2001年7月1日より2004年6月30日までミズーリ州セントルイスのワシントン大学医学部

内分泌・代謝・脂質研究科でポスドクをしていました。

現在は東京で主に研究生活をしています。

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2005年4月23日 (土)

晴れ

引越しはすみました?

 忙しい中、何とか時間を作って荷造りをし、「引越しのサ○イ」で荷物を運んでもらいました。さすがプロ、箱詰めをしてあるものの、ダンボール30個強(そのうちほとんどが書籍)の荷物と家具数点を運び出して、運び入れるのにかかった時間が移動時間も含めて2時間弱。もちろん本郷から本郷への引越しで移動時間がほとんどかからないにせよ、プロの仕事は違うのでした。

 これで払った金額を安いと考えるか、高いと考えるかは、わかりません。気づいた点は

・この業者にほとんど問題は無かったのですが、私が頼んだコースではごみを持っていってもらえないのは事前に確認を取っておくべきでした。

・衣服など、普段から引き出し式のポリボックスに入れてあるのですがこれはそのまま運んでもらえるので便利。

・後日談ですが、出て行ったあとのマンションの掃除は本当に簡単なものでよいようです。これは同様のことを聞いてはいたのですが、引越し後の点検に立ち会ってもらった不動産の方も、どうせ清掃業者が入るので、特別きれいにしてもあまり関係ないとの話。

 さて、荷物は運び入れたけれども、これをきちんと片付けることができるのはいつになるのやら。連休があるのですが、その直後に学会が迫っていて、てんやわんやなのです。

2005年4月1日 (金)

晴れ

引越し貧乏?

 18の時に金沢を離れたのを最初と数えると、十何年かの間に8回の引越しをすでにしております。必要に迫られた部分もありますが、結構楽しんでいる面もあります。これだけ数をこなしているのに、荷物がいっこうに減る気配を見せないのは何か私の性格に根ざしたものなのか。アメリカに何年か住んでいて広いところに住む快適さに慣れてしまった身にはやや手狭な東京のアパート(日本ではマンションというのだが、いったい誰がこんな言葉をはやらせたのだろう)は苦痛になってきて、偶然手ごろな物件が見つかったこれを機会にまた引越しすることにしました。

 4月からさらに大学関係で仕事と責任が増えることになり、引越ししている時間があるのか?とも思うのですが、寝不足でも、どんなに疲れていても、「今度引越ししたら、きちんと物を片付ける」とできそうにないことを考えたり、新しく買うべきものを考えていると意外にやる気になったりして、引越し貧乏に拍車がかかるのでした。

2005年2月6日 (日)

晴れ

日本に帰ってくる

 キーストーンの学会は内容が濃密でした。糖尿病と肥満の二つの学会が同時に行われていたのですが、肥満はほとんどが食欲の調節の話。レプチンという脂肪細胞から分泌されて視床下部に主に働いて食欲を調節するホルモンが報告されて11年、この分野も相当の広がりを感じました。

 感じたことをいくつか。

  • 荷物を少なくしたのは大正解。チェックインがないのはいろいろな局面で助かった。今もっているものよりももう少し大きなスーツケースでも大丈夫かも知れないので、今後検討対象でしょう。
  • キーストーンは小さな町だけれども、やはり車があるのは楽だった。デンバーから2時間近くかかったけれども、足があったのには大助かり。
  • 各空港でネットの接続方法がいろいろあったが、結局ポートランド空港の無料ワイヤレスLANが一番すごかった。
  • ワイヤレスLANといえば、友人が通っているクリーブランドの大学のキャンパスとその近郊は無料のワイヤレスLAN網が張り巡らされていた。ここあたりはスゴい。
  • デトロイトから東京に戻る13時間のフライトはやはり苦痛。今度はアップグレードできるチケットにしよう。もしくは日本から8時間ほどで到着するシアトルかポートランド経由の便にしよう。
  • ポスターは昔ながらのA4に印刷して、一枚一枚貼るものだったが、収納性はこちらが上だろう。一枚印刷のものは当然見た目がよいのだけれども。

2005年1月27日 (木)

晴れ

キーストーンへ移動中

 キーストーン・シンポジウムは生物・医学関連のさまざまなテーマを集めた学会。デンバーから2時間ほどのキーストーン・リゾートで開催されるだけでなく、主にスキーリゾートを中心に北米の各地で開催されます。内容が濃いこともさることながら、参加費が高めで、リゾート地のホテル代も高く、ちょっと気軽に参加、というわけには行きません。というわけで私も留学中に行く機会はありませんでした。学会の時間設定も面白く、朝にセッションがあり、スキーを楽しむ人のために昼間の時間は空いていて、夕方にもう一セッションあります。

