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現在82項目
0V0/0V1(ゼロブイゼロ/ゼロブイワン) 類似:1V1
1V1(ワンブイワン) 類似:0V0/0V1
5球スーパー
アースアンテナ
アルコール変調
アンカバー
いちょんちょん
陰極(いんきょく) 関連:格子、陽極
エアーダックスコイル
エミ減(えみげん)
エンパイヤチューブ
エンパイヤチューブという言葉は死語だと思ったら、温度の高い場所などでまだ使われているらしいが、昔のように頻繁に使われている訳ではないので、掲載した。(編集長)
海軍型ターミナル(かいぐんがた) 類似:陸軍型ターミナル
可変増幅率管(かへんぞうふくりつかん)
紙コンデンサ(かみ) ==> ペーパーコンデンサ
菊型ターミナル(きくがた) 類似:陸軍型ターミナル
空間電荷グリッド(くうかんでんかぐりっど)
グリッド検波
グリッドディップメータ
軍型ターミナル(ぐんがた)==> 陸軍型ターミナル/海軍型ターミナル
ゲッタ
ゲルマニュームラジオ
コイルパック
高一中二(こういちちゅうに)
高1ラジオ(こういちらじお)
格子(こうし) 関連:陰極、陽極
鉱石検波器(こうせきけんぱき)
鉱石ラジオ(こうせきらじお)
交流管(こうりゅうかん)
五極管/五極真空管(ごきょくかん/ごきょくしんくうかん)
サイクル(cycle) 類似:キロサイクル(Kc) メガサイクル(Mc)
再生式(さいせいしき)検波
三極管/三極真空管(さんきょくかん/さんきょくしんくうかん)
遮蔽グリッド(しゃへいぐりっど)
眞空管・真空管(しんくうかん)
真空管の再生術(さいせいじゅつ)
真空管の三定数(さんていすう)
真空管の復活法(ふっかつほう) ==> 真空管の再生術(さいせいじゅつ)
水晶フィルター(すいしょうふぃるたー) 同義:クリスタルフィルター
スタビロ==> 定電圧放電管
ストレート受信機(じゅしんき) 反対:スーパーヘテロダイン受信機
制御グリッド(せいぎょぐりっど)
接續(せつぞく)
繊條
線輪(せんりん)
摯掾iぞうふく)
單相(たんそう)
地気(ちき)
地気グリッド(ちきぐりっど)
定電圧放電管(ていでんあつほうでんかん)
電壓(でんあつ)
電圧飽和の現象(でんあつほうわのげんしょう)
電源アンテナ(でんげんあんてな)
電話級アマチュア無線技士/電信級アマチュア無線技士(でんわきゅう/でんしんきゅう)
等電位グリッド(とうでんいぐりっど)
七極管/七極真空管(ななきょくかん/ななきょくしんくうかん)
グリッドが5つある真空管。
並三・並四(なみさん・なみよん)
二極管/二極真空管(にきょくかん/にきょくしんくうかん)
真空中において金属を熱するとマイナスの電荷を持った物質(電子)が放出される。これをエジソン効果(Edison効果)という。
發振(はっしん)
バーニアダイヤル
パービアンス
ハム(又はハム音)
ハムバランサー
パラ止め(ぱらどめ)
火花送信機(ひばなそうしんき)
複合管(ふくごうかん)
フレミング管
ペーパーコンデンサ
變壓器(へんあつき)
マイカコンデンサ
マイカドン==> マイカコンデンサ
マジックアイ(同調指示管)
マグネチックスピーカー
馬蹄形の磁石の間にコイルを入れ、この中にコーン紙につながった鉄芯をいれたスピーカー。
ミゼットバリコン
メカフィル ==> メカニカルフィルター
メカニカルフィルター
陽極(ようきょく) 関連:陰極、格子
抑制グリッド(よくせいぐりっど)
四極管/四極真空管(よんきょくかん/よんきょくしんくうかん)
陸軍型ターミナル(りくぐんがた)
レオスタット
六角ターミナル(ろっかく) 類似:陸軍型ターミナル
濾波回路(ろはかいろ)
A電源(えーでんげん) 類似:B電源、C電源
ACに乗せる
ANL(Automatic noise limiter オートマチック ノイズ リミッター)
B電源(びーでんげん) 類似:A電源、C電源
BFO(Beat frequency oscillator ビート フレケンシー オシレター?)
