Is it useful for the descendant's generation? The business of keeping DNA in the mortuary tablet./子孫の代に役立つ?DNAを位牌に保存するビジネス
2000/7/6 ([Bilab:4356] より一部改編)
子孫の代に役立つ?DNAを位はいに保存するビジネス
故人のデオキシリボ核酸(DNA)を位牌(いはい)に保存します――。名古屋の葬祭情報サービス会社が7月1日から、取引先の全国の葬儀社を通じ、新しいビジネスを始める。米国の進んだバイオ技術を使い、DNAをカプセルに閉じこめて残すもので、料金は1件あたり一万数1000円の見込み。保存DNAの利用方法が決まっているわけではないが、遺伝子情報が医療などに使われる時代の到来を見込み、「子々孫々の代にはきっと役に立つ」と売り込んでいる。
新サービスを始めるのは「セキセー」(本社・名古屋市)。遺体の口の中の粘膜から、スポンジを使ってDNAを採取。特殊なマーキングシートに吸着されたDNAは、提携先の米国のDNA鑑定会社に送られスーパーコンピューターで解析される。解析結果とサンプルはカプセルに収蔵され、戒名の刻まれた位牌の中に収められて遺族の元に戻る。
位牌を保存場所にするのは、死亡年月日や年齢が記入され、「誤って捨てられたり紛失したりすることもないため」と同社は説明している。
(朝日新聞 6/13 09:21)
♪そぉらぁを こぉえてぇ〜
ららら ほぉしぃの かぁなたぁ〜♪
天馬博士が交通事故で亡くなった息子、飛雄くんの身代わりとして作られたロボット、それがかの有名な鉄腕アトムである。飛雄くんが交通事故にあったのが2001年。アトムが誕生したのが2003年なので、今考えてみると、実はロボットを作るよりもクローンを作った方がよかったのではないかと思う(さすがの手塚先生も1950年代ではDNAによるクローン作成なんてものは思いつかなかったようですね)。というのも、結局アトムは、成長しない、人間とは違うということで、サーカスに売られてしまうのだから…これがクローンならば…(しかし、クローンでは地球の平和は守れそうもありませんが)。
それにしても自分が死んだ後、位牌にDNAを保存するなんて…こんなものまで商売になってしまう世の中なんですね。自分のDNAが後世まで残るということは、何年後に自分のコピーを作ってくれ、なんていう遺言を残す人も出てきそうですね。
そうなると次のビジネスは記憶の保存、つまり脳などに貯えられた記憶をいかに上手に「記憶」をコピーし、
全く同じ自分を生き返らせることができるかですね。ハードディスクにバックアップを取っておくのでしょうか?それとも若い脳みそにコピーしたりするとか?
そう言えば、天馬博士の専門は「海馬の研究」だそうで…「海馬」は、アシカ、タツノオトシゴの別称のほかに、本能・情動・記憶にかかわる大脳辺縁系の古皮質に属する部位の名称としても使われています。たぶん天馬博士は「脳」や「記憶」に関する研究をしていたのですね。だからこそロボットに「心」を持たせることができたのでしょう。
♪こぉこぉろ やぁさしぃ〜
ららら かぁがぁくぅのこぉ〜♪
昭和30年代の人類の夢がヒト型ロボットをつくることだとしたら、21世紀の人類の夢は自分のクローンをつくることなのでしょうか?どちらも「科学の子」であることは確かなのですが、果たして、その「心」はどうなるのでしょう?ロボットを作るにしてもクローンを作るにしても一番難しいところだと思います(人権(?)とかも絡んでくるしね)。
手塚先生の予想(?)があたるならば、あと3年もしないうちに「アトム」が世の中に誕生します。もしかしたら、もう、どこぞの研究室の片隅で、「アトム」のプロトタイプが産声をあげているかもしれません。では、技術的には可能であろうクローン人間は…
ポストゲノムシーケンスの時代は考えるべきことが多そうです。