 今回、参加することになったのですが、まずは日本からアメリカに移動する際に今回試したことがあるのでアットランダムに記載していきます。

  • 荷物を少なくしたこと。学会のあとに立ち寄る場所もあるし、飛行機の乗り継ぎのこともあって機内持ち込み荷物に収まるようにまとめました。日本に帰国する際にチェックインした荷物がうまく届かなかったことに懲りたこともあります。Eagle CreekDeuce Deuce というケースは車輪がついているし、大きさも国際便の手荷物にできる割にはそれなりに詰め込めます。この Eagle Creek では服など荷物をまとめるケースなど役立つ道具を売っていて、私も使っています。
  • チケットはセントルイスにいたときから使っている IACE トラベルを使いました。ノースウェストのマイルが溜まっているので使おうとしたのですが、格安チケットのためか空港でのアップグレードなどには対応していないのが残念でした。
  • 時差対策で、メラトニンを使い、アメリカ入りする機内ではとにかく睡眠をとるようにしました。前にメラトニンを使ったときに出た、眠気が覚めないことはなかったのですが、頭痛がしたのはこのせいか。時差に関しては、学会が終わって、日本に帰ってから振り返って見ます。
  • ノースウエストのサービスは、うーん・・・。成田・ポートランドの便は空席が目立ったので席をいくつか使えたのがプラス。エアバス社の機体は、画面が小さいけれどもエコノミー席でも各席に液晶モニターがついていて手元のコントローラーで好きに映画などを楽しめるのもプラス。だけれども座席の前後の間隔が狭いのは相変わらずだし、通関などの入国診査用紙を渡すのに寝ているのを起こされたのには閉口してしまった。
  • 中継点はオレゴン州のポートランド空港。便の間が6時間ほど開いてしまい、小さな空港なのですが清潔で適度に空いていること、無料でワイヤレスLANが使えるので結構快適でした。と思っていたら、ポートランドからデンバーはノースウエストではなく、提携先のアラスカ航空に乗ることに。早めに空港に着いていてよかった。
  • 学会が終わった日、朝早くの便で飛び立つのでシャトルなどのサービスが無いと思い込んでレンタカーにしました。しかし後でウェッブをよく見てみると、キーストーン・シンポジウムが勧めるシャトルサービス以外にも会社があるので、車を借りなくてもよかったか。しかしホテルが学会会場から少し離れているので、車があるのが便利かもしれない。結局デンバーからキーストーンへは雪が降っていないせいもあって2時間ほどでたどり着きました。
  • 日本では携帯は DoCoMo を使っているので、レンタルの携帯を借りました。ウェッブで予約したのはよかったのですが、これを借り出す場所が見つかりにくく難儀しました。ローミングは快調に行き、音質もよいのですが、料金が心配です。

2005年1月12日 (水)

曇り

今年初めての衝動買い

 Macworld Expo では、アップル社社長、スティーブン・ジョブズによる Keynote プレゼンテンショーンが有名。ステージ上にシンプルな黒いTシャツと、ブルージーンズで登場して実際にコンピューターを操作しながら新製品のプレゼンをしてゆきます。彼が欲しい物、使いたいものを作らせているのでは?と時に思うのですが、売り物になるように、なおかつアップルの一連の商品とデザインが統一された商品に仕上げていく会社力はさすがです。プレゼンを見ていると、一般消費者、アップルファン、投資家など多方面に気を配り、そして対抗商品をチクりと揶揄しながら長時間続けられるジョブズ氏のプレゼンはさすがです。

 今年は、Mac Mini という超小型・廉価のディスプレー、キーボードなしのコンピューターを投入してきました。iPod でこそ独占的マーケットシェアを誇っていますが、コンピューターでは一般的なシェアでは10%を切っている。今までは、高機能でデザインに優れているが、価格も高いというイメージを確立してしまったようですが、それを自ら切り崩そうとする戦略なのか。

 さて、このプレゼンを見終わったあと、これを衝動買いしてしまいました。ミュージック・プレーヤーとして買ったというよりは、最近見当たらない USB フラッシュドライブの代わりとして買ったというのが真相です。プレーヤーとして使えるだけではなく、データを持ち運ぶのにも使えるようですから。

 それにしてもマックに戻りたいと考えながら、二の足を踏んでいます。アプリケーション等の初期投資が大きくなりそうなことと、研究室でマック使いの人たちがより携帯しやすい Let's Note などを使いはじめて Mac に戻るインセンティブに欠けています。アップルから、1kg少しのラップトップが出るとよいのに・・・。

2005年1月3日 (月)

曇り

開店休業中、昨年感心したもの

 皆様、あけましておめでとうございます。

 ただいま「セントルイス仕事部屋」は開店休業中ですが、それもそのはず、どうも最近存在意義を見出せないのです。アメリカにいるうちにもっと生活情報などをアップデートしておけばよかったとも思うのですが、まあ、ぼちぼち。

