技術屋としての歴史雑感 目次
No 項目 概要
人・モノ・設備 人間の生活(モノづくり)は人と設備・道具と材料の関連で成り立っています。歴史をこの人・モノ・設備(道具)という一塊で観察することは技術者にとっても重要なことです。
人と設備に対する脅威 古代人にとっての脅威とその対処の方法を事例に、設備にとって脅威を考えて見ました。
初心わするべからず 『初心=ものごとをはじめた時の出来の悪さ』をキチンと把握することの大切さを、技術者が歴史を見る目について考えます
再現的思考と分析的思考 建造物の再現をとおし、再現的な思考と分析的な思考、そしてマクロ的思考とミクロ的な思考などを考えます。
人とはなにか、
   人間とはなにか
人と他の動物との差は道具を使えることであるという認識になって、技術者が歴史を考える意義について考えました。
やらなくてよいこと、
やらなくてはならないこと
準備万端ととのえて失敗するということを考えます。このことから手順書の中などにやらなくてもよいことを折り込む必要性を提言します。
空間を時間軸で考える 歴史を学ぶということは、空間を時間の軸で考えることとし、人、モノ、設備各々の変化の度合いとともに考えて見ます。
8 他人の立場で考える 他人の立場で考え、自分の立場で行動することを題材に視点を動かすことの大切さを考えます。
時代区分を考える 石器時代、縄文時代、弥生時代などの歴史区分を参考に、カテゴリーと階層性の確認の重要性について考えます。
10 正しさと確からしさ 歴史を語るときには正しさではなく、確からしさが大切な視点ですが、設計も同様に正しさではなく確からしさの追求であることを考えます
11 存在するものと存在しないもの 八風山遺跡の調査について記された本の論をお借りして、石器時代の石器生産方法に学ぶべき点を考えてみます
12 再度人・モノ・設備 古代船や石器の作り方と、現在の大量生産時代のモノづくりを比較してみました。
13 道具にこだわった海幸彦 海幸彦と山幸彦の物語を題材に道具について考えます
14 東西を分離する伊豆とインド 伊豆半島とインド大陸が丹沢山地やヒマラヤを形成し、それが東西の文化や風土に影響を与えてことを軸に、物流について考えます
15 束ねるという工法 出雲大社の柱、松江城の寄木柱を事例に束ねるという工法を考え、さらに撚る、捻るなども工法に注目すべきことを考えます
はじめに
 私は長い間、自動車用の生産設備を中心に、型や設備の設計、製造にたずさわってきました。
現在もその延長線上で仕事をしています。
 (こちらの関連では『直さんの飛行機切手アレコレ』というHPを運営しています)
技術をもって生活の糧にしている身にとって、歴史を考えることは、歴史学者が歴史を考えるのとはまた別の意味で有意義だと考えています。
ここでは、技術屋としての『歴史の対する視点』を中心に、技術屋としての雑感として若干の所感を書いてみます。
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