金星移住計画・その2
火星ではなく、金星を選ぶ理由
金星こそ人類最初の移住の星とすべきです。
金星は地球の9割の重力があります。また、地球同様、太陽エネルギーを充分に受けることの出来る位置にあります。核融合技術が完成するまでは、太陽の近くの比較的暖かい星であることは有利な点となります。将来、核融合が実現し、ある程度小さい規模でも発電可能となるならば、天王星、海王星などを居住可能な星に変えることが出来るかもしれません。しかし、今の段階ではそれについての結論は出せません。まずは、金星に移住し、それから考えるべきでしょう。
重力はなぜ必要なのでしょうか?それは、人間の体は長年にわたり地球環境に適応して進化してきました。地球環境とは、つまり、重力がある環境です。この重力が無くなると、体を支える骨を維持する必要が無くなりますので、自然に体中のカルシウムが溶けだしてゆきます。宇宙空間に住み続けると、骨の無い人間になってしまうのです。これでは、地球に戻ってきたとき、生活することは出来ません。
また、宇宙空間では、無重力ですから、移動のための力が必要ありません。すべてが浮いている状態ですので、歩く必要はなくなります。すると、人間の筋力が弱くなり、地球に帰ってきたあと、立つことも出来なくなるのです。ですから、宇宙飛行士が地球に帰還した後になすべきプログラムは、まずは筋トレのリハビリとなります。
そういう状況ですから、第二の地球を考えるなら、火星ではなく、金星を選ばなければなりません。火星は小さすぎて重力が足りません。気温、酸素などは技術的にコントロールが可能ですが、重力だけは科学では簡単にはいきません。それで、私は金星をこそ、最初に移住すべき星にすべきだと言っているのです。
金星改造は可能である。
金星は灼熱の星です。また、濃硫酸ガスが充満している星です。しかし、改造することは充分可能です。もっとも、今の私が改造方法のアイデアを持っているわけではありません。おそらく長い困難な研究が必要となるでしょう。私が言えることは、単純ですが、「それは可能だ。」ということです。時間は掛かりますが、可能です。重力を作るよりもっと簡単だと断言することが出来ます。人間、不可能なことを追い求めてはなりません。可能なことは、一見不可能に見えても、可能なのです。
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