 近況としては、やはり12月は風邪のため調子が上がりませんでした。仕事のペースを落とさざるを得ない状況でいろいろ考えました。やっぱり逆カルチャーショックと、無理をしてきたのがたたったのでしょう。今月から調子を上げることにします。

 日記としては、年末に帰省して、カニ、海老を楽しみ昨日帰京しました。今日は半日ほど出勤しましたが、純水を作る機械の調子が悪く、出鼻をくじかれてしまいました。私にとって験のよい湯島天神様にお参りにいったのですが、正月も三日なのにこの人出はなんだろう・・という人ごみでした。まあまあのおみくじは一緒に買ったお守りに入れて保存。その後は上野と御徒町あたりで買い物を少ししましたがここも人込みを避けて早めに帰宅しました。

 さて、昨年買った・使ったものの中で感心したものをいくつか。

ScanSnap fi-5110EOX:初期不良にぶち当たってしまったものの、自動で両面を15枚/分読み取り、すばやくPDF化してくれるのはすばらしい。Adobe Acrobat (PDF作成のためのアプリケーション)がついてくるせいもあって、実売でも5万円前後と高価だが、これは出費に見合う。

パイロット、キャップレス万年筆:海外では "Namiki Vanishing Point" の名で売られている。世界で唯一のノック式(!)の万年筆を侮るなかれ。腰はやや弱い感じがするが書き味はあくまでなめらか。

filoFAX:何年ぶりかでシステム手帳に戻ったが、アナログの情報管理もよいものだ。

・"The Discovery of Insulin" :Michael Bliss によるインスリン発見の物語。いろいろ紹介したい本はあるが、中でもこれが群を抜いているし、氏の講演もすばらしかった。

・ニッポンジーンのエタチンメイト、和光の 4%パラホルムアルデヒド・リン酸緩衝液 :日本にはこんなに便利なものがある!ご存知エタチンメイトはほとんど冷やす時間無用でどしゃどしゃ核酸が落ちてくるし、ペレットの溶けもよい。後者は、組織を固定するのにこの液が出来合いでできているのがありがたいし、保存も利くところがうれしい。

2004年12月12日 (日)

雨のち晴れ

風邪のち風邪、本棚

 先週学会尽くめの時にも風邪気味でしたが、今週は本格的に風邪。木曜、金曜と何とか仕事をこなして、来年5月の学会のための抄録を出し、昨日にはやっと回復気味になったと思っていました。それでも夕方には疲れてしまって体が本調子でありません。いつもなら息抜きにどこか行くものの、気力が持ちません。今日ものどの痛みはおさまってきたものの、一日クリニックをしているうちに声もかれてくるし、患者さんへの説明も本調子じゃない。夕方にはまた熱っぽいし、私の体はいったいどうなっているのやら。

 話し変わって、皆さんは本の始末はどうしているのでしょう。学生のころから何度も引越しするたび(東京に出てきたときを1回目として、15年の間に8回も引越ししている)本を大量に捨てたり、実家に送ったりしているのですがそれでも増えていくばかり。厳選された留学時代の本と合わせて、半年のうちに二つの大きな本棚がもういっぱいになりそうな勢い。ひとつには日本の出版の勢いと再販制度の弊害があって、ちょっとでも面白そうな本でも少し時間がたつと店頭で探すのは至難の技。今でこそアマゾンとか、日本の古本屋とかのサイトで求める本がわかっていれば探すのはできますが、やはり書店でうろうろ時間をつぶして本にめぐり会うのとは違う。それに雑誌類やムックの類はウェッブで探すのは結構面倒なので、勢い書店で見かけた本は買ってしまいます。そうするうちに部屋は本であふれて、求める本は見つからなくなるのですが・・・。

2004年12月4日 (土)

学会にて

 一日の学会でしたが、泊りがけで山口県宇部市へ。医学部近くの学会場・ホテルは街のはずれだったのかコンビニがまったくなかったりして困ったりと、都会の暮らしに毒されているのがわかります。学会ではいろいろ考えること、参考になることがありました。

 行き帰り、羽田空港を使ったのですが、本郷からでも乗換えを含めて一時間近くかかってしまうのはしょうがないのか。帰ってくる時京急線をつかったのですが、京急品川駅はなんとなく見覚えがある・・・、と思ったら大学を卒業して一年を過ごした横須賀から東京に行き来するのに使った駅でした。少し年月がたつと忘れてしまうものです。

2004年11月23日 (月)

晴れ

休みの日

 実験等を済ませて、さて何をするかと思案をめぐらせて池袋に。目指すはジュンク堂。「ヨーロッパ退屈日記」などの伊丹十三本をさがしたのですが・・・、なんとほとんどが出版元品切れで、ネットで古本を探すのが一番早そうで衝撃を受けました。ジュンク堂には「養老孟司書店」と銘打って、氏の著作、ならびに氏の推薦書が並んでいて面白かったです。そのほかには神谷美恵子さんの「生きがいについて」(みすず書店)が新シリーズとなって復刻されていたこと。名著と聞かされていたものの、手に入ったのがこれで初めて。

