プリンターのインクを溶かすには洗剤がいいらしい




たまに何か刷ろうとするとヘッドが詰まって筋スジ。
これを直してやろうという時に何を使ったら良いのか。
普段から各種クリーニングに使っているアルコール(IPA)と洗剤を比べる。
プリントに垂らして印刷の滲みで溶け方を見る。





エレコムBCI3用黒顔料



左 IPA --- 中 マジックリン2倍希釈 --- 右 マジックリン原液

IPAはどこにかけたか分からない状態。
原液は溶けてる。
2倍希釈でも一応溶ける。
マジックリンは台所用のやつ。
聞くところによるとヘッド詰まり解消にはガラスマジックリンじゃないとダメらしいがうちにはない。






別の洗剤を試す。
ニューアミロン。






左 IPA --- 中 アミロン2倍希釈 --- 右 アミロン原液

原液よりも希釈液のほうが溶ける。
やっぱりアルコールは溶けない。





キャノン純正BCI-3eBK



左 IPA --- 中 マジックリン2倍希釈 --- 右 マジックリン原液

あまり変化が無い。







左 IPA --- 中 アミロン2倍希釈 --- 右 アミロン原液

希釈アミロンはよく溶ける。
原液はあまり変化が無い。

残ったスペースで食器用洗剤を試したが原液も希釈も特に変化無し。





アミロン薄め方比較

印刷はキャノン純正BCI-3eBK。


左 1:1 --- 中 1:5 --- 右 1:10

1:1は良く溶ける。1:5でも一応溶ける。1:10だとあまり溶けない。
1:10の下のほうが黒っぽいのは液が緩いので*流れる速度が速く、表面のインクが流れているから。
溶けて滲んでいるわけではない。
*紙への染みこみが悪いせいで表面を流れているようだ。




裏面。

画像は左右反転してある

左 1:1 --- 中 1:5 --- 右 1:10

インクが溶けて染み込み広がっている。





ガラスマジックリン入手

印刷はキャノン純正BCI-3eBK。



原液 --- 2倍希釈 --- 原液

一応溶けているようだ。
希釈は溶けがいまいち。
原液はなかなか流れず中ほどで溜まったままになるので傾きをきつくして下まで通した。
右は紙を垂直に近く立てて一気に流したもの。
ガラスマジックリンは染み込みが悪い。
そのせいで滲みも少ない。







アミロン2倍希釈 --- ガラスマジックリン原液

マジックリンがなかなか染み込まないのでしばらく置いてみる。
アミロンは2分かからず染み込んだがガラスマジックリンは20分以上かかった。




裏面。

画像は左右反転してある

アミロン2倍希釈 --- ガラスマジックリン原液

ガラスマジックリンもインクが溶けて紙に広がっている。





染み込む速度の比較動画

印刷はキャノン純正BCI-3eBK。
左がガラスマジックリン、右がアミロン2倍希釈。
動画を反転して上の実験と並びを合わせた。
左がアミロン2倍希釈、右がガラスマジックリン。

アミロンが染み込むまで(5倍速)

ガラスマジックリンが染み込むまで(40倍速)

水滴が消えるまでアミロンで30秒、ガラスマジックリンは14分かかった。






こんな状態。






色を調整してみる。
ガラスマジックリンは液が広がった黄色い輪染みがあるが顔料は広がっていない。
アミロンは液と同じくらい顔料が広がっている。
浸透速度の差で違いが出たか。
ガラスマジックリンには少し粘度がある。
液垂れ防止とか泡の維持の為だと思うがこれが染み込みを悪くしているかもしれない。
そもそもガラス用なのでこれは致し方なし。