文字数が多いのでパケット通信式の端末での登録は御遠慮ください。 このメールマガジンの解除はhttp://www.mag2.com/m/0000070947.htm oooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo TRPG専用マガジン 週刊『シナリヲの創り方』 vol. 8 -パート1- by arasaka oooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo ◇目次 [これを参考にしました]改め[深淵特集] ●第5回京都深淵CONプレイリポート 1.キャラクターメイキング 2.軽くウォーミングアップ 3.城砦 4.魔物 5.犠牲 6.結末 ●ゲームデザイナーの朱鷺田祐介氏による深淵に関する講演/質問会 1.ブルーローズ 2.夢歩き 3.最後に oooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo まず、19日夜に米国で起きました同時多発テロにつきまして、犠牲になら れた方々に哀悼の意を表するとともに、いまだなお行方不明になっておられ る方々や懸命の救出作業に携わっている方々へ心からのお見舞いを申し上げ ます。今回のテロ事件に関して、国際社会の法と秩序に基づき厳正な調査の 上、犯行に携わったグループを裁くべきであり、暴力の連鎖、テロの連鎖と も言うべき無抵抗な市民を巻き込む恐れのある武力による解決には私あらさ かは反対いたします。とはいっても現実問題として事件の詳細な調査は難し く、第二第三のテロを牽制する効果と国民の支持率を第一に考える政権の為 に武力の行使は避けがたいようでもあります。犠牲国でもある日本として、 あくまでも憲法の範囲内での協力をするとのことですが、第三国からみれば 軍事支援をすることは間違いなく、今後、有事に関する対応の甘さ、いわゆ る『平和ボケ』を早く脱し、こうしたテロ事件に迅速に対応/防止できる体 制をいちはやく築くことが大切になってきました。平たく言えば、米国と中 東地域との衝突に無自覚に巻き込まれた感がします。今回の件に関しても、 日本は何一つ日本としてのアイデンティティーを示すことなく、ぞろぞろと 参加してしまったような気がします。今まで幸運なことに、安全保障に関す る経験値があまりなかったわけですから、のんびりやってこれたのですが、 これからは、『日本としてのアイデンティティー』といったような国際的な 存在感を示すことが国際的、経済的にも必要になってきています。そんな中 で構造改革を目指す現政府がどのような判断をしていくかが今後の焦点とな ります。 BGMはカウボーイビバップから『SHAKKAZOMBIE』で『空を取り戻した日』 今回は以上のこと(戦争で解決するのではなく国際裁判で解決すべき)をな んとしても書いておかないと思ったことと、最終的に量が多いので、分割し て送ることに致しました。パート1とパート2に分けてお送り致します。 (アドバイスをいただいた先輩N氏に感謝致します) と いうわけで、 パート1は [これを参考にしました]改め[深淵特集] とういことで先日行われました 深淵専門TRPGサークルTHINK&SINKさん http://kkozai.hoops.ne.jp/index.html の第5回京都深淵CONにて幸運にも朱鷺田裕介先生をGMとする卓に就くことが できましたので、プレイリポートと深淵及び次回作の『ブルーローズ』に関 するQ&Aに関してとりあげます。 パート2は [このゲームは良い] これに関して、先日『ワーウルフ・ジ・アポカリプス(日本語版)』のGMを コンベンションにてさせていただくことができ、それによる、『ワーウルフ』 の感想をとりあげます。 [ここに行け!] に関してはいつもどおりです。 いつもどおりといえば今回も遅れに遅れております。のんびりした性格でま ったりやってるのが原因です。大昔は編集長という存在に怯えていましたが、 いるはいるで大変で、いないとのんびりしてしまうのでこれもまた難儀なこ とです。なおパート2は9月26日(水曜日)に発送予定です。 [これを参考にしました]改め[深淵特集] ●第5回京都深淵CONプレイリポート - 『いやー、ルール解釈の質問で、初めて「ここはこうです」という断定で回  答が帰ってくる光景を目にしました。思えば当たり前の話なのですが。』 『そりゃ、自分が作ったものだから当たり前ですよ。』 