私は、以前ISDNを使っていました。その前はテレホーダイですね(はい、もう死語です)。
ADSLが出てきて、まあ以前から興味はあったものの、それほど強烈に乗り換える気にはなってはいませんでした。
しかし、そこにYahooBBの強烈な値下げのニュースが飛び込んできたのです・・・。
これはスバラシイことじゃないかと、早い時期に予約申し込みをしました。
・・・・しかし、なかなか工事開始の知らせは来ません。・・・数ヶ月が経ちました。そして、ようやく来たのです。「工事をしますので、ISDN回線をアナログに戻してください」
私はすぐにそれを実行し、さらには高速ルータも速攻で買って待ちました。
・・・しかし、それっきり音沙汰なしです。その間、アナログ回線使用料はバカにはなりません。ネットもほとんど出来ません。
サポートに電話することにしました。・・・・これがつながらない。つながらない。つながっても延々と待たせる。で、ようやくサポート係が出てきました。
「NTTに依頼してるが、なかなか作業に入れないのです」
その時キャンセルしようかと思いましたが、まだ待つことにしました。
・・・しかし、やっぱり開通しません。もう限界でした。恐怖の回線縛り(キャンセルの手続きが滞り、どことも契約できなくなるYahooBBの現象)は頭にありましたが、もうダメです。
私はまた苦労してサポートセンターに電話し、キャンセルするゆえを伝えたのです。
すると違う人物が電話に出てきて意外なことを私に告げたのです。「あなたの開通手続きは全然進んでなかったのです」
ウガーーーーー!!!!なんと言う事か。前回電話したときにはNTTに既に話を持っていってると言ってたのに、あれは大ウソだったのか!
女のサポ係は「あなたの場合はもちょっと待てば開通するだろうから、キャンセルはしないほうがいいのでは」と言うのです。
しかし、もう何であろうと、YahooBBには怒り心頭ブチキレです。「いや、あなたたちは信用できない」と言ってキャンセルしました。
みんなも知ってる通り、YahooBBにはこの手の話がゴロゴロしてたのです。
そこで乗り換えることにしたのが、電気屋をやってるコジマのADSLサービス「Kojimaネット」です。ここはeAccess(イーアク)系の割と安いサービスです。
はい、ほぼ2週間で開通です。嬉しかった〜〜〜。YahooBBの回線縛りが無かったのが幸いしました。まあNTTまで話が行ってなかったので当然ですが・・。(その間、ルータが不要になったので、「ヤフオクじゃない」ネットオークションで売りました。ネットのオークションなんてやったことないのですが。)
さて、開通したADSLですが、かなり好調。転送速度も4Mくらい出ます。2M行けばいいんじゃなかろかと予想してたので、驚きの数値です。もう、言う事無しでした・・・・。
しかし、回線がいきなり切れるという現象が出てきました。しかも、どんどん頻度が多くなるのです。1日10回以下だったのが、もうそれはそれはひどい状況になっていき、しまいには1時間に20回くらい切れたりするようになってきたのです。
これではたまりません。
(
局・DSLAM側のファームのバージョンが上がったとき一時よくなりましたが、またダメになっていくのです・・
)
私は、ワラをもつかむ思いで「ノイズフィルター」に賭けてみることにしました。
最初に買ったのは、ミヨシのNTF-22というフィルターです(3000円くらい)。しかし、これは効果はあまり感じられませんでした。
で、しばらくたって次に買ったのは、ブライトンネットの、LAF0001-JCというスプリッターです(1800円くらい)。これにはノイズフィルタの機能も付いています。で、これが劇的に効果をもたらすのです。(ヤター!!!)