C電源(しーでんげん) 類似:A電源、B電源
gm(ジーエム)
FT−243(エフティー243)
KX 類似:UX、UY、UZ
Qマルチ(きゅーまるち)
ST管(えすてぃーかん)
UX、UY、UZ 類似:KX
μ(ミュー)
1文字目は高周波増幅段数を、2文字目のVは検波回路が真空管(Vacuum tube)を、3文字目は低周波増幅段数を表す、ストレート式受信機。
0V1と並三ラジオ、0V2と並四ラジオは同じ構成であるが、中波帯のラジオ放送を聞く民生用のものを並三・並四、短波帯などを受信する通信機タイプのものや、自作したものを0V1/0V2という形で何となく区別していた。
1文字目は高周波増幅段数を、2文字目のVは検波回路が真空管(Vacuum tube)を、3文字目は低周波増幅段数を表す、ストレート式受信機。
1V1は高周波増幅1段、真空管を使用した検波、低周波増幅1段の構成で作られた受信機を言う。
五つの真空管で構成されたスーパーヘテロダイン方式のラジオ。
周波数変換、中間周波数増幅、検波・低周波増幅、出力、整流で5球となる。マジックアイが付いたものもあったが、マジックアイは数に入れずに5球スーパーと言った。
ST管時代からmT管時代まで、ちょうどラジオが普及していく時代に多く作られ、昭和30年台から40年台まで、各家庭に必ず1台はあったと思う。その後はトランジスタラジオに取って代わられていった。
アース線をアンテナ端子につないで、電灯線をアンテナ代わりにする方法。電源線に含まれる雑音やハム音が発生しやすい。
スーパーヘテロダイン方式以前のラジオは並四とか並三とか言われ、アンテナで受けた電波を直接検波する方式であった。この方法では現在のラジオほど感度が良くないため、アンテナを付けないとラジオ放送を聞くことは出来なかった。
当時のラジオ放送は中波のみであったので、そのアンテナは電線を数メータ張り巡らす必要があったが、そのようなアンテナは簡単に設置できないため、このような簡便な方法が用いられた。
ちなみに、アース線をアンテナ端子に繋いだ時のアンテナ回路は、電源線からトランス巻線に行き、巻線からトランス鉄芯とのキャパシティでラジオのシャーシーに入り、アンテナコイルのアース側端子からアンテナコイルを経由して、アンテナ端子側に抜けてアースに落ちる回路となる。
アマチュア無線界の俗語で、お酒に酔っ払っている状態を言う。
アマチュア無線の免許を持たずに違法電波を発射する輩。
また、免許を持っていても、許された以上のパワーを出したり、許可された以外のバンド(周波数帯)に出て運用している輩も含む。
インターネットで検索してみたら、この語彙はCBやアマチュア無線の世界ではまだ生存しておりました。特にトラック野郎の世界では元気に生存を続けているようです。
悪人のタネは尽きまじ・・・
アマチュア無線バンドの144MHz帯のこと。
真空管の電極のひとつ。カソードのこと。
直熱型と傍熱型がある。直熱型陰極は一般にその形状から繊條という。傍熱型陰極は過熱体であるヒーターと熱電子放出体とで構成される。
3から4本のプラスチックの細い角棒で支持された空芯コイルの商品名。プラスチックの棒と銅線をニッパーで切断することにより、任意の長さのコイルになるため、アンテナのローディングコイルや、送信器終段のコイルとして使われた。
トヨムラが販売元でよく宣伝に出ていたのを憶えているが、「現在は製造されていない」という話があったので調べてみたら、次の会社で製造していた。
エアーダックスコイルの製造会社:石木産業株式会社 〒167-0043 東京都杉並区上荻4-30-8-1005 電話(代表)03-3397-7511 URL http://plaza26.mbn.or.jp/~ishiki_sangyo/
エミッション減の略。真空管を長期間使うとカソードからの熱電子放出能力が減少すること。
このため、増幅率が減少する。修理方法としては、ゲッタの所を火であぶる方法があった。
繊維で出来たチューブに樹脂を染み込ませたもの。真空管時代のシャーシを使った実装方法の時に、抵抗・コンデンサのリード線に被せたり、錫めっき線を使って配線する時に被せて、絶縁材料としてよく使われた。
戦争前のラジオを見ると黒または褐色のものしか使われていないが、編集長がラジオをいじり始めた昭和30年後半以降は色付きの物が出てきており、配線の色別が推奨された。B+は赤、アースは黒、B−は青、コントロールグリッドなどの信号線は黄色などが雑誌に書いてあった。
実装方法がプリント基板になって、ビニール被覆の撚り線などに取って代わられた。
陸軍型ターミナルは卵ラグであるが、海軍型ターミナルは電線を付けるところが、かしめられる様になっているラグを使うらしい。
動作点により増幅率が変化する真空管。検波出力の直流成分によって、グリッドバイアスを変化させることにより増幅率を変化させ、フェージング対策となるAGC(オートマチック・ゲイン・コントロール)を行った。