『うーむ、当然といえば当然なんですが、なんか初めてなので面白いです。』 『??』 (休憩中の会話にて) - 話の発端と言えば、『THINK&SINK』の代表の方と、あるプレイレ ポート掲載の文中でのリンクの許可を取るためにメールで何度かやり取りを したのが始まりでした。そのときに今度京都で深淵のコンベンションをやる のでどうですかとのお誘いを受けました。 そういえばと考えてみるとまわりで深淵をする機会も余りなく、コンベンシ ョンでも滅多にお目にかかれないレアなシステムになってしまいましたが、 本メルマガでも何度か触れて、、あ、全く触れてませんが、『ENIGMA』とい う音楽のストリームでシナリヲを創ってみようという回では実は深淵のシナ リヲを創ろうと思っていたり、その他いろいろな事で、深淵には縁が深くか つ前から興味があったシステムでした。つい最近になってから もちろん朱鷺田先生も来られるとい うことで、京都深淵コンのお誘いには2つ返事で是非とも参加させていただ くことにしました。 そして直前に発売された『銀龍亭異聞』も買っておかねばならないと思い、 大阪のイエローサブマリンにて、『銀龍亭異聞』を買おうとしていると、い つのまにかいろいろと新作ゲームが出ているようなので、見てみると。あの 『絶体絶命』の『ドラゴンアームズ』が発売されていたので、気がつけば迷 いもなく一緒に買っていました。前からいろんな意味で『絶体絶命』だとい う評判は聞いていたので、これもいつかはレアアイテムになるという勘が働 いたのかも知れません。 というわけで、当日まで『銀龍亭異聞』というより『ドラゴンアームズ』の 難解とも言われているシステムの理解とハウスルールによる補完に明け暮れ ていたのは言うまでもありません。結論から言うと『ドラゴンアームズ』は キャラメイクに時間がかかりそうなだけで、ルール自体は『メタルヘッド』 を知っている限りそんなに難しいことはなく、ロボット構成はどことなく懐 かしの『ロボクラッシュ』を彷彿とさせ、世界観はまんま『ヤマト』のよう であり、PLは『天羅万象』のようにちまちまと必殺技ゲージをロールプレイ で貯め、戦闘中に『ロボット大戦』のような必殺技を使って大活躍するとい うゲームです。ただ、全体が非常に地味に作ってあるのが致命的というか、 わたし好みなつくりで、全ての推奨フレーバーを根底から破壊して『エリア 88』的な遊び方もできるというおいしい人にはそれなりにおいしいシステム です。 言い方を変えると、最近元ネタがわからないと正しく遊べないようなゲーム が多い中で、これだけオリジナルの部分を多く残しているゲームはある意味 珍しいし、ノリと勢いだけで作ってしまったシステムが持つ悲壮感があまり 漂ってこないシステムでもあります。凄い評価ですが、一度“GM”をしてみ ることをお勧めいたします。 さて、話を元に戻しましょう。当日までに身内でいろんな人を参加するよう に誘いましたが、あいにく参加するのは身内では私一人ということになりま した。『深淵』離れというよりTRPGそのものから離れていっている人が身内 では多いので、ゆゆしき事態ですが新人は相変わらず入ってきているとの事 なので、世代交代の年代に来ているのかもしれません。とにかく、京都の山 科という駅で降り、会場までサークルの人に誘導されました。会場はビルの 中にある会議場のような所。スポーツプラザということもあり、隣に温水プ ールがあったので、公民館といった市の施設ではなく、民間の貸し会議室の ような設備のような感じでした。そう考えると将来健康ランドのような民間 の施設でコンベンションをするようになるかもしれません。1時間のお風呂 休憩とか、土曜日のAM3時からコンベンション開始とか、、うーむ良いです ねぇ、、、。えーと話を元に戻します。会場はかなり良いところで、もちろ ん飲食は基本的に禁止で、備えつきのお茶だけでした。しかしスタッフの人 が絶えずお茶を入れに来てくれるので、かなり快適にゲームができました、 というより、半分王様気分でした。大昔にコンクリート床にダンボールをし いて地べたに座り込んで身内でサイコロを振っていた時期と比べると天と地 ほどの差です。 受付で、代表の方と挨拶をして。出席確認の後に 『朱鷺田先生の卓ですね』 といわれました。このときまで、安すぎる参加費のこともあり、先生は夕方 から参加されるとばかり思い込んでおり、正直私は『イチゲン』さんで他に も沢山、先生の卓でやりたいと思われる方がいるので、良いのですか?と確 認したほどです。