先日、テストザネイションにテレビの前で参加してしまった。
性格診断や心理ゲームや血液型占いや星占いは、「なぜその結論を出せるんだ?」と思うため避けるようにしている。
しかし新聞の大きな宣伝を見て、どんなものかと気になって参加してしまった。
確かに問題や集計方法にいくつか工夫はしてあった。
しかしそれで「科学的で厳密」だと言われると、とても反論したくなる。
問題が何種類かあって、それぞれにだんだん難しくなっていた。
なら集計をするときに問題の難しさに重みづけをしないのはおかしい。
年齢が高くなると、確かに知識は増えるが瞬発力は落ちて、知能検査の結果が質的に変わる。<
また、近ごろの日本の義務教育では時間内に効率よく問題を解く練習をする。
だから問題の種類によって結果に年齢差があると予想される。
そもそも番組の時間にテレビの前で参加する人・できる人の層には偏りがある。
高齢者の参加はどれだけあったのだろう。
得点と「IQ」の変換表は何のデータを基準に作ったのだか分からない。
それらを無理やり誤差にして目をつぶろう。でもやはりだめだ。
結果を出したら、性別も県別も全部がIQ100以上になっている。
平均を100にするはずなのに、いったい何をどう計算したらそうなるんだ?
何の理論をもとに何人のデータをどう処理したのかが、分からない。
テレビの娯楽番組は、楽しむためにあるものだ。
世の中の約50%を占めるIQ100以下の人や団体には、あまり笑えない結果が来る。
だから厳密に結果を出す意義はないし、厳密に受け取る理由もない。
だが科学的っぽさを漂わせて結果で遊ぶなら、結果を信じさせる前に検証する余地を残さないとおかしい。
と、思った。