定数の異なる真空管を並列に動作させた場合に相当する特性であり、コントロールグリッドを密なところと疎なところとを作り、グリッド電圧・プレート電流特性のカットオフ付近が曲線になるような特性を持たせた。
電線などを締め付ける頭部の形が、上から見て菊型になったターミナル。構造は陸軍型ターミナルと同様だが、赤色の物はくすんだ色をしていることから絶縁物は違う材質であると思う。頭部の穴も無くバナナプラグが差し込めない。昭和30年代の重厚な測定器にはこれが使われていた。
カソード周辺の空間電荷を中和するためのグリッド
詳しくは「四極管」の項を参照
グリッドとカソード間の整流作用で検波する方式。
再生式回路と組み合わせて、並四、並三ラジオによく採用された。
よく似た回路にプレート検波というのがある。
真空管を使った「ディップメータ」。現在はトランジスタ化されて、単に「ディップメータ」と言われている、同調周波数などを測定する測定器のこと。
LCの同調周波数測定の他、アンテナの同調周波数の測定や、既知のC又はLと組み合わせてインダクタンスやキャパシタンスを算出したり、簡易な高周波信号発生器にもなった。
基本は真空管を使ったLC発振器であるが、この発振用真空管のグリッド回路に電流計を入れておくのが特徴。
発振コイルと測定する同調回路等(被測定物)とを結合し、発振周波数を変化させると、同調回路の周波数と発振周波数が一致したとき、発振エネルギーが被測定回路に吸収されてグリット電流が減少(ディップ)する。
発振周波数を変化させるバリコンのダイヤルに、発振周波数で目盛を付けておけば、被測定物の同調周波数が測定できた。
コイルは被測定物との結合のためケースの外部に出すが、プラグイン式にして取替え可能にし、発振周波数範囲を広くとれる工夫がされていた。
また、このプラグインのジャックを水晶発振子のピンにマッチさせておくと、水晶発振器にもなったし、ネオン管を使った変調回路を付けてスーパヘテロダイン方式ラジオのトラッキング調整などができるようにした物もあった。B電圧を切るとグリッド−カソード間の整流作用で吸収型周波数計にもなった。
測定の最初はディップ点を見つけるため被測定物と密に結合させるが、測定値の目安がついたら結合を疎にして測定精度を上げるのがコツであった。
今回修正。
我々は陸軍型も海軍型もまた菊型も区別せず「軍型ターミナル」と言っていた。
真空管の製造時において、機械的な方法によって真空を作り真空管を作り上げた後、更に真空度を上げるため管内でマグネシュウムなどを熱しガラス内面に蒸着させたもの。
鉱石ラジオの鉱石検波器の代わりにゲルマニュームダイオードを使ったラジオ。
基本的には同調回路とゲルマニュームダイオードとクリスタルイヤホンだけで構成されている。
それぞれの部品や回路を工夫して様々な物が作られている。
詳しい理屈は「初歩のラジオ実験室」のゲルマニュームラジオのページを見てください。
他にゲルマニュームラジオなどの製作記事としては、紙コップを使ってバリコンを自作したり、スピーカーを鳴らしてしまったものや、スパイダーコイルとポリバリコンを使ったものや、代替部品としてバリキャップや圧電ブザーを使ったものなどがあります。
アンテナコイル、高周波増幅コイル、局発コイルなどのコイルと、バンド切替え用のロータリースイッチを一体化した部品。2連または3連バリコンと組み合わせることにより、同調回路が一遍にできた。
多バンドのスーパーヘテロダインを自作する人たちにとって、コイルを自作する必要がなく、コンパクトに組み立てられるため、非常に重宝した。
高周波増幅段の有り無しや、3バンドや4バンドのものがあった。
高周波増幅1段、中間周波増幅2段の受信機のこと。昭和30年台後半のアマチュア無線局の標準的な受信機であったが、昭和40年代なかばからコリンズタイプのダブルスーパーに代わっていった。
0V1や1V1といったストレート受信機と比べると格段に感度、選択度が向上しており、昭和30年台の中学生にとってはあこがれの機械であったが、技術的に高度で部品数も多く、従って高価になるため、最初0V1程度の受信機を作り、1V1、5級スーパーを卒業してから高一中二の作成をするのが一般的だった。
この頃自作をする人のために、高一中二用のコイルパックや中間周波トランスが、トリオやスター等のメーカーから発売されていた。
メーカー製の高一中二受信機としては、KENWOODが春日無線と言っていた時代の9R4/9R42や、トリオになってからの9R59などがあった。
菊水電波や他のメーカーからもキットなどが発売されていたらしいが詳しいことは不明。
並四ラジオまたは並三ラジオに高周波増幅回路を1段付けたラジオ。
高周波増幅回路は発振しやすく技術的に高度であり、2連バリコンなどを使うため高価ともなったが、並四や並三と比べると感度は飛躍的に向上した。
真空管の電極のひとつ。グリッドのこと。
陰極と陽極の間に位置し、その形状はらせん状又は網状である。