それに対してプレロールドではなくはじめからキャラクタ ーを作るという希望者がそんなに居なかっ為ですと説明して下さったので、 理由はともかく、プレイレポートは必ずメルマガにて書かせていただくと固 く約束して、卓に就きました。 卓に就くとまだ私の他にPLが誰も来ていない状態でしたので、朱鷺田先生と しばらくお話できる時間がありましたので、さっそく『ブルーローズ』のこ とをとは思いましたが、今日は深淵コンだしそういうデリケートなことをい きなり聞くのはどうかな、しかし、今聞いとかないといつ聞くことができる のであろうかとかいろいろ緊張しながらいると、先生から 『普段はどんなTRPGをしていますか?』 というご質問がありました。こういうときはすぐにはタイトルが思い浮かば ないもので、 『えーMHとか昔はクトゥルフとか、オリジナルでは版のJHとか、』 とたどたどしく答えるのが精一杯でした。できれば 『いやー、ここ最近は『Dead Lands』と『探偵物語』しかやってないです  ね』 と大嘘の一つでもつきたかったのですが、残念ながら全くそんな余裕は無く、 先生はその内容から『深淵』ができるかどうか判断する材料にしようと思わ れてたようです。でも、クトゥルフがあれば大丈夫とのことでした。 すかさず、今回『深淵』初心者ではなく以前にも何度か深淵をしたことがあ ると伝え、最後に 『でも『深淵』って『クトゥルフ』と同じ位、大変GMに労力を要するゲーム  だと思いますので、余りやってないのです。』 と伝えました。先生はうなずき、 『でも、『深淵』は私が一番楽にゲームできるように作っているので、私は  一番楽にできるのですよ。』 とおっしゃいました。確かにデザイナーですから、当然なのかもと思い、し かしデザイナー自ら、これは大変労力を要するという発言が無くて安心しま した。もしかしたら今回のセッションでもう少し楽にGMができる方法を身に つけることができるかもしれません。その他ほかのTRPGにシステムについて どう思いますかとかいう話をしていると、プレイヤーさんも集まってこられ それぞれ自分の最近やっているTRPGシステムを聞かれた後、ゲームが始まり ました。もちろん開始前に朱鷺田先生にプレイリポートは書かせていただい ても良いとの許可をいただきました。 1.キャラクターメイキング 今回は、キャラクターはすべてアーキタイプを使用し、キャラクターの運命 はカードを山からランダムに引き、全くランダムに決め、シナリヲすらも、 キャラクターの運命からアドリブで作り出すという、えらくワイルドなセッ ションであると朱鷺田先生(GM)から説明がありました。もちろん運命カー ドは『血のごとく赤き』の赤いカード込みでのセッションとのことでした。 そんなすごい状況で果たしてGMができるのかとびびりながら、皆キャラクタ ー作成に入りました。キャラクターは『銀龍亭異聞』のアーキタイプをコピ ーしたものの中から好きなものを選ぶと言う方式でした。ここで、『銀龍亭 異聞』をお持ちの方は『騎士』及び『夢占い師』の項などを見ていただくと わかるのですが、そのキャラクターに必要なデータやルールのサマリーがさ りげなく隣に書かれているのがわかるはずです。実際、先生に 『キャラクターが決まったのでキャラクターシートをください。』 と言ったところ。 『それがキャラクターシートですので、そこに直接書きこんでいって下さい』 とのことでした、かくして、名前と運命カードを引き、キャラクターが決ま りました。 ・傭兵 自分は強いと言う妄想に取り付かれているようなふしがあるが、実際何らか の呪術によって強くなっている。過去に謎の教団によってその寿命を謎の魔 族に捧げられたのは誰も知らないことである。 ・伝書使 自分によく似たライバルを蹴落とす為に危険な荒野へ向かう仕事を引き受け た。キャラバン内にいる女性騎士に死んでしまった恋人の面影を重ねている のは、それはもう誰も知らないことである。 ・漂泊の若き女性騎士 運命の相手を探して旅をしている女性騎士。運命の相手がGMですら知らない こと、それはそれは、もう誰も知らないことである。 ・野槌のまじない師(幻術師) 消えた一ヶ月の記憶、それに伴ってやけに弦の音に怯えるようななったこと、 そして、彼が加わっているこのキャラバンが数日後には彼の手引きによって 盗賊に襲われること、それは誰も知らないことである。 以上の4名のキャラクターが危険な荒野へ向かうキャラバンに加わり、旅を することになりました。 2.