最近、144MHzSSB運用帯にて、CW運用をすることに凝っています。 HF帯と違って、144MHzは、CWの信号を聞く機会が希です。CW専用帯で、たまに聴くこと が出来ても、和文です。3アマ以上のライセンス保持者でも、CW運用する機会が、コンテ ストぐらいというのが、実状だと思います。その様なときでも、CW専用帯に周波数をわざ わざ合わせなければ、聞くことが出来ません。 CWで運用してみたい、と思っている方は、割とたくさんいるようです。しかし、運用経 験が少ないと、電波を出すのは、度胸が必要だと思います。私自身がそうでした。 CW運用をはじめた頃、専らV/UHF帯で運用していた私は、CWを聞く機会が滅多にありま せんでした。聞こえなければ、自分で出してしまえという性分です。50MHzや144MHzCW専 用帯でCQを出しました。初心者なもので、応答があったときには、ドキドキしてしまいま した。相手のフルコールをとることが出来ず、何度も聞き返しました。 50MHzでの移動運用局が、希に電話電信バンドで、SSBとCWの交互運用をしています。主 にアワードハンターが、SSBで交信したあと、相手にお願いしてCWに移り、QSLを得る手法 です。これなら、コールサインの確認が済んだ後なので、安心して交信できます。 SSBと交互に運用することにより、安心してCWでのQSOを楽しんで貰い、CWに興味を持っ て貰おう。あわよくば、バージンCW-QSOを頂いちゃおう との魂胆ではじめてみました。 私の運用スタイルはといいますと、144.110MHz±あたりで、CWでのCQを出します。周波 数を高め(144.210MHz±)で運用しましたが、こちらの方が、応答率は良かったです。根気 よく、短めのCQを出し続けます。スピードは20wpmぐらいです。平日夜間、それなりのロ ケーションなら、誰かが聞いていると信じて出し続けます。 20〜30回ほどCQを出して、応答がないときには、SSBに変えてCQを出します。CQを出し たら、確実に1発目でコールがあります。 そのとき相手の方は、 「CW聞いていました」 「応答しようと思っていたら、SSBにされたのでお呼びしました」 「受信練習させて貰いました」と、いう内容です。そこで「CWでのQSOをしていただけま せんか」と、お誘いします。前出の50MHzでの交互運用とは、順番が反対になります。 CWに移って交信する場合は、 私 JA3** de JL3TOG/3 k 相手 JL3TOG/3 de JA3** ur599 bk 私 de JL3TOG/3 ur also599 73 va e e このような簡素なQSOで終了です。交信後、またSSBに移り、CW運用の感想を聞いてみた りする事もあります。 20wpmのCW-CQに、応答してきてくれる事もあります。HFで慣らした方が、呼んできてく れる場合が多いです。そういうときは、そのまま交信してしまいます。この場合は、CQを 出し続けているときと同じ感覚で、初心者の方が聞いてくれて、興味を持ってくれれば良 いなと思いながら、交信を楽しみます。 CQ後に、信号が入る場合があります。 短点が一発聞こえたりする。こういう時は、一番緊張するときです。15-wpmぐらいにスピ ードを下げてCQを出します。極力、符号と符号の間をあけて打ち、わかりやすくします。 その様なCQを1,2回出せば、十中八九応答があります。 話は変わります。 フォーンでのQSOを聞いていると、独特の単語が登場します。144MHzに限った話ではあ りませんが、例に挙げさせていただきます。 「QR」あります => 混信(QRM)だか、ノイズ(QRN)だか、なんだかわかりません。 「723 セブンツースリー」 => たぶん「73 セブンティースリー」の事でしょう。 「びーあびーろー」 => 「via BURO」の事ですね。 コールサインの後に 「バイ3 バイ4」など => 「/3 /4」ストローク、ポータブル運用の事のようです。 私は、このような間違った運用をしている方を注意したりしません。かと言って、黙っ て聞いて「間違ってるわ はははっ」と、笑う気にはなりません。実は、正しいことを伝 えてあげたくて、ウズウズしているのです。しかし、注意や指摘する根性が、私にはあり ません。だいたい、私自身も変な言い回しをしていて、笑われているのかも知れません。 これらのけったいな造語は、CW運用の知識が付けば、全て解決することです。こんな言 い回しをしている人、こんな言い回しをする人が身近(愛好バンド)にいる人。こういう人 達にこそ、CWに興味を持って貰いたいのです。すぐに解決する性質のものではありません が、きっと良い方向に行くと思います。これらのために、自分が出来ることは、CW運用体 験談をひとりでも多くの方にして頂く。と、いう事ではないかと、思っている今日この頃 です。 私は、このような運用を続けていこうと思います。そうすれば、CW初心者やペーパーラ イセンサーが、CW運用を気軽に試せるのではないかと、考えています。全てのアマチュア 無線家が、HFを運用している訳ではありません。HFを運用していない人が、CWに接する機 会が増えることは、大切なことだと思います。趣旨に賛同してくれる方が、増えると良い なと考えています。 みんなで、144MHzの(欧文)CW愛好者を掘り起こしませんか。 |