国宝建築巡りー東日本



園城寺金堂(おんじょうじこんどう)(三井寺) 大津市園城寺町
 正面7間、側面7間、一重、入母屋造、向拝3間、檜皮葺(1599)
勧学院客殿(かんがくいんきゃくでん)
 正面7間、側面7間、一重、入母屋造、妻入、正面軒唐破風付
 中門;正面1間、側面1間、一重、切妻造、総柿葺(1600)
光浄院客殿(こうじょういんきゃくでん)
 正面6間、側面7間、一重、入母屋造、妻入、正面軒唐破風付
 中門;正面1間、側面1間、一重、切妻造、総柿葺(1601)
園城寺新羅善神堂(しんらぜんじんどう)
 正面3間、側面3間、一重、流造、向拝1間、檜皮葺(1347)

 広い境内に沢山の堂宇が建っていて、目的とする建物を見つけるのに手間がかかる。その中でも新羅 善神堂は金堂などとは別の離れたところにあり、大津市役所の裏まで脚を伸ばさねばならなかった。園 城寺は織田信長によって焼き討ちされ、ほとんどの堂宇が焼失したが、新羅善神堂は離れていたため、 難を免れたという。建立年が他の建物と250年ばかり異なるのはそのためである。

 金堂は正面23.21m、側面23.17mの大きな建物である。東大寺金堂は別格として、この金堂も日本の 国宝建築の中では五指に入ると思われる大きな建物の一つである。和様の組み物などから伝統的な寺院 建築であるという。
 勧学院客殿と光浄院客殿は建築年代、大きさ、建築様式などよく似ているが、内部はかなり異なる。 勧学院客殿が一山の学問所としての公的なものであるのに対して、光浄院客殿は私的な生活の空間とい う違いによるという。
 新羅善神堂は木割が太く、組物も簡素で、優美な神社である。



金堂正面全景



金堂側面



金堂木組



光浄院客殿正面



光浄院客殿全景



新羅善神堂全景



新羅善神堂向拝



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