道内59市町村に再編 道、合併推進構想を公表  2006/06/03北海道新聞

 道は二日、道市町村合併推進審議会を開き、現在百八十ある市町村を五十九に再編する「市町村合併推進構想」を公表した。同構想に強制力は無いものの、関係市町村に論議の「たたき台」として示し、具合的な合併を検討するよう促す。道は構想に基づいて合併協議を始める市町村に対し、独自の財政支援を行う考えも表明した。

 構想は、都道府県主導での合併を促している新合併特例法に基づくもので、具体的な合併の組み合わせ案は市町村の結びつき度合いを統計的に解析し《1》最少人口三万人程度《2》役場間の移動時間八十分以内−の条件でグループ化した。旧合併特例法で合併した市町の一部は、合併後の事務統合作業が続いて再合併の余裕が無いことから、自治体の意向に配慮して除外した。

 現状の市町村を残しながら一部事業を共同で行う「連合自治体」構想も浮上している十勝管内の市町村に対しては「本別町、足寄町、陸別町」「大樹町、広尾町」「豊頃町、浦幌町、池田町」「帯広市、音更町、芽室町、中札内村、更別村」「士幌町、上士幌町、新得町、清水町、鹿追町」の五組を示した。

 上川管内では旭川市を中心に周辺八町を合わせ人口四十一万人超とする「大旭川市」の構想を提示した。

 今年三月末までの「平成の大合併」第一幕で、合併後の人口が約八千四百人と全道一の“ミニ合併”だった網走管内大空町は、今回の構想では除外された。