 量販店を回って、ふと思いついてデータバックアップのためのハードディスクを買い、東急ハンズを見て、人ごみに疲れてしまったようです。いつもなら Loft も回るのですが、今日は風邪を引かないように早く帰ることにしました。休みの日ですが、ホントに人ごみがひどいのと、人々の行きかうあの激しさは神経を磨り減らします。

2004年11月21日 (日)

曇りのち晴れ

MDはモハメドのこと

 日曜日ごとにクリニックに行っている群馬南部の某都市。ここは、ブラジル、パキスタン、バングラデシュ、ネパールからの移民(?)が多く、駅などではむしろ日本人が少なく見える時間帯があります。病院でもそれを反映してか、外国人が多い。今日学んだことは、結構な数の人が「MDなんとか」という名前になっていること。まさか医者ではあるまいに、と思って聞いてみると、MDとは、「モハメド」の略とのこと。予想通り、かなり多い名前であることでした。

 それにしてもこの病院、看護婦さんや事務の人々はこの外国人が多い風景に慣れていて、日本語で話して何とか医療ができている。もちろん、日本語がうまくない人には友人など日本語がついてきているのですが。聞いてみると、こんなに外国人が多いのになれてしまっていてこれが普通だと思っていること。実はこの地域は日本で一番国際化がなされていたりして。

2004年11月16日 (火)

晴れ

再開

 このホームページのある、Yahoo!ジオシティーズが内容を拡大統合するために移行措置がとられていたのを放っておいてうまく更新ができませんでした。現在でも開店休業中ですが、しっかり生きております。更新の無かった間、いろいろと学ぶことが多かったですが、おいおい書いていきましょう。

 さて我々の研究室のひとつは大昔の地下の部屋を改装したもので、部屋のど真ん中を横切って人のちょうど頭の高さほどまで天井から梁が下がってきている。構造的にその下をくぐって部屋の中を移動しなければならず、頭をちょっとぶつけることはあってもたいしたことにはなっていませんでした。

 ところが今日は注意力が散漫だったのか、イチロー張りの体の回転とともに一歩目を出す動きをなぜかしてしまったのが悪かったのか頭をしこたまぶつけてしまいました。痛いとは思ったのですが、なぜか周囲が慌てている・・・、のは出血していたせいでした。当の本人は平気なのですが、ちょうど病院の中にいることもあって救急外来に行き、顔・髪の生え際だったので形成外科の先生がよばれてその見立てでは、小さな傷だけれども深く裂けていて血が止まらないので縫ったほうがよいとのこと。ちゃちゃっとやっていただきました。自分が患者になってみて、局所麻酔のスゴさ(何も感じなくなる、切れて来ると痛みが出る)とか、ちょっと大げさな絆創膏を額にはられるだけでひとがジロジロ見るとか、日本の医療は3割自己負担になっているけれど、米国に比べると請求額が小さい(アメリカで救急にかかって、ちょっと処置をしただけに比べると5分の1から10分の1ほどの請求額)のでほとんど払わなくてすむ、だけどもし外来通院するなら日本が圧倒的に頻回なので患者さんには負担を強いている、などちょっとしたことを考えたりする日でした。

2004年10月17日 (日)

晴れ

スポーツなど

 日本のプロ野球はどこに行くのでしょうか。球団合併が発表されて、選手会側がストをやって、楽天とライブドアが新規参入に名告りをあげて(ライブドアがいじめに近い扱いを受けているように見える)、一段落と思っていました。そこに大激震で、ダイエーが産業再生機構の利用を飲まされ、ホークスは身売りの危機。もう一方のパリーグの雄、西武はなんと母体の西武鉄道の株式が、コクドを中心としたグループ企業で大半が所有されている事態が発覚。報道によれば、つまりは株式公開をしていない(つまり財務状況などを公開する必要がない)コクドの隠れ蓑として西武鉄道が使われていた可能性があるという異常事態。これも場合によれば西武ライオンズが身売りされる可能性が出るというとんでもない事態。

 日本にいてもNFLなどをフォローすることはできます。衛星テレビなどで中継を見ることはできますが、これは受信料もバカにならない。それでチープにことを運ぶためにはネット経由のラジオ中継を利用しています。NFLの場合にはリーグがビジネスをガッチリ掌握しており、オフィシャルサイトに飛んで、そこで Field Pass という有料のコンテンツを購入します。これは1シーズン有効で、ラジオ中継がされていればどの試合でも聞くことができます。確か価格は6ヶ月で50ドルもしませんからそんなに高いわけでも、安いわけでもありませんが、実況中継を聞けることにはかえれらません。衛星中継でもメジャーネットワークで放映しているものをそのまま流していたりするので、試合を選べないことがあり、私がファンの中西部の比較的小さなフランチャイズ、カンザスシティー・チーフスをフォローするにはこのシステムが有効です。ツラいのが時差で、日曜の昼間の試合が月曜の早朝になってしまうのが何とかならないかと思うのですが・・・。

