設計のポイント

ツェナーダイオードの温度補償

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後で修正します。

 ツェナーダイオード(以下D2)は定電圧源や、信号電圧のクランプに使われる素子である。左図は、定電圧源の一例であり、in端子に電源のプラス側を接続し、out端子より定電圧が出力される。
 ダイオード(以下D1)は、D2の温度特性を相殺するために挿入されている。
 注意点としては、D2の降伏電圧により温度特性が変化する(降伏電圧には温度係数がマイナスのアバランシェ降伏と、温度係数がプラスのツェナー降伏があり、降伏電圧5〜6Vがその切り替わりポイントで、このとき温度係数はほぼゼロになる)ため、データシートと設計仕様を照らし合わせて、D1による温度補償が必要かを決定する。
 一般的にD1の順方向電圧の温度特性は-2mV/℃であるため、ツェナー降伏電圧(5〜6V以上)にのみ有効であることは、言うまでもない。
 また、D2が安定して動作する電流は決まっているため、その電流が供給されるようにR1の値を選定する必要がある。
 さらに、D2が発生するノイズが問題になる場合は、out端子とGND間には、ノイズ除去用のコンデンサを接続する。
プリミティブなデバイスを使った回路設計は難しいものがあります。それは、オペアンプのような理想素子ではなく、アナログ的な特性(エッセンス)を見極めた使い方が要求されるからではないでしょうか。
 実用回路を参考に、使い方をマスターしましょう。
直線上に配置