カソード・グリッド間の電圧により、真空管内の電子流を制御する。
使用目的により、制御グリッド、遮蔽グリッド、空間電荷グリッド、抑制グリッド、地気グリッド、陽極グリッドなどがある。
方鉛鉱または黄銅鉱の鉱石に針状の金属を接触させると電流を片方向にだけ流す特性が現れる。これを利用した検波器。
接触させる位置により感度が変わるため、ラジオを受信しながら針を動かして最良点を探す形式のものや、円筒形の筒にバネで鉱石をはさんで、円筒の小さい穴からバネを動かして最良点を探す形式の物があった。
また、方鉛鉱は産地により使用できないものがあるらしく、メーカーの製品には人造の方鉛鉱が使われていたらしい。(ラジオ工房の鉱石検波器のページを参照)
黄銅鉱の結晶を見たいのならTDKのホームページのエレクトロニクス素材の不思議にどうぞ
鉱石検波器を使ったラジオ。
検波器にゲルマニュームなど最近のダイオードを使った物は、厳密にはゲルマニュームラジオと言うべきかもしれないが、回路が同じため「鉱石ラジオ」と言う場合がある。また、鉱石検波器を使っていても、真空管やトランジスタなどの増幅素子を使ったものは、鉱石ラジオとは言わない。
ある資料に1925年(大正14年)の日本国内ラジオは7割は鉱石ラジオだったという記載がある。この頃から使われているラジオであるが、構造が簡単でラジオの原理が理解しやすいため、今でも作る人があってキットや部品が販売されている。
鉱石ラジオの製作記事としては、手作りキットを販売している「雑貨屋」さんのページにコイルがスライダー方式のものが紹介されている。
また、鉱石を鉱物標本店から買ってきて作ってしまった人のページがある。<BR>
交流電源でも動作するような工夫がされた真空管。
真空管発明の当初は電池などの直流電源であったが、商用電源として交流が供給されるようになると、真空管の電源も交流で供給することが要求された。
B・C電源は交流を整流・平滑し、直流にして使用するが、カソードを熱するA電源に交流を使用できるようにしたものである。
直熱型では、交流でカソードの温度変化が生じないよう、熱容量を大きくする方法がとられた。このためフィラメントを太くしたので低電圧大電流のものとなった。
また、フィラメントの電位の影響をなくすため、フィラメントに中間タップを設けたり、ハムバランサーでフィラメントの中点をアース(基準電位)に接続する方法がとられた。
その点、傍熱型真空管は構造上カソードの温度変化が少なく、ヒータの電位に関係なくカソードを接続できるので、交流に使うには最適といえる。
スクリーングリッド四極管のスクリーングリッドとプレートの間に、もう一つのグリッドを置いて、グリッドを三つにした真空管。カソードとプレートを加えて五極になる。
プレートに高速で電子が衝突すると二次電子が放出されるが、プレートの手前にプラスの電位であるスクリーングリッドがあると、このスクリーングリッドに電子が吸引されスクリーングリッドに余計な電流が流れることになる。
このため、スクリーングリッド四極管は、プレート電圧がスクリーングリッド電圧を下回らないように、小信号の増幅しかできなかった。
これを改善するため、スクリーングリッドとプレートの間にもう一つのグリッドを入れ、カソードと同電位にして、二次電子をプレートに戻すようにした。これをサプレッサグリッド(抑制グリッド)という。また、カソードと同電位にすることから等電位グリッド、地気グリッドとも言う。
五極真空管は高gm管であり、グリッド−プレート間の浮遊容量が小さく、高性能な真空管であった。
また動作点付近では、プレート電圧が変化しても電流はあまり変化せず、出力インピーダンスが高いという特徴をもつ。
周波数の単位、c/s(サイクル パー セコンド)のこと。1968年(昭和43年)「Hz(Hertz)(ヘルツ)」に変更となった。1Kc/sは1000c/sで、1Mc/sは1000Kc/sである。
ちなみに、cycle とは英語で循環とか一巡りとかいう意味があり、電気信号がプラスからマイナスになってもう一度プラスになることを1サイクルといい、1秒間における電気信号のサイクル数が周波数である。
また、ヘルツ(Hertz)は1888年電磁波の存在を実証したドイツ人で、この人の名前からとった。
よけいな話だが、気圧も昔はミリバールといったが、今はヘクトパスカルに代わっている。
検波回路において、プレートに漏れた高周波信号をもう一度アンテナコイルに戻して、感度を向上させる回路方式。
アンテナコイルに巻かれた20ターン程のコイルを再生コイルと言い、巻き方向が正帰還になるように、プレートからこの再生コイルとミゼットバリコンを経由してアースに落とした。このミゼットバリコンの容量を次第に増やしていって、発振する一歩手前が感度が最高になる点である。
二極管のカソードとプレートの間に金属の網(グリッド)を置くと、プレート電流をグリッドの電圧でコントロールできる。