 ますます、研究者でも臨床医でもない日記になってしまっています。

2004年10月16日 (土)

曇り

ブレインストーミング

 略して「ブレスト」とオトナ語にされてしまった時には、それは体の一部を指すのか、さらには「ブレストする」などとオトナ語的動詞にされてしまった時には結構どぎまぎしてしまうのですが、ご存知のとおり複数の人間が集まって意見やアイデアを持ち寄って想像力を活性化する手法です。

 板坂元氏の「考える技術・書く技術」ではこれをうけて「ブレインストーミング読書」が紹介されています。考えがまとまらない、新しい考えが出てこないときに書店に行き、目につく雑誌を手当たり次第に買い込みます。それらを表紙から表紙までぶっ続けで読み続けるというもの。お金も体力もいるので何度も試したことはないのですが、確かに終了後は頭がすっきりするような感じはします。特に今週は科○費を書く手伝いをしていたので(諸事情で私自身は出せないことになった)、頭から何かを搾り出すことが続いていたのと、風邪なのか体調が優れないこともあって今日一日はリフレッシュすることにしました。

 私にとって「ブレインストーミング読書」と同様に頭をすっきりさせるひとつの方法は繁華街を歩くこと。で、今日は新宿を散歩しました。日本に戻ってきて雑踏と混んでいる電車がさらに苦手になっていたので、そんなに時間は費やしませんでしたが、いろいろ気が付くことがあって面白かったです。大学中心で生活をしているため、新宿を訪れる機会はめっきり減ってしまったのですが、あの規模で、さまざまなお店があって、さらに大きな書店や文房具店が歩いて行ける距離にある街はなかなかないです。まあ、その分人ごみはものすごいのですが・・・。

 今日のもう一つの「ブレインストーミング読書」は浦沢直樹にハマってしまって、「Monster」を一気に読んでしまったこと。浦沢直樹は「YAWARA!」でも有名ですが、この「Monster」は長大なミステリー。きっかけになったのは、「鉄腕アトム」の一挿話「史上最大のロボット」を、浦沢が翻案した「Pluto」でした。「Pluto」は現在進行中なので、完結している「Monster」を読み込んでしまったのです。さて効果のほどは?確かにリフレッシュは出来ました。しかし筋書きに共通性がないことはない手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を読みたくなってしまって、これは逆効果だったか・・・。

2004年10月9日 (土)

台風

台風一過
  また台風が来ました。これで本州に上陸した台風は?本となり記録です。それに今日やって来た台風もニュース等によれば「最強」の台風だそうです。なんだかニュースの表記も、アニメか絶叫系スポーツ中継のようになっているような気がします。我が家にはテレビがないこともあってほとんど見ないのですが、日本に戻ってきて気が付いたのが多くの番組が「パワーポイント」でのプレゼンのように大きな見出しや、果てはジョークなどをやたら強調してテロップで表示していること。そのうちに翻訳でもないのに、ドラマでも台詞が画面に表示されるようになったりして。

 台風に話を戻して、実は雨は昨夜から結構激しく降っておりましたが、午前中は比較的穏やか。妙な台風で暴風域が極端に狭く、台風がちょうど東京を通過した夕方jはビルの狭間で風がなる音がものすごく、久々に道路にたたきつけるような雨を見ました。

2004年10月2日 (土)

晴れ

VAIO TypeT使用記

  休暇明けで帰ってくると、VAIOが届いておりました。意外に大きな箱の中で届きましたが、その中にかなり小さな箱が入っておりました。本体自体はかなり小さく今まで持ち歩いていた Compaq Presario X1000 のほぼ半分。重量は半分以下です。
 二台のコンピューターを同時に使う経験があまりなかったのでデータ転送には頭をひねり、IEEE1394を使うこととしました。 iLINK、FireWire などともいわれるこの接続は Macintosh では一般的ですが、Windows では機種によりついていたりいなかったり。Macintosh ではよく出來ていて、この接続を使うことで二台のコンピューターをネットワークに継げたり、一台のコンピューターを外付けのハードディスクとしたりできます(この機能は形こそ変えているものの、10年以上前から MacOS には備わっていました)。Windows でもこの接続を使うことで二台のコンピューターを比較的簡単に接続できますし、転送速度は理論上 400Mbps。これであらかたのファイルを転送し、アプリケーションを入れて一日、二日でコンピューターを十分使う準備ができました。

