この病気が発症すると、顔や関節が変形し、脳がスポンジ状になって死んでしまう。
病巣を持っている人間の50%が発症する。
初期はまったく自覚症状がなく、自分が病巣を持っていることすらも分からないまま、
何十年も経過したある日、突然病気が発症する。
発症前の病巣を検知する方法がなく、みんな不安になっていた。
ある時、医者が最新の精密検査法を開発した。
今まで発見できなかった、初期の病巣を発見できるようになった。
ある若者がその最新の検査を受診した。
結果は陽性。若者は病巣のキャリアだった。
「病気が発症していないとはいえ、ショックです。
先生、どうしたらいいでしょうか?」
医者は答えた。
「この病気に治療法はないよ。」