覚など所詮大した事の無いシロモノだろうとお考えの方、ナメてもらっちゃ困ります。何度も申し上げているとおり「プレイヤー自身が」幻覚を体験するのです。
具体的に例を挙げると・・・
・操作ができなくなり敵に囲まれてあっという間に撲殺される!!
・ステータス画面を開こうとしたら謎のメッセージ?
・持ち物が全て無くなっている
・キャラクターがどんどん小さくなり消えて無くなる・・・
・キャラクターがプレイヤーに向かって銃を発砲!
・キャラクターがゾンビに・・・
・天地が逆さまになる
・開くはずのドアが開けられなくなる
・魔法を使用したら体がバラバラになり死亡
・何もしていないのに突然体がバラバラになり死亡
・突然キャラクターの首がズルリと床に落ち自分で拾わなければならなくなる
・勝手にテレビが消される
・勝手にビデオ画面に切り替えられる
・勝手に音量を下げられる
・「コントローラーがささっていないようです」のメッセージが・・・
・タイトル画面に戻される
・セーブデータを削除されてしまう・・・
・アイテムが拾いきれないくらい落ちている
・次回作の予告が!?
・・・などゲームプレイに支障をもたらすものからジョークとしか思えないものまで幻覚の種類は様々(ここで挙げたものもほんの一例)でそのどれもが何の前触れも無く突然起こるので一瞬現実との区別がつかなくなったりすることもあるほどです。
もちろんあくまでも幻覚なので上記の事態が起こったとしてもフラッシュが発生しすぐさま現実に引き戻されるので安心(?)です。(本当にセーブデータが消されたりしたらタマラナイ!!)
壮大なスケールのストーリーもなかなかですがやっぱりキモはサニティシステム。これを体験するだけでも一見の価値アリです。

主人公のアレックス嬢。
ヘソ出しルックで腰をクネクネさせながら歩きます。
かまいたちの夜2
「弟切草」から始まった新しいゲームのジャンル「サウンドノベル」。ゲーム画面に表示される「小説」をただひたすら読み、途中現われる物語の分岐点を自分で選択することにより物語の流れが大きく変わってくるというスタイルは当時革新的だった。
そのシステム自体は古くからあったアドベンチャーゲームブックの類と何ら変わる部分は無かったが、人物を表示しなかったりなどの必要最低限に抑えたグラフィックとリアリティ溢れる効果音、計算された演出などで、想像する部分は若干失われたもののゲームブックには無かった臨場感を生み出す事となった。
「かまいたちの夜」は「弟切草」に続くサウンドノベルシリーズの第2弾でスキー場にあるペンション「シュプール」を舞台にしたサスペンススリラーで、「弟切草」を上回る圧倒的なヒットを生んだ。さらに第3弾の「街」を経てシステムは遊びやすく改良されていった。
満を持しての新作「かまいたちの夜2」はプレイステーション2というスペックを用いて以前にも増した物語のボリュームと美しくなったグラフィックで多くのプレイヤーを魅了した。
かまいたちの夜2は前作「かまいたちの夜」の続編です。
前作で起こった惨劇は全くのフィクションで、我孫子武丸と名乗るシナリオライターがペンションに遊びに来ていた客を勝手に物語に登場させていた事になっており、そのお詫びに我孫子は出演者達にリゾート旅行の招待券を送り、それを受け取った主人公達は「三日月島」という孤島で一泊二日過ごすことになるのだが・・・・。
といったストーリーで、僕のような前作をやってない人間でもすんなりと入り込める事のできる続編になっています。・・・などとこれから遊んでみようとしてる人にオススメしているような書き方をしていますが、ここから先は突き放していきます。
極力直接的なネタバレは避けるつもりですが、間接的には多く含んでしまう事もありうるので「マジでこれからやろうと思ってる」などという鼻息荒い若者諸君は以下の文章を読むのを極力避けていただきたい。
待望の「かまいたちの夜2」をようやく買うことができた。
前作では友人宅であれやこれや言いながら犯人当てに興じていたこともあって、怖い怖いといううわさのゲームは自分の中で「まるで怖くなかったもの」として記憶に残ってしまいました。しかも物語の途中からの参加だった為に人物関係はまるでわからずといった感じだったので物語としても中途半端な気分の作品なのです。
そのような事もあり、続編である「2」には大きな期待と、なるべく情報をシャットアウトし続け「どっぷり」と物語を楽しみたい気持ちでいっぱいでした。
早速購入し、ゲームを始めると早速前作のストーリーがフィクションであったことを告げられる。壮絶な事件を生き延びたプレイヤーにとっては酷な話のような気もするけど、初参戦の自分としてはひじょうに入りやすい展開。
主人公自身も自分が勝手にゲームに登場させられて大胆な脚色をされていた事を他人から聞いて知ったというくらいで、実際にはその内容をよく知らないというあたりは、感情移入度を大幅に高めてくれる。