 良い点、悪い点を交えて書けば

  •  本当に軽くて小さい。これでDVD/CD-ROM がついているのは驚き。
  •  横長の画面(10.2インチ、1280X768)に慣れるのに少し時間がかかる。
  •  Office などの基本ソフトを使っている限りは処理速度は十分。
  •  ハードディスクの 40GB は今は十分なものの、すぐにいっぱいになるだろう。
  •  放熱が不十分なのか、本体の左側底部がものすごく熱くなる。
  •  液晶はきれい。SONYの「クリアブラック液晶」はいい。
  •  バッテリーは少なくとも5時間はもつ。
  •  OS などのCDが付属していない。ハードディスクにリカバリーのための情報が入っているものの、少しこころもとない。
  •  コネクタ類(モデム、Ethernet10/100、外付けディスプレイ、USB2.0X2、PCMCIA TypeII、IEEE1394、そしてSONYなのでメモリースティック・スロット)は必要十分。
  •  キーボードのストロークは少し浅めだが十分。英語キーボードが選択できるのはありがたい。

 このように気になる点は少なく、良い買い物だったと思います。それにしても、臨床にも研究にも関係ないことを最近書き連ねてばかりのような・・・。

2004年9月28日 (火)

晴れ

帰省の終わり
 学会の終わったあと、遅い夏休みをとって金沢に帰省しておりました。街中を歩いたりして昔の印象よりも街がずっと小さい感じがするのに驚いておりました。私の自宅は郊外にあって、大学附属の学校に小学校から通っていたものですから中心地区にはなじみが深い。街のレイアウトは大きく変わらないものの、店舗が郊外へと移っているのか、平日であることを割り引いても商区に活気が感じられないのが残念でした。

 それにしても9月の終わりなのにずいぶん暑いですね。日本はこんなに暑かったのか、不思議に感じています。東京が暑いだけでなく、京都、金沢と暖かかったもので妙な感じです。

 さて明日からは仕事に復帰します。

2004年9月26日 (日)

晴れ

京都にて
 日本では各大学に人がやってきてセミナーを行うことが少ない反動か、一日程度の小さな学会がちらほらあります。昨日と今日は糖尿病関係の二日がかりの学会で京都でした。 京都は訪れるのに面白い街ですね。

 今回の学会では海外から3人ゲストを招いていることもあって、公用語は英語。発表はよくても、質疑応答で手間取ることが見られるのは少し残念。英語は難しいですね。

 学会は今日の昼に終わり、その後本願寺での一時間ほどの観光が組まれていました。ここでは案内してくれた住職(?)さんがものすごくうまい英語を使うのに一同びっくり。途中で聞いて見ると、カリフォルニア生まれの日系の方で、15年ほど前に英語教師として来日して以来だそうです。それにしてもよく歴史のことを知っていて、うまく説明するものだと関心しました。

2004年9月17日 (金)

晴れ

ポチッとな

 今主力に使っているノートパソコンは Compaq の Presario X1000 です。 注文時にカスタマイズしてかなりの高性能にしておきました。性能面ではあと一、二年は楽に使えそうです。唯一の欠点はその重量。3kgの本体は車が使えたアメリカならいざしらず、徒歩と自転車が主になる東京ではやはりツラい。そしてその大振りな筐体は日本の小さなベンチ、デスクスペースで使いまわすには不都合な点が目立ちはじめていました。

 最近、週末がくるたびに東京の量販店を覗いてはいろいろ衝動買いしそうになっていたのですがぐっとこらえた甲斐がありました。日本のパソコン大手は先週から秋・冬モデルを投入していて、その中にいくつか気になる機種が出てきたのです。選んだ基準は

  •  軽いこと。最大でも1.5kg。
  •  バッテリーの持ちがよいこと。少なくとも5時間。
  •  ディスプレイや、CPUなど最低限使える機種であること。
  •  USBなどポートが充実していること。FireWireとも呼ばれる IEEE1394 があること。
  •  出来れば CD-ROM ドライブを搭載していること。
  •  英語キーボード。JIS キーボードは英語キーボードと配列が微妙に違い、「変換」キーなど追加のキーがついていて英語配列になれた私には使いづらい。

 というわけで、本日「ポチッと」これを行ってしまいました。出たばかりの品で、到着まで2週間ほどかかりそうですが、ソニーが本気で VAIO シリーズに力を入れているのが感じられるラインアップのひとつです。欲を言えばもう少しハードディスクの容量があるとうれしいのですが、おそらく1.8インチのハードディスクがこれからはもっと大容量化するのでそれを待ちましょう。え、Apple Macintosh に戻るのではなかったかって?アプリケーション等の支出を考えるとまだ敷居が高いものですから、来年にまた考えます。

2004年9月15日 (水)

