悪魔の辞典

GO出版社


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Jan 19 2001

高一中二(こういちちゅうに)
 (1)高校1年生と中学二年生のこと。並三(並みの子供3人)や並四(並の子供4人)より、子供を育てる技術が必要と言われる。設計や実装技術を誤ると発振(現在の表現では「キレル」という?)しやすいが、上手に作ると高性能なものができる。
 (2)高周波1段増幅、中間周波2段増幅の受信機。

鉱石ラヂオ(こうせきらじお)
 ラジオ少年なら子供の頃一度は作ってみたことのあるラジオ。ラヂオと書くかラジオと書くかで年齢が分かる。
 構造が簡単で、日曜大工の延長で色々な工夫が可能なため、今でも作ってみようという元ラジオ少年が全国各地で散発的に発生する。「ラジオを作る」と言ってつるはしを持って山に入っていったら、この病が発生したと診断してよろしい。

眞空管(しんくうかん)
 基本的な原理は、エジソンが電球の寿命を長くするための研究をしていて、発見したと言われる。
 Yahooオークションを覗いてみると、真空管や真空管を使ったラジオやテレビが高価に取引されている。古いテレビから外した真空管○十本といった物に結構な値がつく。
また、確実な使う当てもないのに、修理用とか予備とか言って買い込んでいる輩がいるといううわさも漏れ聞く。
 真空管は既に製造されていないために、「ここで手に入れておかないと!」という買い手の心理で、いつまでも真空管市場が活性化し、取引価格が高騰する、一時の土地転がしのような現象をエジソン効果という。
 特にオーディオ関係者の真空管に対する評価には根強い人気があり、ICやトランジスタと比べて「音が柔らかい」その他の評価で、現在でも書店で技術書が売られていたり、秋葉原で真空管アンプのキットや部品が売られていたりする。
 しかしやっぱり、暗闇にオレンジ色に光るヒータの色は、元ラジオ少年の郷愁を誘う。これは悪魔的だと編集長は思う。

パラ止め(ぱらどめ)
 最近、大きくなっても親の家を離れない青年がいる。こういったいい年をした青年達をパラサイトと言うが、きちんと一人前に働くようになるおまじないのことをパラ止めという。
 夜泣き封じや虫封じと同じようなものである。
 最近、文京区千石にある「パラ止め稲荷」別名「巣鴨大鳥神社」では、子供の独立を願う親たちの参詣で、空前の賑わいを見せているとか..いないとか--

メカフィル
 (1)アメリカン・フィル・ハーモニー・管弦楽団の略。
 (2)メカニカル・フィルターのこと。

メカニカル・フィルター
 ニッケルメッキされた金属の容器に入っており、国際電気などというラベルが張ってあるので、精密で複雑な機構であるような感じがするが、実は歯車とくじらのひげを使って構成したフィルターのこと。
 からくり儀衛門の発明と言われているが、このようなフィルターの原理は既に広く知られており、儀衛門は実用になるものを作ったと言うのが正しい見方である。
 当時からくり儀衛門は、言葉で茶汲み人形をコントロールする方法を研究していた。音声認識のためには、人形の体に内蔵されたフィルターを使って音声を分析する必要がある。人形の中に入る大きさで、かつ実用になるフィルターを作成したのは、からくり儀衛門が最初である。
 数体作った人形のうち一体がアメリカに渡り、これを見たコリンズが金属製のメカニカル・フィルターを作ったという話は、誰も知らない事だけに世の中の不思議を感じる。


編集後記 とりあえず気が付いた語彙で編集してみました。
 面白い話がありましたら、掲示板に書き込んで頂けると幸いです。[編集長]