グリッドがカソードよりマイナス電圧の範囲では、グリッドには電流が流れないので、増幅をすることができる。
世界で最初の三極管は、明治40年 ド・フォレスト(De Forest) がフレミング管(二極管)の改良をしていて考案した。
翌年(1907年)三極管の特許を取得
スクリーングリッドのこと。詳しくは四極管を参照
真空にしたガラスまたは金属の容器の中に、カソード(陰極)、プレート(陽極)、グリッド(格子)などの電極を配置し、陰極から放出される熱電子電流を利用する電子部品。
陰極と陽極のみの物を二極管といい、グリッドを有するものを多極管という。また、多極管の電極の数により三極管、四極管、五極管、七極管、ビーム管などがある。
整流作用、増幅作用を持つ。
エミ減になった真空管の、ゲッタを加熱したり、ヒータ電圧を一定期間上げたりして、活性化する手法。
昭和22年発行の電気通信学会の実用通信工学叢書によると以下の記述がある。当時、真空管の復活術は正規な技術の一つであり、乾電池の充電のようなあやしいものではない事がわかる。
「微熱陰極を有する真空管の電子流が使用中著しく減退することがある。これは主として管内の残留ガスにより陰極の活性層が破壊されるに基因するもので、与力操作及びエージングを行えば放射性能を容易に復活する事ができる。
すなわち、トリウム入りタングステンを用いた真空管では陽極及びグリッド電圧をゼロとし繊條に規定値の3倍ないし3.5倍の電圧を10秒から20秒間加えて浄化操作を行い次に規定値の1.2倍ないし1.4倍の繊條電圧を加えて30分間以上与力操作を行って復活させる。与力操作を2時間以上行っても復活しないものは復活不可能と見てよい。
酸化物皮膜陰極を用いた真空管ではガラス壁に付着したゲッターを短時間200℃程度に加熱して再蒸発させ冷却したる後、各電極に規定値の電圧を30分間加えることによって復活することができる。ゲッターの蒸発する時はステム等に付着して電極間の絶縁抵抗を低下することがあるから、適当な方法によってこれを防ぐ必要がある。」
増幅率(μ)、相互コンダクタンス(gm)、内部抵抗(rp)のことをいう。
μ=gm×rpの関係がある。
水晶発振子を組み合わせて作ったバンドパスフィルター。
水晶発振子の等価回路はQの高い同調回路であるため、水晶発振子一つだけでもバンドパスフィルター特性を持つ。しかし、単体の水晶発振子ではバンド幅が非常に狭いため、単一周波数であるA1信号ぐらいにしか使えない。帯域幅のある音声を通すためには周波数の僅かに違う水晶発振子を幾つか組み合わせるか、同一周波数の幾つかの水晶発振子にコンデンサーなどを並列に入れて周波数をずらす工夫が必要だった。
周波数変換を行わない回路構成の受信機。
0V1・1V1、超再生方式、ダイレクトコンバージョンなどがある。
コントロールグリッドのこと。詳しくは三極管を参照
接続の旧字体
フィラメント、直熱型真空管の陰極のこと。読み方は「せんじょう」?
材質は純タングステン、トリウム入りタングステン、酸化物被覆陰極などの種類がある。
コイルのこと。
増幅の旧字体
単相の旧字体
アースのこと。
サプレッサグリッドの別な言い方 詳しくは五極管を参照
真空管のB電圧を安定させるために使用した放電管の一種。ガス入りの放電管は、電流がある程度変化しても電圧の変化が少ないことを利用している。
VFO(可変周波発振器)などに使われた。
電圧の旧字体
二極管のプレート電流は、プレート電圧の3/2乗に比例するが、プレート電流が陰極から放出される電子に相当する電流まで増えると、プレート電圧を増加させても、プレート電流は増加しない。
この様に、プレート電圧を増加させてもプレート電流が増えない現象をいう。
鉱石ラジオまたはゲルマニュームラジオのアンテナとして家庭用電源線を利用する方法。
家庭用電源線との結合には、耐圧250V(ボルト)100pF(100ピコファラッド)程度の絶縁性能の良いマイカコンを介して接続する。このマイカコンをACコンセントの中に組み込んだ物が市販されていた。
現在の第四級アマチュア無線技士/第三級アマチュア無線技士に相当する従事者資格。
1958年(昭和33年)に制定されたが、1989年(平成元年)制定、1990年(平成2年)5月1日施行の法律改正で現在の名称に読み替えることになった。
サプレッサグリッドの別な言い方。詳しくは五極管を参照
カソードと第一と第二グリッドで三極管を形成し、残りの電極で五極管を形成させた。
スーパーヘテロダイン方式の周波数変換に使用された。三極管部分で局部発信を行い、第三グリッドに入力信号を入れて、局部周波との混合を行った。
並とは普通の意味。三とか四は真空管の数を表す。
検波、低周波増幅、出力、整流に各々1球ずつ使った4球ラジオを並四といい、並三は低周波増幅を省略して、整流管を含めて3球で構成した。
スーパーヘテロダイン方式が製造される前は、アンテナ回路から入った高周波信号を、同調回路を通したのち、直接検波して、その後低周波増幅、低周波出力を経由してスピーカーを鳴らす方式が一般的であった。