まず、リンク速度が600Kは上がって、リンク切れもほとんど無くなりました。あっても1日1回くらいで、数日間無かったりもします。だいたい満足です。
もともと、eAccessのモデムに付いてきていた旧型スプリッターは非常に出来が悪く、2002年になって、新しい型に変更されたというイワクがあります。まあそういうわけで、これを交換するのが一番効果的だったわけですね。
もっとよくしようと思い、買ったのが電源ノイズフィルターです。これはたまたまオーディオテクニカの「ノイズフィルター付き8口電源タップ・ATC-DF60S」が安く売ってたので買いました。
これは定価5700円のところが1980円と、なぜか激安だったのです。
とはいえ、これの効果はいまいち分かりません。既にかなり切断頻度が下がっているので、わかりにくいのです。効いたような気もします。
しかし、あの定価だったら絶対に私は買わなかったでしょう。(笑
旧イーアクスプリッターをつけていた時のトーンビットマップ

ブライトンネットのスプリッターをつけた後のトーンビットマップ

*上と較べると、特に高周波数域で改善が見られます。
このカティカティですが、「ADSL、特に8Mはもともとノイズに弱いから、たまに切れるのは仕方ない」という話もあります。うむ、もっともらしく聞こえます。しかし、そう単純ではありません。
どうも、
・YahooBBは、まずそういう事がない・・らしい。
・ACCA8Mもあまりない。
・8MフレッツADSLはそこそこある・・?。
・8M-eAccessが一番多くありそうだ・・?
という具合に、程度の差がかなりあるようなのです。はっきりしたことは分からないのですが。
主な原因は、モデムチップの違いと、それを動かすファームウェアの違い、さらには局側(DSLAM)の事情、のようです。
YahooBBの場合、Annex.Aのため、方式がかなり違います。割と単純で、しかも多くの国で採用されているため、問題がかなり潰されているということが考えられます。
ACCAのモデムチップはGlobespan社で、フレッツADSLとeAccessはCentillium社です。
「ACCAの話によれば」、Globespanは世界的に実績を積んでいて、出来るだけ切断しないためのきちんとしたファームウェアを積んでいる、とのこと。
逆に、eAccessの話だと「ADSLが切れるのは仕方の無いこと」だそうで・・。
ファームウェアの出来が悪いのをうかがわせるデータもあります。エラーが起こったときのエラー訂正が、うまくなされてないようなのです。そう、8M-ADSLは、ノイズが乗る可能性が非常に高く、エラーが起きやすいのです。そして、もしエラーが起きたとき適切にエラーが訂正できないと、「カティカティ」につながってしまう。
私は努力してノイズを減らしたわけですが、eAccessの場合、「環境がいい」、もしくは「努力する」、でないと、カティカティ切断の可能性があると言える・・・ようです。
今後、イーアクがもっと改良したファームウェアを出す可能性は高いですから、まあそれにも期待ですね。(2002/04/19現在の話です)
ちなみに私の接続状況はだいたい以下ような状況です。
NTTのWeb上での調査結果
線路距離長 2610m
伝送損失 51dB
モデム表示
リンク速度 通信中 (上り 832Kbps 下り 6752Kbps)
スピード測定サイト
測定サイト http://speed.on.arena.ne.jp/ v2.0.8
測定時刻 2002/03/15 17:17:24
回線種類/線路長 ADSL/2.5km
キャリア/ISP eaccess 8Mbps/kojima
ホスト1 WebArena(NTTPC) 4.86Mbps(1764kB,3.1秒)
ホスト2 at-link(C&W IDC) 4.86Mbps(1764kB,3.1秒)
推定最大スループット 4.86Mbps(607kB/s)
コメント eaccess 8Mbpsとしてはかなり速いです!おめでとうございます。
NTTの調査結果ですが、距離はけっこうあります。また、それにも増して、損失が非常に高いわけです。
しかし、リンク速度は非常に高くなってます。これの原因はいまいちわかりませんが、損失の値はちょっとおかしいと思います。
また、リンク速度の割に転送速度が出てない感じですが、ハブが2つはさまっていて、しかも1つは10Base-Tであるため、ということが悪影響を及ぼしているかもしれません。eAccessのバックボーンの問題かもしれませんが。
とはいえ、こんなに出ているのなら、まったく不満はありません。
終わり