ということで、感情の赴くままに遊ぶことにした。登場人物は半透明のシルエットで表示されている為キャラクターの容姿は完全にプレイヤーの想像力に委ねられている。だから僕の「かまいたちの夜2」に登場するヒロインは他の人が遊んでいるものよりもグッとカワイイ(他の誰もがそう思っているであろう)。こんなにカワイイ女の子と一泊二日過ごせるなんて僕ァ幸せだなァ。
船で目的地である「三日月島」まで向かう途中、船長さんが島に伝わるわらべ唄などいろいろ話してくるのだが、それはいかにも目的地では何も起こらない方がおかしいといったような感じだ。いよいよ事件が始まるのか・・・などと不安と期待を膨らませていたが、訪れた結末はひじょうにあっけないものだった。
ヒロイン真理の叔父である小林さんと3日不眠で釣り三昧。事件も起こらずに帰路に着く。僕のかまいたちの夜はここで幕を閉じた。時間にして15分から20分くらいだったろうか・・。
選んだ選択肢によって全く予想できないストーリーに変化してしまうのはとてもおもしろい。しかし初っ端あの結末じゃなぁ・・たしか構想5年くらいのビッグプロジェクト、豪華制作スタッフによって作られた「かまいたちの夜2」がこんな形で終わってしまうとは・・。
ここからは分岐によって様々なストーリーへと変化する内容のそれぞれを個人的な評価で恒例の「怖さ度点」で採点してみることにしました。
−わらべ唄編・・・このゲームのメインとも呼べるシナリオ。もともと犯人当てなどを不得意とする自分としてはかなり手惑いました。くっそー・・登場人物がシルエットじゃなかったらもっと簡単にバレてるだろう?とか思いつつ自分の洞察力の無さに悔し涙。
一番マイリトルサンを縮こまらせたポイントは「手首を骨が見えるまで切断しようとした後がある」という箇所(☆☆)
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−陰陽編・・・二つ目に遊んだのがコレ。ドーマンセーマンだのよく知らない単語がいくつも出てくる。きっとその筋の話しが好きな人にはたまらない要素なんだろうなぁと思いながら冷静に遊ぶ。悪霊が登場人物全てを確実に殺そうとしているという動機が最初から明確になっている分、それなりの緊張感があった。結末も結構好きな部類(救われないけども)。クライマックスのゾンビ的な展開には閉口な気分。
うわぁ〜と思ったポイントは胴体が半分に千切れて「血と糞尿の臭い」を部屋に撒き散らしていたという表現(☆☆)
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−底蟲村編・・・グラフィックに一番力が入ってるんじゃなかろうかというのがこの話。ともかく「蟲」がたっぷり出てくるクライマックスは唖然。結末もなかなか良かった(また救われないけども)。ただ音楽がちょっと自分の趣味と合わなかったなぁというのが正直な感想。盛り上がっている状況とひじょうにマッチしてるとは思えたんだけど、何というか・・ベタだなぁ・・なんて。古い特撮映画みたいなノリのある話でもあり。
鳥肌モンなポイントは「死体の穴という穴から無数の小さな蜘蛛が・・」という部分。想像だけでもなかなかクるものがあるが、ご丁寧にグラフィックでも拝めてしまう。良く出来てるなぁ・・(☆☆☆)
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−妄想編・・・前作の舞台「シュプール」では実際に大量殺人が行われており、その犯人は自分だったという話で、精神科医のカウンセリングによって遊ばされているゲームが「かまいたちの夜2」というオチ。犯人が自分だったと思い出せるまでエンドレス!このゲームのシナリオの中では個人的にダントツで怖かった。おかしな文章におかしなグラフィック、音楽も音程やら左右のバランスなどがメチャクチャ。やっぱ不条理なものが一番怖いなぁ。
冒頭から「僕の頭の中にいる2匹の黄金虫が〜」とか言ってる始末・真理が「見て島よ!」と言った時のヘンなパース・宿泊地に着くと登場人物が横一列に正座してお出迎え・小林さんの頭から赤い砂が!?「オマエからは何が出てくるのかなぁ?」・精神科医のヘンな動き・・・
・・・など殆ど全てが気持ち悪かった(☆☆☆☆☆)
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−サイキック編・・・「わらべ唄編」からの分岐で登場するシナリオで主人公は透から真理へチェンジ。今まで主観で見ていた主人公を客観的に見れるようになったのは新鮮だった。運良く一発でエンディングまで辿りついたが、後でもう一度他の分岐を選びながら遊んでみると、よく行けたなぁと驚くぐらいゲームオーバーのポイントが張り巡らされている。