検波回路には再生式グリッド検波が使われた。
なお、高周波増幅が付いた時は「高一ラジオ」と言った。
この熱せられた金属(カソード)に対してプラスの電圧をかけた金属(プレート)を陰極の近傍に置くと、電子はカソードからプレートに移動する。
電子はマイナスの電荷を持つため電流の流れとは逆になるので、電流はプレートからカソードに流れる。
また、この逆方向には電流が流れないため、整流器として利用できる。
1904年フレミングによって、二極管が始めて作成された。詳しくはフレミング管の項を参照
発振の旧字体
減速機構がついたダイヤルの一種。(写真)
つまみと同じ軸上にバリコン等の軸を連結でき、回転角を読み取りできる目盛が付いていた。パネルの加工や取り付けも簡単であったことから、自作機器にはよく使われた。
二極管においてプレート電圧 ep とプレート電流 ip の関係は
ip=G*ep(3/2)
の関係がある。この時の G をパービアンスと言い、電極の寸法及び構造から定まる定数である。
電源の50ヘルツないし60ヘルツが信号回路に混入し、スピーカーからブーンという音が出ること。
防止法として、ヒータの配線を撚って交流磁気が発生しないようにしたり、1球毎にアース点を一ヶ所にする一点アースなどがあった。
直熱型真空管を交流で点火するときに、ヒータに並列に入れる中間タップの付いた低抵抗のこと。この中間タップをグリッド回路やプレート回路と接続することにより、A電源のハムの影響を無くす。
パラステック発信(寄生振動)を防止するための、プレート回路またはグリッド回路に挿入するコイルまたは抵抗のこと。
近年では、フェライトビーズがこの役目を果たすようになった。
パラ止めと言うと、まず思い浮かぶのは、送信機終段管のプレートキャップに
取り付けられた抵抗とこれを取り巻くように巻いたコイルの並列回路である。<BR>
高電圧で放電させた時に発生する高周波エネルギーを無線通信に利用するもの。
1888年ヘルツの実験は火花式である。また、1898年マルコニーのドーバー海峡横断実験も火花式であった。
7M2MZTのホームページから「CWの歴史」を見ると、「1903年 海軍艦艇に無電装備(海軍36式火花送信機)、日露戦争に間に合う」とある。1905年の日本海海戦における「敵艦見ゆ」という、有名な無線電信は多分火花送信機だと思う。
火花式では、音声の通信は無理だと思っていたら、放電ギャップを使って音声通信をした人がいたらしい。しかも日本人!!。
1912年、鳥潟・横山・北村という3人の技術者が世界初の音声による無線通信に成功。その頭文字をとって、TYK式放電ギャップというのだそうな。その後、船舶と港湾事務所との間で使われたというからすごい。
1923年(大正12年)真空管式送信機実用化とあるが、真空管に代わるまで高出力の高周波エネルギーを得る方法として使われていたと思う。
参考資料
アマチュア無線局7M2MZT浅野さんのホームページの中「CWの歴史」
http://member.nifty.ne.jp/7M2MZT/
モトローラのホームページのなか「ラジャー!オーバー!無線ってなぁに」第3回
http://www.2wayradio.mot.co.jp/jp/index.html
二つ以上の真空管の電極を一つの真空管内に収めたもの。
二極三極管(二極管と三極管)双二極三極管(二極管2個と三極管)、双二極五極管(二極管2個と五極管)、双三極管(三極管が2個)、三極五極管(三極管と五極管)などがあった。
二極三極管6ZDH3A、双二極三極管6AV6は五球スーパーの検波・低周波増幅に、双三極管12AT7、12AU7などはテレビのチューナーなどに使われていた。
真空管として始めて出現した二極管。
倫敦(ロンドン)大学教授J.A.Flemingは明治22年からエジソン効果を研究すること7年余、ついに今日の二極管を製作し、無線通信の受信用検波に利用する道を拓いた。この時作成されたものをフレミング管という。
上記内容は昭和22年発行電気通信学会の実用通信工学叢書から抜粋したが、最近インターネットを見ていたら、フレミング氏は「伊マルコーニ電信会社の技師」という説明がでていた。
もう少し調べてみると、「1905年 フレミング(英)二極管(検波器)の特許を取得。真空管の発明者と言われ、1899年マルコニー社のアドバイザーとなる。 1908年アノードに正電圧をかけ、感度を上げる特許出願したが、デイフォレスト(編集長注:三極管の発明者 De Forest ?)に遅れをとる。」というホームページが見つかった。
絶縁体にパラフィン紙を使ったコンデンサ。アルミ箔2枚とパラフィン紙2枚が交互になるように巻き、各々のアルミ箔にリード線を付けた後に、パラフィンで防湿処理をしたもの。
変圧器(トランス)の旧字体
絶縁物にマイカ(雲母)を使ったコンデンサ。大容量のものは出来ないが、耐電圧が高く絶縁特性に優れる。