軽くウォーミングアップ まず、軽くルールについて把握してもらうということで、夜寝る準備をして いると甘い匂いと共にでかい蟻のようなかっこをした化け物が現れました。 数少ない魔法技能を持つ者のロールの成功により、プレイヤーはともかくキ ャラクターはそれが『黒魔』とわかり、ルールの精通している“プレイヤー” さん達の活躍により、わずか2ターン程であっさり撃退。今回のプレイヤー さんは皆、歴戦のベテラン揃いであんまりウォ−ミングアップにはならなか ったような気がすると共に、野槌のまじない師はなぜこんな物騒なキャラバ ンに加わったのか少し後悔しはじめたことは、誰も知らないことである。 3.城砦 その後から、事態はかなりややこしくなっていきます。一向は、古びた城砦 で一夜を明かすことになったのですが、皆そこにただならない物の存在を感 じます。傭兵は怪しげな教団が自分を生贄に捧げた場所であるかもしれない と思い始め、伝書使は恋人が呼んでいるような気がし始め、恋人がかつて魔 族を復活させようとしていたことを知り、一冊の書物を手に入れます。まじ ない師はそこで何らかの魔物が作られようとしていた痕跡を見つけ、女性騎 士は騎士の幻に会い、一振りの短剣を渡されます。 このときのプレイヤー側では、何度かの夢歩きによって伝書使のプレイヤー の方向性がほぼ固まりつつあり、傭兵のプレイヤーの方向性が揺れつつあり ました。すなわち魔族の復活に荷担するか、それとも阻止するかという判断 です。女性騎士のプレイヤーは騎士の亡霊が自分の運命の人であることを決め ます。まじない師は、傭兵のプレイヤーがどちらかに振れるかによってそれ からの行動を決定しようと思っていたようです。 4.魔物 ふとした事で右手に短剣、左手に伝書使の見つけた書物を持った女性騎士に とんでもないことが起こります。2つのアイテムが反発を起こし火花が散り ます。やっとのことで、2つを手放した女性騎士は以前にまじない師より短 剣は魔族を滅ぼす力があると言われていたのを思いだし、この書物が何か邪 悪な力を持っていると断定します。目の前の薪に投げ込もうとする女性騎士、 しかし、何らかの力がかかりなかなか投げ込めなかったですが、強引に投げ 込みます。炎ともに燃えていく書物。恋人の思いを果たすことができなくな った呆然としますが、そのとき恋人の声を聞きます。ちょうどその時、地下 を探索していた他のメンバーがついに魔物と遭遇します。 5.犠牲 魔物(名称不明)との戦闘は壮絶を極めました。そのときまいじない師は消 えた記憶が蘇ります、自分の友人がこの魔物によって亡くなりそれによって 記憶が消えたこと、傷をうけ慌てて逃げるまじない師、そのとき歴戦の傭兵 も自分の寿命を奪い創られた魔物が、目の前にいる物であると認識します。 しかし、魔物の力は強く、傭兵の命は徐々に削れていきます。女性騎士もま た手に入れた短剣を振りかざしますが、余り効果がなく、あろうことか振り 下ろした切っ先に自分に短剣を授けたはずの騎士の顔が浮かび穏やかな笑み の中で消えていくのを目撃し、呆然とします。 というまさに絶体絶命の危機のなか、伝書使が現れます。彼は決死の覚悟で 魔物に対峙し、己の身をかばうことなく戦い、ついに魔物は息絶えます。彼 自身の命と引き換えにして。 このときのプレイヤー側でも大ピンチでした、なにしろ装甲の余り無い傭兵 が魔物の攻撃を避けるために手札をほとんど費やしており、女性騎士は魔物 に効果があると思われる短剣の技能が無いため、攻撃が当たりません。おま けにダメージとして引いたカードが『自分の一番大切な物/人に攻撃が当た ってしまう』というもの、もちろん今回の対象は『運命の人』というわけで、 魔物に飲み込まれてしまった騎士に当たるということで、プレイヤー、キャ ラクター共にしばらく呆然とします。まじない師も魔法を使おうにも、手札 が悪く傭兵に応援で手札を渡そうとしているところに伝書使が現れました。 彼の使った手札は赤札、お互い大ダメージを与え合うという捨て身のカード でした。その結果魔物は退治されましたが彼自身の命も尽きます。ただ最後 の夢歩きだけは行えるということで、一番最後の演出である夢歩きは、各人 カードを交換し合って最高の夢歩きにする為に協力しました。 6.結末 ・傭兵 ちょうど寿命が0になってしまった傭兵は、今回生き延びたことで、なんと か寿命が1!。終わることの無い激戦地に赴くとのみ知られている。 ・伝書使 壮絶な最後を遂げた彼だが、深淵の外側、永遠の海で恋人と再開できたので あろうか、安らかな死に顔であったことのみ知られている。 ・野槌のまじない師(幻術師) 盗賊団に何かを伝えるようにある日突然キャラバンを去る、キャラバンを仕 切る商人のみ彼の意思を知ることになる。 ・漂泊の若き女性騎士 再び運命の人を探して旅を続けるのか、新たな旅に出たということのみ知ら れている。 (すみません彼女の結末の夢歩きに関しては記憶があいまいでしたです。) ●ゲームデザイナーの朱鷺田祐介氏による深淵に関する講演/質問会 コンベンション終了後ちょっと休憩をはさんで、18時から朱鷺田先生による 『深淵』に関する公演及び質問会が開かれました。教壇?に座る先生をぐる っと取り囲むようにして椅子がセットされ、参加者のくったくのない質問に 次々と答えていただき、7時間に及ぶGMの後でも元気に話されておられたの で、凄いなと思うと共に、この公演/質問会は10時近くまで約4時間続き、 かなり濃い話を聞くことができました。 とにかく先生は11時間喋りづめということで朱鷺田先生どうもありがとうご ざいました。私なら確実に喉いわしてたです、というかそう言う問題ではな いですが。その中でもここでは新作『ブルーローズ』に関することと、『深 淵』での『夢歩き』に関するお話をまとめてみました。 1.『ブルーローズ』 ブルーローズとは何かということで、ブルーローズとは映画『インディージ ョーン』等のトレジャーハンター冒険物をシネマティックに楽しむためにつ くったシステムだということでした。プレイヤーはもちろんトレジャーハン ターですが、イギリスの冒険家が財をなした財団に属しており、謎の失踪を 遂げた父の意思を次ぐために立ち上がった『お嬢様』によってトレジャーハ ンターの部門が作られ、元SASの顧問によって統制されているようです。タイ トルの『ブルーローズ』という意味は、ありえない物であるという意味もあ るが、財団の名前が『ローズ財団』であるからという意味もあるようです。 今回も『深淵』と同じくカードとダイスを使うということで、インドの占星 術に使うインドタロットとも言うべきカードを使うようです。話を聞いてい て思ったのですが、今回はシリアスなのかコミカルなのか、少々わかりづら いというかジャンルも特にジャンル分けできない新しいジャンルのシステム のような気がしました。キャラクターは後援者というかコネのような物を持 っており毎回の冒険毎に後援者を選び、支援を受けるときはかなりドラマテ ィックに大騒ぎになるということでした。(シューティングゲームのボムの ような物なのかしらん) 歴史に関しては、アトランティスやムーなどのようにかなりさかのぼって資 料を作っておられるということで、東南アジアの地層が酸性質なので人骨が 残ってないので大変、ということまで調べておられるようでした。後、敵対 するグループの設定ですが、現在、遺跡があるところがすべからく民族紛争 や麻薬組織や犯罪組織のアジトになっていることが多いので、普通に調べて いるだけで敵には不自由しないということでした、むろん謎の軍事組織や反 銀河連邦に関係する謎のジャパニメーション組織等、トンデモ本の中の世界 のような設定が存在するようです。といってもあくまでもシリアスに作って あるので、まるきりギャグにはなってないようです。 今は、資料を掘り下げて作っておられるということなので、システムやほか の部分はかなりできているみたいです。『深淵』と同じようにシステムは単 純かつ奥が深く、設定資料部分の解読/理解に時間のかかるシステムになり そうです。実際の販売は来年の年初めに予定しているということでした。か なり『ブルーローズ』に関して楽しくお話をしていただけまして、今回の講 演/質問会の6割が『ブルーローズ』の話だったといっても過言では無かっ たです。 2.『夢歩き』 夢歩きには3つのやり方があるということでした。 1つはプレイヤーにシナリオの方向を示すやり方で、プレイヤーにどう言っ たものがカッコ良いか、どういったことがしたいか聞いてみてみるというや りかたです。うまくいかなくても、プレイヤーは情報を欲しがり続けるので、 示すのが後になっても良いし、プレイヤーから出た案をそのままシナリオに 生かしても良いということでした。 2つ目は最終のクライマックスの予習としての夢歩きです。各プレイヤーの設 定の最終確認とそれによる最後のシーンをお互い納得がいくように仕上げて いくために夢歩きをつかうと言うやり方です。 3つ目はなんだか良くわからないが分かっているものとしてやってみるという やり方です。