晴れ

棚が来ました。

 すっかり秋めいています。風邪気味だったのか、組織の染色方法を教えてもらいながら居眠ること多々。夕方に少し寝て何とかなりましたが。

 ほとんど家具のない我が家に本棚が来ました。アメリカからの引越し荷物がそろそろ届くのでそれに備えてです。かなりしっかりした作りになっております。家具屋などみて歩く時間がなかったので、カタログで通販で手に入れました。

2004年9月11日 (土)

曇り

あれから3年・アナログに戻ってみる

 早いものです。あの9月11日から3年たちました。当時はセントルイスに移ってやっと落ち着いてきた頃で、その日はカフェテリアに立ち寄ったところ、普段は病院内のプログラムを流しているテレビの前に黒山の人だかりで悲鳴があがっていました。その日からずいぶんと経ったものです。そのアメリカは今年が大統領選。いったいどうなることやら。

 学生時代はシステム手帳を愛用していたのですが、インタ−ンを経て過去6年ほどはまったく手帳は使わず、Zaurus、Palm Pilot、Windows Mobile などとPDAを愛用してきました。東京に戻って3ヶ月近く。いろいろ慣れると同時に新規のプロジェクトをはじめるなど、手がけていることが錯綜しだしてきて整理する必要が出てきました。PDA を使うのもいいのですが、一覧性に欠けることや迅速に書き込むのは少し不向き(その反面、アドレス帳や何度も書き換えの必要な文章を蓄えるのには向きます)。

 セミナーなどのメモをとるのに Moleskin のノートを使っているため、背の固まったノートを使おうとしたのですがどうもやはりうまくいきません。そこで最近読んだ本などもきっかけになって、filofax を買ってしまいました。 手書きで物事を書き留めていくアナログを取り入れるのもかなり気分転換になってよいものです。

2004年9月6日 (日)

何だこりゃ?

 週末の外来、ふだんは比較的ゆっくりとしたペースで診療できるのですが、今日は別。朝の9時半くらいから混み始め、夕方の5時半までほぼノンストップ。「健康診断」「人間ドック」で血糖やコレステロールが高くて再検査に来ている人が多かったのですが、これが曲者。やはり初診の患者さんは診るのに相応の時間がとられるのです。

 それ以外にいろいろの症例が混ざっていました。入院してもらおうか、と思うケースもありましたし、高血圧の女性で妊娠してることが処方の直前でわかるとか(日本語が話せずに友人が通訳していました)。生活習慣病の外来は時間をとって、食事や生活全般のことを指導したいのにこれでは難しい。外来の技量をいっそう磨かねば、などいろいろと考える一日でした。

2004年8月29日 (日)

夏の終わりか?

 ネズミとの格闘の続いた先週、昨日と今日は雨のそぼ降る寒い週末。昨日は実験に予想外に時間が取られ、出かけることが出来ませんでした。この寒い日のまま、秋になるのでしょうか。

 今日は今日で東京近郊で外来をやっていたので、もうすぐにいろいろ目白押しの新しい週がはじまります。目前には9月が迫ってきているし、10月からは大学の附属病院で外来も行う。時間を効率よく使うことを考えないと。しかしながら、日本に帰国して車に乗らなくなって、徒歩と自転車での生活でなんだか健康を取り戻したような気がするのですが、気のせいでしょうか。

2004年8月18日 (水)

晴れ

また暑い、夜鳴く蝉

 数日過ごしやすい気温になったと思ったら、今日はまた30度後半の暑さ。JRの切符を買う必要があったので、近くの御徒町へ。キーホルダーにつけるライトを探して、近くの OD BOX へ。ここはアウトドア用品専門のお店なのですが、ブリーフケースや、自転車を乗っているときに便利なポーターバッグなどを売っています。今は日本へ向けて輸送中ですが、少し前まで使っていたCrumpler というメーカーのバッグも扱っています。

 最初はマグライトの一番小さいやつを買おうと思っていたのですが、意外に大きい。それでキーホルダーごとポケットに入れても嵩張らないものにしました。暗がりで自転車の鍵をはずしたり、夜中にマウス小屋でちょっと仕事をしたりするのに重宝しそうです。

 日本に帰ってから気が付いたのですが、東京の蝉は、特に私がいる医学部周りでは夜に鳴く蝉がいます。ネットを回っているとこんなページに行き当たりますが、気温が高いことと、明るいせいで夜なく蝉が出てしまうようです。天敵に見つからず、求愛行動が24時間出来て、サバイバル・アドバンテージがあったりして・・・、考えすぎですね。

2004年8月15日 (日)

雨のち晴れ

むしろ寒い

 真夏日が続いていたのですが、一転、雨が降って気温も20度を割り込む肌寒い一日。

 週一日行っている私の東京近郊の外来ではいろいろなことに気づきます。病気を診ているよりは、病人を診ていることの多いこと。特に糖尿病では病識のないことが多く、合併症の怖さをわかってもらって、治療の重要性を認識してもらいます。それでも治療を開始することへの恐怖感があったり、病院を次々変える、医者が固定しないなど、いろいろのことが起こります。一般内科の外来でもあるので、いろいろ問題を抱えた人々を見る機会でもあり、私自身が勉強になっています。