今はマイカコンデンサというとデップドマイカを連想するが、真空管時代はマイカと電極となる金属板をサンドイッチ状に重ね、ベークライトなどで固めたものであった。
真空管ラジオの同調表示器に使用された、真空管の一種。
外形はST管、GT管、mT管の物があり、ST管とGT管は頭部から、mT管は側面から見る形で表示されるようになっている。
よく見たのはGT管タイプである。この表示部はドーナツ形で、扇型に薄緑色に光っている部分と光っていない部分がある。放送波と同調していない時は、光らない部分が広いが、ダイヤルを回して放送局の周波数に合うと、この扇型の暗い部分が閉じて、明るい薄緑色部分が多くなることにより、ダイヤル位置が正しいかどうか分かる。
マジックアイの構造は三極管と表示部から成っている。使用方法はマジックアイのグリッドにAGCを接続すると、同調して受信信号が大きくなった時に、AGC電圧もマイナス方向に大きくなり、マジックアイが閉じるような回路になっていた。(マジックアイの使用例)
インピーダンスが割合高く(数百オーム程度)、感度はいいが、音質はいま一歩であったため、ダイナミックスピーカーにとって代わられた。
50pF(ピコファラッド)程度のバリアブルコンデンサー。再生検波回路において帰還量の調整に使われた。
(1)音叉で知られるとおり、金属片などは固有の振動周波数を持つが、この機械的振動を利用したフィルター。
電気信号から機械振動に変換し、固有振動数を持つ金属片などを経由して、再び電気信号に戻す機構により、バンドパス特性を得るものである。
DSB信号からSSB信号にするためには、片側の側波帯を阻止し、もう片側の側波帯を通すフィルターが必要だが、側波帯同士が近接しているため、ここに使うフィルターはスカート特性の良い物が必要である。また、受信機の混信特性を改善するためにも、スカート特性の良いバンドパスフィルターは必要であった。
スカート特性の良いフィルターとしては、水晶発振子を組み合わせたクリスタルフィルターがあるが、455kHzといった低い中間周波数でのフィルターは作りにくかった。
そんな頃コリンズ社が455kHz帯のメカニカルフィルターを作成し、トランシーバーに実装して売り出した。
日本では国際電気製造のメカニカルフィルターが有名で、昭和40年代のアマチュア無線家にとって、理想的な選択度を実現する部品として羨望の品であった。
現在は、高い周波数でも安定した増幅が行えるようになったので、中間周波数を高くした構成にしてクリスタルフィルターを使う事が多いが、なかにはメカニカルフィルターを使っている機器もある。
(2)静電気などを使って集塵するフィルターに対して、網目状の物でゴミを濾すフィルターのこと。
真空管の電極のひとつ。プレートのこと。
カソードを囲む形に成型した金属板で、カソードに対してプラスの電位にあるときのみ、電流がカソードからプレートに流れる。
プレートの材料としては、溶融点が高く加工が容易で吸蔵ガスが少なく、しかもこの吸蔵ガスを容易に排除できるものが適当であり、モリブデン、ニッケル、グラファイトなどが用いられる。
許容損失を大きくするために、炭素を付着させたり酸化させたりする方法や、放熱面積を大きくするためにラジエータを付けたものもある。
より大型のものでは水で冷やすものもあり、これは水冷式陽極という。
サプレッサグリッドのこと。詳しくは五極管を参照
グリッドを二つ備えた真空管。カソードとプレートを加えて四極になる。カソードに近いほうから第一グリッド、プレートに近いほうを第二グリッドという。
二つのグリッドの使い方によって、空間電荷グリッド四極管と、遮蔽グリッド四極管がある。
カソードから放出された熱電子はカソード周辺に滞留するが、電子はマイナスの電荷を持っている事からカソード周辺がマイナス電位になり、熱電子の放出を妨げる。
空間電荷グリッド四極管は、第二グリッドをコントロールグリッド(制御グリッド)とし、第一グリッド(空間電荷グリッド)をカソード周辺の空間電荷がある位置においてプラス電位にし、空間電荷を中和させる。
この空間電荷グリッドは、この位置にカソードがあるような作用をするため、内部抵抗が減少し、相互コンダクタンスは増大する。また、低い陽極電圧でも充分動作する特性を持つ。
スクリーングリッド(遮蔽グリッド)四極管は、第一グリッドをコントロールグリッドとし、第二グリッドをスクリーングリッド(遮蔽グリッド)とする真空管である。
グリッドとプレート間の浮遊容量は高い周波数を増幅したときに、発振など不安定な動作を起こす。これを防止するために、グリッドとプレートの間にもう一つグリッドを入れシールド効果を持たせた。このため、増やしたグリッドをスクリーングリッドと言う。
スクリーングリッドは電子の流れを助けるため、プラス電位としておく。このため、プレート電圧の変化がプレート電流へ影響を少なく、従って内部抵抗が高い特性をもつ。
