2007年1月のコラム
2006年は年末にかけて 将棋界は非常に大きなニュースが多かったですね
そこで その中でも 気になるニュースについてです
果たして これらのニュースは 2007年には どうなるのでしょうか〜!?
良い方向へ進む事を祈りたいですね
以下のニュースについては 進展があれば フォローしたいと思っています
1)三段リーグ編入試験
<読売新聞より>
>日本将棋連盟が新設したアマからプロへの編入制度の一つである
>奨励会三段リーグ編入試験に、アマ竜王の今泉健司さん(33)と
>赤旗名人戦優勝の秋山太郎さん(39)が、12月28日までに受験申し込みをした。
>来年2月から奨励会二段と試験対局し、8局中6勝で合格。
>2人はともに元奨励会三段で、合格すれば再び三段リーグで
>プロ(四段以上)を目指すことになる。
奨励会二段相手に 6勝2敗というのは簡単では無く
むしろ厳しいと思いますが ぜひ頑張って欲しいですね
しかし 合格しても 三段リーグの在籍が4期(2年)しか認められない
というのは ちょっと厳し過ぎるのでは!? という気がします
2)女流棋士会 独立
女流棋士ファンクラブ「MINERVA」来年(2007年)春に発足
上手く行くと良いのですがねえ。。。
しかし ちょっと気になる記事もあります
(東奥日報より)
>(2006年)四月十四日、女流棋士に緊急招集がかかった。臨時総会の開催だった。
>米長会長のひと言で、穏やかに進んだ総会に緊張感が走った。
>「将来のため女流棋士会の自立が必要な時がきた」。
>公の場で初めて独立を促され、女流棋士たちは
>「大変なことになった」と表情を変えた。
>米長発言の裏には、将棋連盟にとって
>女流棋士の存在が重荷になってきた現実があった。
>現役の女流棋士は50人。男性に比べ地方在住者が多く、
>交通費など諸経費はかさむ。対局日の設定が難しく、
>対局の記録要員確保など人件費もばかにならない。
これを読みますと 女流棋士が自らの待遇改善を目指して
独立を決意したと言うのは間違いで どうやら 日本将棋連盟から切り捨てられ
仕方なく独立する事になったと どうもそれが現実のようです
また 記者会見で 藤森奈津子女流棋士会長が
「(米長邦雄連盟会長は)独立が決まったら全面的に応援すると話した」
と発言されていますが
しかしながら 米長会長の日記には 以下のように記述があります
>女流棋士独立というので、会長、副会長、専務、常務と待機していました。
>個人的には意見はありますが、理事としては完全中立です。
>心配は山程ありますが、ひとつひとつを彼女達がクリアしてくれることを
>祈るのみです。
”全面的に応援する” と ”祈るのみ”では 大きな差があります。
これを見る限り ”応援”とは名ばかりで 実質的には見守るだけで
将棋連盟としては 何もしないと読めますね。
ある程度 女流棋士会の活動が軌道にのってからなら良いですが
最初の段階から将棋連盟の支援無しに スポンサーとの協議等が
本当に上手く行くのでしょうか? 非常に心配です。
3)和解 米長会長側が著作権侵害認める
<毎日新聞より>
>開発したパソコン用将棋ソフトの類似品を制作・販売され著作権を
>侵害されたとして、プロ棋士の武者野勝巳六段が社長を務めるソフト制作会社
>「棋泉(きせん)」(東京都新宿区)が、米長邦雄・日本将棋連盟会長と
>ソフト制作会社「サクセス」(品川区)などに約4100万円の賠償を
>求めた訴訟は12月22日付で、東京地裁で和解が成立した。
>米長会長側が著作権侵害を認めて謝罪し、解決金800万円を支払ったうえ、
>将棋専門誌2誌に連名で和解の「ご報告」を掲載する内容。
>▽武者野六段の話
>棋士同士でいつまでも対立していてはファンに申し訳ないと思った。
>米長会長側が明確に著作権侵害を認めており、実質的な勝訴と思っている。
とありますが
しかしながら 米長会長のコメントをネットで読むと
>「本件ソフトについて、原告に権利の帰属する著作部分に関し、
>被告らの一部侵害行為あったことを認め」と和解内容は明記されています。
>これが不満であれば判決。そうでなければ和解に応じる。
>さあてどうするべきでしょうか。
更には
>約束が違うではないか。
>「実質上の勝訴」などというコメントつきで
>マスコミに売り歩いた男がいたのです。
これって 武者野六段のことを指してるとしか思えませんが
これを読むと 本当に和解したのか!? と思いたくなりますね
将棋世界に載るらしい ”和解”の文章は
果たして どのような内容になるのでしょうね