最近、持ち運びの出来るオールモード機を見かけなくなってしまいました。昔は多かっ
たのにどうしたことでしょう? アマチュア無線の世界に飛び込んだとき、偶然にもオー
ルモードポータブル機を手にした私は、自然にSSBモードに進み、CWモードに進みま
した。
メーカー各社は、多バンドFMハンディー機を競うように造っています。どこのも特徴
が無く購買心をくすぐられません。なんでどこのメーカーも同じものをつくるのかなあ?
と、不思議です。ハンディーサイズでSSBやCWモードのついたV/UHFハンディー
機があればおもしろいような気がします。無個性なハンディー機市場に、もろに個性ばり
ばりの商品登場です!私が欲しいなあ!と、常々思っているハンディー機を語ってみたい
と思います。
SSBモードのついた機種を選ぶユーザーは、何かと「あれはだめ!これは駄目!」と
マイナス方向にうんちくをたれたがる様ですが(?!)、ハンディー機なら、少々感度や
飛びが悪くても「ハンディー機だしこれくらい小さければ仕方ないな!」と、きっとメー
カーさんが苦心して造ったオールモードハンディー機を評価してくれると私は思います。
大きさも一昔前のハンディー機ほど(たとえばC520やIC02N)であれば、ユー
ザーは満足してくれる気がします。そして2m&430や50&2mなど、購入したユー
ザーが、交信相手少なさに困ることがないように、2mSSBははずすことがないように
していただきたいものです。シングルバンド6mと430の機械だったら、私は絶対売れ
ないと思います。残念ながら今のご時世では...
CWモードについては、ミズホ社「ピコ」本体に付いている小さいボタン、あんなのは
要りません。やりたい人はキーを買ってやってもらいましょう。CWモードは機械に付い
ているだけで十分魅力的です。でもセミブレークインは必須ですね!欲しい気はしますけ
れど、ナローフィルターやエレキーもこの際我慢しましょう!
単3アルカリ電池4本で半日遊べ、最高送信出力は5W。願わくばシンプル接続できる
プリアンプ付き20Wリニアアンプも別売していただくとFBですね!
こんなスペックですが、多分造ることは可能だと思います。実際の所、各メーカーでは
試作機が数台あるかも知れません。ネ!
144MHz帯SSBでCQを出していて、SSBの存在を知らずに、FMモードで私
をコールしてきた局長さんがおられました。SSBバンドプランの無視とか何とかかんと
か堅いこともあるのでしょうが、SSBの付いているリグをお持ちだったり、身近にある
方なのだったらこの様な事は無い筈なんです。ただ純粋にQSOがしたくて私をFMで呼
んできたに違いないのです。きっとそんな好奇心旺盛な方が、私の頭の中にあるハンディ
ー機にハムショップ店頭で巡り会えていた事なら、きっと手にしていたことでしょう!
また、バンドプランを無視してSSB帯に出没するおじさん達も、気軽にSSB/CW
の付いた機械に触れる機会があれば、ばりばりのSSBerになるのかも知れません。
最近、八重洲無線さんから製造販売していた「90mk2」シリーズが製造中止になっ
たとの事。あまり売れているという話は聞きませんでした。それはそうでしょう!手のひ
らに乗るFMハンディー機がごろごろしているのに、あんな大きい機械は買いにくいだろ
うと思います。「90mk2」発売時のテクノロジーなら、電池ケースを除いて、2/3
の大きさで造るべきだったと私は思います。
売れる商品は、「使う人が何を欲しているか」が沢山盛り込まれている商品です。夢が
どれだけ詰まっているかです。今のハンディー機には夢がなく、同じ様な物の中から消去
法でリグ選びをしている様な気がしてなりません。ハンディー機市場が閑古鳥の今、なぜ
ハンディー機が売れていないのかという事と、売れていない原因を携帯電話普及のせいに
していないかをメーカー各社は再考していただきたいものです。
私が思うようなハンディー機が、八重洲さん、アイコムさん、ケンウッドさん、スタン
ダードさんから定価6万円前後で発売されることを夢見ながら、その時に備えてせっせと
お小遣いを貯めたいと思います。こんな機械が出たら、きっとJARL会員の減少にも歯
止めがかかる! かな? JL3TOG