今まで散々遊んできたゲームの設定が一変がらりと変わって他人同士だったはずの人間たちがじつは顔見知りで「謎の組織」に関係しているというあたりにはちょっとギャグっぽく思えて苦笑してしまった。物語の規模が後半に向け壮大になっていくほどおかしな気分に。超能力の効果グラフィックも「ねらわれた学園」を思い出してしまい脱力。
なんでしょなぁ・・・超能力モノはすごく好きなんだけど、これは頂けないかなぁという思いでいっぱいでした(☆)
−−−−−−−−−−−−−−−
−洞窟探査編・・・島の宝を求めて洞窟の謎を解く話。最初はギャグ的なノリで始まるにもかかわらず、核心に迫ってくると追っ手から逃げるスリリングな展開に。これが頂けなかった。どっちかにしてほしい。「いぐあのどん」とか言っといて最後はあんな展開かよ・・。
「はるまげどん」は時間掛かったなぁ(−)
−−−−−−−−−−−−−−−
−惨殺編・・・タイトルが示すように惨殺オンパレードな内容。いくつもある殺しの現場を見て主人公がどう思ったかで人を殺したいと思う衝動の度合いが変わってくるシナリオ。衝動を抱くようになってしまうのは島に巣くう「虫」のしわざにしているが、表現としてはギリギリなんじゃないのコレと思うほど際どい内容だったように思う。
木の枝に5つも6つもの人間の頭部を串刺しにした映像や夕焼けをバックにヒロインの生首を手にしている主人公(もしくは逆)の映像など倫理規定的には大丈夫なのかとちょっとハラハラ。同じような結末のクセして複数のエンディングを見るために何度も惨殺シーンを見せられるのは正直苦痛でした。
ただお互いが殺し合うだけの内容。他に何か感じられるような部分があるが探してはみたが今のところ無し。(☆☆☆)
「わらび唄編」「ぼくの青春編」「ぼくの恋愛変」「官能編」は除外しておきました。「官能編」のバッドエンディングのいくつかはある意味怖いですけど。
と、全部遊んでみたところの評価はこんな感じでした。が・・・
金のしおりを入手後に登場する謎のバグらしきものと意味不明の選択肢、電波文。このゲームの中であれが一番怖かった要素だと思われます。「呪われよ」ってどういう事じゃ!!

「一番怖かったキャラ」
我孫子さん
零〜zero〜
このプレイステーション2用ソフト「零」はバイオハザードタイプのアドベンチャーゲームで、母の形見のカメラを片手に霊を激写する一風変わった内容のゲームです。舞台は80年代の日本、人気作家が取材の為訪れた「氷室邸」で消息を経ち、それを探しに行った主人公の兄も行方不明になってしまったので、それを探しに行くというストーリーです。
物語の部分では特に興味を惹くところは無かったのですが、舞台が日本であるため探索する屋敷がボロっちい「いかにも霊が出そうな」日本家屋であった事と、戦闘シーンではカメラを使った「除霊」という変わったシステムを用いているところに注目、購入に踏み切りました。
霊が本当にいるのか、いないのかという事はこの際とりあえず抜きにしましょう。ただ僕は霊感が全くといってよい程無いので霊を見た事はありませんが、実際に見た事のある人に言わせるとこのゲームの「見え方」というより「視え方」は本物にかなり近いという話だそうです。
ゲームの舞台となる「氷室邸」ではこれでもかというくらい霊が出てきます。違いました、主人公以外生きている登場人物は登場しません(兄は別です)。襲いかかってくる者、情報をくれる者、ただその場にいるという者・・とにかく全てが既に他界した人達ばかりで、しかもその大半が怨念ばかりというある意味ひじょうにストイックな設定に萎えてきます。
先程軽く触れた通り戦闘シーンでは「カメラ」を使用したシステムであることを書きましたが、もうすこし細かく説明したいと思います。コントローラーの△ボタンを押す事によって、ファインダーを覗いた主人公の主観視点に切り替わります。この時に円状のカーソルが表示されており、被写体(霊)をこのカーソルに捉えると青白く発光します。この瞬間がまさにシャッターチャンスともいえる状況で、この状態でなければいくらシャッターを押したところでまさに何も無い「普通の写真」と同様になってしまい、霊にダメージを与えることができません。
また被写体(霊)を上手く捉えたからといって、アイドルを激写するカメラ小僧よろしくバシバシとシャッターを切るだけでは大してダメージを与える事が出来ず、被写体(霊)をカーソル内に捉え続ける事で溜まる「霊力チャージレベル」を上げてからシャッターを切れば、チャージを溜めた分だけダメージを与えることが出来るようになっています。しかし、被写体(霊)もただじっとその場に佇んでいるわけではなく常に移動しているため、カーソル内に捉え続けるにはそれなりのテクニックが必要になってくる場合もあります。
さらに最高のフォーカスチャンスとして被写体(霊)が攻撃してくる瞬間をカメラで激写する「ゼロショット」というものがあり、カーソルが黄色(もしくは・・茶色っぽい?)に変わった瞬間にシャッターを切れば大ダメージプラス高得点!
