5.液晶プロジェクタ


カラー映像をだす、おおまかな原理はCRTプロジェクタと同じです。

つまり、 赤・青・緑の映像をそれぞれ別につくってから、重ね合わせる

という、足し算方式です。


でも、液晶プロジェクタは、いったいどうやって それを行っているのでしょう?


プロジェクタの映像のもととなるのは、 高圧水銀ランプなどの、とっても明るいランプからでてくる白い光です。
この光を、光の3原色・青・赤・緑に分解します。


分解っていったいどうやって…?


ご心配なく、この世には ダイクロイックミラーという、便利な鏡があるのです。

この鏡は、 ある色の光だけ跳ね返し、それ以外の光は通過させます。
白い光の前に、"青い光跳ね返しミラー"を置き、通過した光の前に"緑の光跳ね返しミラー"を置きます。
これで光が青・緑・赤に分かれました!


次は、光を液晶パネルに当てます。

液晶パネルは3枚、それぞれ送られてきた 画像信号に反応するようになっています。
信号の中の、画像の緑ぐあいを表す部分に対応した液晶パネルに、緑色の光をあてます。

こうすることによって、光は液晶パネルを通って、画像の緑部分のみを表す絵が出来るのです。
青と赤の絵も、同じように出来ました。


さて、次は 再び光を合体させます。


3つの光はそれぞれ違う方向から入ってくるので、これを合成させるのには プリズムを使います。
合成がちょっとでもずれたら、見難い画像になってしまうので、プリズムはとっても精度の高いものを使います。

プリズムの中で光は曲がり、そろってレンズの方を向きます。
レンズを通った光は、プロジェクターの外に出て広がり、壁やスクリーンに絵を映すわけです。



あの四角い箱の中に、このようなドラマがあったのですねー。



《戻る》