国宝建築巡りー東日本



大笹原神宮本殿(おおささはらじんじゃほんでん) 野洲郡野洲町
 正面3間、側面3間、一重、入母屋造、向拝1間、檜皮葺(1414)

 国宝建築物を訪ねていくと必ず道案内があって道がわからなくなることはほとんどない。しかしこの 宮は、道々の案内板も錆び付いていて字が読めないくらいで行き着くのにいささか苦労させられた。神 社の境内も草蒸していて、国宝建築を持つ神社の面影はない。

 この本宮と御上神社、苗村神社の本殿の規模は三者でほぼ等しいが、それぞれの特徴を持っている。 本宮と御上神社は神社建築では珍しい入母屋造であるのに対し、苗村神社は通常の流造、屋根の傾斜や 反りは苗村神社と御上神社は緩やかなのに対し、本宮は傾斜、反りともに強い、御上神社は棟に千木と 鰹木を持つのに対し、本宮と苗村神社は持たない、また本宮は華やかな組み物や格子戸を持っているの に対し、御上神社と苗村神社の組物は簡素であるなどである。



本殿全景



本殿向拝



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