・・・とここで得点について説明していなかったことに気が付きました。見事被写体(霊)をフィルムに抑えることができれば、その写真ごとに得点が表示されます。できるだけ被写体が正確に且つギリギリ手前(ドアップってヤツ)で収めているモノほど得点は高くなり、その得点は経験値として加算されて主人公の所持品(装備品?)であるカメラを強化するためのポイントとして使う事ができるようになります。
また登場する被写体(霊)は全て主人公に対し敵意剥き出しで攻撃してくるものばかりでなく、館を捜索中に突然ボヤーっと姿を現してはすぐに消えてしまうような存在もあります。そのような時でもすぐにカメラを構えて見事撮影する事が出来れば、当然その写真も得点の対象になり経験値を稼ぐ事が出来るようになっています。
ドアを空けたらいきなり霊が出現なんてことも多々あるので
いつでもカメラを構えられる練習をしておきましょう
このように撮影した被写体(霊)、もしくはただ暇なのでなんとなく撮影した写真など全てメモリーカードに保存する事が可能で(その分メモリーカードの容量を使用します)いつでも好きなときにお気に入りの心霊写真を閲覧することができます(見たくねぇよ)。
このゲームの肝となっている「霊」と「カメラ」についていろいろ語ってまいりましたが、ゲームを彩る音響、演出もずば抜けており、徹底的にプレイヤーを怖がらせようという意思がひしひしと伝わってきます。また、日本人である我々のなじみのある舞台設定が最近のホラーゲームに多く見られがちな「海外を舞台にしたもの」とは違う、身近な恐怖を生み出す事に成功した傑作であると思います。
とにかく怖いゲームでした。ゲーム中に感じる背後からの視線(あくまで気のせいだと信じたい)のようなものは尋常ではない程でした。霊が見える状況というのは心理的な作用と磁場の影響などによるものが多いという研究結果が明らかになっていますが、怖いものはやっぱ怖いです。以上。

まさにドリフの「志村うしろ〜!」な状況
イルブリード
最近どこか遊びに行きました?ディズニー・シー?ユニバーサル・スタジオ?そんなトコみんな知ってるし、行ったら混んでてどのアトラクションも2時間待ち・・なんてイヤでしょう?だったらイイ場所紹介します!超穴場で、あんまり知られていないけど刺激タップリで待ち時間ナシ!!どこにあるかって?それはドリームキャストの中に・・・
とりあえずその遊園地に行ってきたので、どのような場所なのか、どのような興奮が体験出来るのかをお届けしたいと思います。
2001年にドリームキャストからリリースされた世界初の「お化け屋敷ゲー」と称された(帯にそう書いてありました)異色のアドベンチャー(アクション?)です。
「もっとも上映禁止を多発させた問題の映画プロデューサー」として名高いマイケル・レイノルズが55億円という巨額を投じて、入場者を恐怖のドン底にたたき込む為だけに造られた巨大テーマパーク、それが「イルブリード」です。一度入場すると全てのアトラクションを制覇しない限り外に出ることは不可能です。しかし見事脱出に成功する事ができれば、賞金総額なんと1億ドル(!?)という目もくらむ高額賞金が支払われるというシステムになっています。
まずアトラクションを紹介する前に、園内脱出を図るお客様をサポートする5つのショップをご紹介させていただきます。(以下マニュアルに記述してあるままに書きます)
「ドラッグストア」・・食料品、医療品などの回復アイテムを販売しています。地獄のナース<ブラッディー・マリー>が、どうせ死ぬかもしれないあなたの挑戦を一生懸命応援します。
「記念写真館」・・人生最後の思い出を、記念写真で残しておきましょう。撮影、現像、修正、遺族への発送まで、すべて無料です(一部地域を除く)
「緊急治療室(ER)」・・専属の医師団が、どんな治療や手術にも応じます。[回復手術][強化手術][蘇生手術]の中からお選びください。
「共同墓地」・・[イルブリード]ではすでに何百人もの挑戦者が、帰らぬ人になっています。そんな気の毒な挑戦者のために、共同墓地をご用意いたしました(墓石のデザインは選べません)。