また、グリッド・プレート間の浮遊容量が減少した分、増幅率を上げることができ、通常の三極管の増幅率が10ないし30程度であるのに対し、四極管の増幅率は100ないし1000位まで可能となる。
最近、三極管の特許を逃れるためにグリッドを増やしたという説を聞いたことがあるが、30年以上前、筆者が学生時代にはそういう話は聞いたことがない。
筐体から電気的信号を取り出すために取り付ける端子(ターミナル)の一種。(写真)
真中に鍔がついたボルトに、片側は電線などを挟むための絶縁物のついたナットが付き、もう片側は金属板の筐体に取り付けられるように、絶縁ワッシャとナットが付いた構造をしていた。電気回路1本に1個必要となる。
形状が似た物に、海軍型ターミナル、菊型ターミナル、六角ターミナルがある。
絶縁物はフェノール樹脂なので、黒色の他、赤、青、黄、緑などの色がついた物が販売されていた。
頭部はバナナプラグが差し込めるようになっており、ネジ部で電線や矢型チップを締め付けられるようになっていた。
このように、接続できる相手をあまり選ばないため、測定器などに使われていたが、絶縁物にナイロン樹脂を使ったジョンソンターミナルが現れ、現在はほとんどこのジョンソンターミナルになった。
巻き線型の可変抵抗器。摺動式抵抗器
電線等を締め付ける頭部の形が六角形になったターミナル。構造は陸軍型ターミナルと同様だが、赤色の物はくすんだ色をしていることから絶縁物は違う材質であると思う。頭部の穴も無くバナナプラグが差し込めない。
フィルター回路
カソードを熱するための電源。ヒータ電源などとも言う。
送信電波を正規なアンテナの代わりに、電灯線にのせて発射する違法な方法。
電灯線に電波が重畳されるので、TVI(テレビ妨害)やBCI(ラジオ放送妨害)が発生しやすい。
正規なアンテナを立てられないアンカバーがやっていた。
昭和30年代のアマチュア無線は3.5MHz、7MHzバンドが主だったので、ロングワイヤーというアンテナが使用できた。また、送信器のアンテナ回路にはπマッチと言われるロングワイヤーにもインピーダンスマッチングできる回路が採用されていた。アンカバー達はこういった技術を使って電灯線に電波を乗せた。
現在のアンカバー達は無線技術の進歩により、144MHz、430MHz帯に移ってきており、これらの超短波帯のアンテナは小型になったために電灯線に電波を乗せる必要がなくなった。
二極真空管又はダイオードを利用して、パルス性のノイズを消す回路。
プレートに加えるためのプラス電源。ラジオなど受信機は数十ボルトから三百ボルト程度であるが、送信機などでは数千ボルトになる場合もある。
トランジスタになってからも、エミッタ・コレクタ間に加える電源のことをB電源といい、回路図などで+Bなどと表した。
中間周波数から数キロHzずらした周波数の発振器。発振周波数を微調整できるようになっており、中間周波信号と混合させることにより、A1信号や、SSB信号を復調した。
グリッドに加える直流電源。
グリッドに信号が入った時、常にグリッド電位がカソードに対してマイナスになるように加えるマイナス電圧。通常、電流は流れない。グリッドの動作点を決めるため、バイアス電源とも言う。
相互コンダクタンス
プレート電圧を一定にして、グリッド電圧の微小変化をδegとした時のプレート電流の変化をδipとすると、
gm=δip/δeg
水晶振動子の1タイプ。周波数を切り替える時は、この水晶振動子を差替えて行った。
専用のソケットがあったが、GT管のソケットでも代用できた。
真空管の名称における分類の一種で、最初のKは整流用を表し、2文字目はベースの足数で、Xが4本、Yが5本、Zが6本を表す。
詳しくは「真空管備忘録」を参照のこと
KX−12F、KX−80などがあるが、あたまのKXなどを省略して、12F、80などと呼ばれた。
中間周波増幅の選択度を向上させる回路技術。スカート特性はあまり良くなかった。
「発振状態になると同調回路のQが上がることを利用している」のでないかと思う。
また、トリオの受信機だけについていたような気がする。トリオが特許を持っていたのかもしれない。
真空管の1種類。ナス管の次に現れた形で、上から3分の一ぐらいの位置がくびれているため、ダルマ管とも言われた。
このくびれは、プレートなど電極を支持する雲母板を固定するためであり、またナス管では頭部にあったガス抜きが下のベースの中に隠れるようになった。
真空管の名称における分類の一種で、最初のUは受信用を表し、2文字目はベースの足数で、Xが4本、Yが5本、Zが6本を表す。
詳しくは「真空管備忘録」を参照のこと
UX−2A3、UY−76、UZ−57、UZ−6C6、UZ−6D6などがあるが、あたまのUXなどを省略して、2A3、6C6などと呼ばれた。
真空管の増幅率のこと。
グリッド電圧の微小変化をδegとしたとき、同じプレート電流を流すために必要なプレート電圧の変化をδepとすると、
μ=−(δep/δeg)
真空管の構造と寸法から定まる。