国宝建築巡りー東日本



常楽寺三重塔(じょうらくじさんじゅうのとう) 甲賀郡石部町
 三間三重塔婆、本瓦葺(1400)
常楽寺本堂(ほんどう)
 正面7間、側面6間、一重、入母屋造、向拝3間、檜皮葺(14世紀後半)

 境内の手入れは勿論のこと、国宝建築物ももう一つ管理が十分でない印象を受けた。速やかな対策が 望まれる。三重塔は総高22.8m、西明寺三重塔とほぼ同じ規模である。塔は上層に行くに従い寸法が低 減してゆくが、西明寺では上層に行くほどたる木間隔を狭くし、組み物も小さくしているのに対し、こ の三重塔はたる木の数を減らすだけでその調節を行っており、寸法計画の巧みな塔であるという。本堂 は伝統的な和様の要素とともに、単純な大仏様とも禅宗様ともつかぬ新しい意匠が使われていて、いわ ゆる新和様であるという。



本堂と三重塔



本堂向拝の柱
 4本の柱が全て途中から継ぎ足して補修されている



本堂木組



三重塔全景



三重塔木組



国宝建築探訪へ戻る
国宝建築巡りへ戻る
ページの初めへ戻る