「脱落者管理センター」・・脱落者管理センターでは、脱落者(死亡者)のデータ管理をします。
さてそれでは、劇場と上映作品の紹介をさせていただきます。ここではマイケル・レイノルズが制作したホラー映画を公開当時そのままに再現した、6種類のアトラクション(お化け屋敷)が楽しめます。スプラッタ、オカルト、モンスターほか、さまざまな恐怖と戦慄があなたの挑戦を待ちうけています。
MINNESOTA HELL CHINEMA「死を呼ぶホームラン」
事故で死んだ少年の父親が巻き起こす復讐劇を、怨念たっぷりに描く人気ステージ。時速150キロで爆走する部屋は、スリル満点。主役キャラ・バンブローも人気急上昇中。
CINEPANIC「女王ミミズの復讐」
地中を這い回る巨大ミミズがウジャウジャ!絶叫確実。スリリングなシーンの連続で、あなたの心臓を確実にストップさせます。
BOOGIE’S FUN MOVIES「材木人間」
北米に伝わる「ウドポックル伝説」に基づいた、極めつけ恐怖の館。舞台の製材工場では、チェーンソーや電気ノコギリがバンバン飛びまわる!
SHOCK IT TO ME THEATER「殺人デパートの恐怖」
びっくりイベントの品揃えが豊富な「殺人デパート」って何だ!?お菓子、お肉、オモチャ・・・いろいろな商品が、生命と財布の中身を襲う!
HALL OF RESENTMENT「キラーマン」
謎の男キラーマンとは?走る、襲う・・・それがキラーマンだ!そしてキラーマンの謎を解くのだ!
CHILD PALACE「トイハンター」
人気キャラクター「トイハンター」ことインダくんの物語。恐るべき事件に巻き込まれたインダくんが、いままでになく酷い目に遭います。
このような6つのアトラクションが挑戦者であるお客様をお待ちしております。
以上原文ママです。
バイオハザードタイプのアドベンチャーゲームなんですが、敵が出現して戦うというタイプではなく、ステージ随所に散りばめられたショックイベント(お化け屋敷のビックリさせる仕掛け)を見抜いてダメージを受けないようにして先に進むという一風変わったゲームスシテムになってます。
ショックイベントの近くにくると「視覚」「聴覚」「臭覚」「第6感」の4つのセンサーが働き出します。例えば、「視覚」センサーが働き出したときにその付近には見た目で驚く仕掛けが用意されているということです。
ショックイベントによって怪我をしてダメージを受けたり(出血しつづけると体力が減る)心拍数が上がったり(250を越えると死亡)するので怪しいと思った場所はマーキングをしておくとイベントが発生しても、それを防ぐことができます。その代わりアドレナリンを消耗してしまいますが、マーキングした部分にショックイベントがあればボーナスとしてアドレナリンが補充されます。(当然ハズレっぱなしだとアドレナリンが無くなりマーキングができなくなります)
アトラクション内は罠だらけです。その罠を見破る感覚がとても面白くできています。「ここに罠があるな?」と思った場所に罠があったときは思わずガッツポーズをとってしまいますが、そこに罠が無く、別の場所にあったときのガッカリ感もまたちょっとした楽しみの一部になってしまったりしています。特に臭覚に関するショックイベントの脱力感はすごいものがあります(ロッカーから謎の液体が出てきてダメージ・・たぶんものすごいニオイがするからでしょう)
電球が割れる、窓からモンスターが覗く、急に電話が鳴る・・などのお化け屋敷じみたものから、調理室で包丁が飛んでくる、落とし穴、壊れた壁から柱が突き出してくる・・などの致命的なダメージまで様々。気持ちが悪いものから笑えるものまで、たっぷりと「罠」を堪能することができます。(正直笑えるモノばっかしのような気も・・)
とりあえず、まだ1ステージしかクリアしてないんですが、先に進むほどオモシロイものが見れそうな予感がします。全体に漂う「B級ホラー」テイストも最高においしいです(あくまで個人的に) |