夢歩きの内容をプレイヤーに探らせることにより、自然となる ようになる結末を選んでくるそうなので、GMは黙ってうなずいているだけで 良いというやり方です。 夢歩き自体が『深淵』の中心となるシステムで、皆非常に捕らえにくいとい う印象を持っていたようですが、朱鷺田先生の話で、『夢歩き』はプレイヤ ーとGMとのコミュニケーションのための道具なので、そんなに捕らわれるこ となく自由に使って、とにかくコミュニケーションが取れればOKであるとい うような印象を私は受けました。 夢歩きの描写については、イメージを上手く伝えるコツとして視覚以外の感 覚、つまり嗅覚、触覚、聴覚に訴える描写をすると良いということと。イン パクトのある台詞を言えるようにする事が大切ということでした。インパク トのある台詞は、意外と恋愛小説の中に多くあり、恋愛小説を資料としてイ ンパクトのある、夢歩きで使えそうな台詞を探すのも良いということでした。 3.最後に 6時から10時まで、延々4時間しゃべりづめでの講演/質問会でした。それま でのGMで7時間喋っていたとは思えないくらい、熱っぽく『深淵』や『ブル ーローズ』に関して話しておられるのを見ながら、ゲームデザイナーの凄さ というものにほんの少し触れられたような気がしました。最後に先生はこれ からもゲームデザイナーの仕事はずっと続けていきたいし、これが一番面白 い仕事であるとの思いを語っていただき、先生のこれからの御活躍に期待し つつ、拍手で講演/質問会を締めくくりました。 oooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo 編集後記 arasaka コンベンションの話を先輩のN氏に話すと、どうやらN氏は東京まで行って朱 鷺田先生のGMで深淵をしたことがあるということが判明。そうやらその話が 先生がコンベンションで過去の深淵のプレイの例として話された話と同じと いうことがわかり、これも何かの縁だなと思いました。 このあいだ、夜中にコンコンと釘を打つ音で目が覚めました。こんな夜中に 誰が釘を打っているのだろうと考えていると、どうやら隣の部屋で音がして います。恐る恐る襖を開けるとそこには、、、『にゃー』近所に住んでいる 猫でした。どうやらごみ箱の中の缶詰をなめているところだったようです。 猫からはものすごく嫌われているのに私自身猫は大好きですが、夜中に勝手 に家に侵入されるのは困ったものです。次の日には襖の隙間からにゃんこの 顔がこんばんわというわけで、いつのまにか近所の猫のシマの一部になりつ つあるようです。なんとか近日中に手を打っとかないと猫に生活圏を占領さ れるかもしれません。とりあえず戸締りは完璧にしときました。しかし秋に なると猫も変に食欲が増すのか、結構やばそうなことをしてまでも食欲を満 たそうとしているようでした。 秋といえば、いろいろな作家さんの新作が出てきてそれを片っ端から聞いた り見たり読んだりしている間に、ほかのこともしなくてはならないしと、忙 しい毎日です。それとコンベンションも行かねばならないし、それにはシナ リヲを創らねばなりません。 年末にかけて『ワーウルフ』関連のGMをしようと思っていますので、個人的 には『ワーウルフ』っぽいシナリヲの製作が中心となりそうです。とかいい つつ頼まれていた『Junk Head』の無線ハッキングシステムもまだまだ創って なかったりとますます忙しいです。(粥氏すみません) BGMは 『中島みゆき』でアルバム『心守歌』より『夜行』 http://www.yamahamusic.co.jp/nakajima/release/YCCW-00029/main.html http://www.yamahamusic.co.jp/download/try/YCCW-00029-09.ram 最後に、コンベンション等での細々とした宣伝効果により、おかげさまで最 近また少しずつメルマガの購読者様が徐々に増えております。現在は439 名の方に購読いただいております。読者の方でこのメールマガジンにてコン ベンション等の宣伝活動がしたい方は、以下のメールアドレスまでメールく ださい、それでは。 その他ご意見・ご感想等あれば、 arasakaz@hotmail.com まで。お待ちしております。 このメールマガジンの解除はhttp://www.mag2.com/m/0000070947.htm oooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo