番外 第1話 パソコン所有

 インタネットデビューして少し歳月がたちました。ホームページを日記のように更新し、楽しく作って、いろ
いろ回って見て...と、移動運用を楽しむ為の「よき道具たち」の一つとしてとらえております。楽しく移動
運用をして、その雰囲気を少しでも味わって頂き、「移動運用をしてみたい!」と、云う方が増えればいいなと
いう開設目的は、今も変わりません。
 いろんなホームページを巡回して、自らのホームページのURLを宣伝して回ったりもいたしますが、その中
には、私の「パソコン感」からかけ離れている人達がいる様で、驚かされてしまいます。

 まず「パソコンを所有していなければ現代人にあらず」と、考えている人が居るという事に驚かされます。パ
ソコンを所有して、インタネットをやっていないと、欠点のある人間として、自分の品格を棚に上げて批判を繰
り返しているのです。たまたまパソコンに触れる機会に、恵まれていただけだと云う事を理解していない様なの
です。
 とある法人、役員選挙の候補者紹介ページに出会いました。ここでは候補者に対して質問状を送り、回答を紹
介していました。候補者選びに大変役立つ内容でした。このページの設問の一つに「あなたはインタネットを利
用していますか」というものがありました。インタネットを利用しない方は、役員として不的確だと云う事なの
でしょうね。せちがない世の中になったものです。インタネットは、情報収集には大変便利なツールです。しか
し、その利用をしているかしていないかで、人間の優劣を判断する風潮が、利用者の中にある事を恐ろしく感じ
ました。インタネット環境は、あれば便利ではありますが、無くても生きていけます。もう一ついえば、自分に
とって、有益な情報か否かをパソコンは判断してくれません。「何でもこい!」次元の高い御仁は、自ら端末な
ど扱わず、優秀なブレーンが有益な判断材料を提供してくれるものです。もちろん次元の高い御仁でもお楽しみ
になっておいでの方は沢山おいででしょうが...「私はインタネットやっている」なんて言って自慢している
と、「あなたはご自分でおやりなんですか? ホホホッ」って言って笑われちゃいますよ!

 私は、仕事(就職活動)の関係で、たまたまパソコンに触れる機会があっただけです。もし、家業を継いでい
るなんて事であったら、この様な「移動運用&パソコン」なんてスタイルは、生まれていなかったかもしれませ
ん。パソコンを使わずとも、インタネットを利用せずとも、立派に活躍している人は沢山居ます。逆にパソコン
所有やインタネット利用をしていない方が、「うそ」「大袈裟」「紛らわしい」に惑わされることが無く、良い
仕事が出来るかもしれません。パソコン未所有の方を批判し続けている方々の「選民思想」心の狭さを悲しく思
います。

 また、ホームページなんてものは、「見に行きたいところに自由に遊びに行く」性質のものです。残念ながら
ネット上に置くには、相応しくない巨大な画像ファイルを平気で張り付けているところ。文章構成や配置が悪く
て、必要な情報を迅速に得ることの出来ないところ。その様なページに当たってしまったときには、残念ながら
ブラウザーの「戻る」を押してしまいます。また、いくら早くページが開いても、ついていけない内容でも「戻
る」を押してしまいます。私のページに訪れてくれた方の中にも、大勢のこの様な方が居るはずです。これはホ
ームページという情報被提供者の自由な判断にて、その情報を得るかどうかの選択によるもので、これが当たり
前なのです。ですが、世の中は(悪い意味で)広く、人によっては、何か勘違いしてしまっている人が居るよう
で、宣伝活動やホームページの「内容」「構成」を棚にあげた挙げ句、「私のホームページで見ていないのがお
かしい」なんて云う趣旨のことを平気で文章にする方が居るようです。驚きです。

 無線の世界やパソコンの世界にどっぷりと浸かり込んでしまうと、一般社会に存在する常識が欠落し、ついつ
い視野が狭くなってしまうものです。ネットや電波の世界では、余程話しこんだ方とでなければ、腹を割って話
す機会も少ないでしょう。いわば「イエスマン」を沢山はべらせるのと同じ状況です。
 あなたは、ホームページカウンターの進み具合だけで「裸の王様」になっていたりはしませんか?無線でパイ
ルアップになって「俺の個人的人気のおかげだ」なんて思っていたりしませんか?思っているなら、無線やパソ
コンの世界を一度遠い場所から見つめてみる必要があると思います。

 私の自戒の意味を込めて、今回番外という形でこの文章をアップいたしました。

JL3TOG  岩田 こうじ
2000-FEB-23