 忙しくしているせいか、今日が終戦記念日である実感がわきません。オリンピック報道を除いては、あまりテレビも見ませんし。

2004年8月13日 (金)

晴れ

気が付けば、世間は・・・。

 今週の初めから気が付いたのですが、本郷界隈の交通量が落ちてきていました。昨日になって住居と病院の間のオフィス街(場所柄、医療関係が多い)はほとんどが店を閉じて閑散としています。そうです、今週末にかけてお盆休みを取っているところが多いのでした。夕方に用時があって行った新宿もこころなしか人通りが少なかったように思います。

 私もこの時期に休みを取ろうかと考えていたのですが、いろいろな都合で来月学会で京都に行くついでに金沢に帰省します。冬に雪が降るせいもあって、涼しいイメージがあるのですが実は金沢の夏は暑いので、それを避ける意味もあるのですが、今週はバテ気味で実験のペースを落としたりしたので少し体調も戻ってきました。

2004年8月12日 (木)

晴れ

坦坦麺

 研究でも臨床でもない話題をひとつ。

 学生のころ、白山通りにあったラーメン屋に時々通っておりました。理由はそのお店で出される酸味の効いたスープに病みつきになっていたこと。この度帰国して、つぶれていないか心配しながら行ったところありました。味もあまり変わっていませんでした。このお店は大五郎という名前です。

 最近になって、次々にこの「すっぱいスープ」に行き当たりました。本郷2丁目の「竹子」、東大赤門近くの「 瀬佐味亭」などです。これらのサイトを探す途中でこんな優れ物も見つけました。

2004年8月1日 (日)

晴れ

外勤

 うわ、もう八月ですか。月日がびゅんびゅん過ぎていきます。久しぶりの日記です。

 研究は一進一退の様相を呈し、疲れも出始めていろいろと仕切り直しです。

 さて日本には外勤という仕組みがありまして、ありていにはアルバイトです。医局に所属する者が、医局からの給料(出ないことも多い)ではやっていけないので、いろいろなところの外来や当直に非常勤として勤めることです。医者が紙の上ではあまっている日本のはずなのに、ほとんどの病院や診療所ではこういう非常勤医がいないと医者が回らないし、専門性の求められる外来のやり手がいないそうです。というわけで、需要と供給が合う形で、東京の近くのとある病院で週1回私も外来を見ています。糖尿病外来ですが、内科一般何でも見ます。

 実は一番勉強になっているのが私ではないかと思うのです。内科のレジデントと、内分泌・代謝のフェローをやった時には上級医に症例を全部プレゼンし、治療方針を決めていました。つまりいつでも何らかのチェックが入る仕組みがあったのですが、今はそれがありません。それで、「先週のリンパ節腫脹の患者さんよくなっただろうか」「今日の軽い脱水の人、処置はあれでよかったか」などと気になる点が出てきます。薬も商品名や用量が違い、戸惑うことが多いです。一般に私の専門の糖尿病・代謝の分野で使われる薬、私が米国で学んできた分量は多すぎて日本では使えません。それに不思議な薬の多いこと。漢方薬などもありますが、どこにエビデンスがあるのだろうか、と考える薬があるように思います。エビデンスといえば、日本の診療マニュアルの類で根拠が明示されているものが少ないように思います。臨床医学で、診断基準や治療に本当にきちんとした根拠を持つものは20%に行くか、行かないかという説もあるようですが、それにしても根拠になっているものを明示しないで「この病気にはこの治療」「この症状にはこの薬」といった記述が並ぶのを見ると、首をかしげ、不安になるのは僕だけなのでしょうか。

2004年7月20日 (火)

晴れ

梅雨はどこに行ったのでしょうか?

 帰国してちょうど一月。いろいろな手続き等も一段落して、落ち着いて働ける体勢になってきました。今後外来を中心にして臨床業務が始まるとまたバタバタするのでしょうが。

 ところで日本は梅雨のはずですが、記憶ではまともに雨が降った日が過去一月で数日しかないように思います。このままだと数週間で梅雨らしくない梅雨明けして夏になりそうです。とはいへ、連日摂氏30度を越しているので、実質夏ですが。

 超巨大ラボ(実験助手さんたちを含めると40人規模)のなかで、ひとつのグループ(MD6名、助手さん2名)に所属していますが、守備範囲が広いのと、臨床業務で時間が細切れになることが多いので、全員が全員をカバー出来るような体勢にして行こうと考えています。MDの中の3人は大学院生なので、ある程度決まった年限のうちに仕事をまとめなくてはいけないし・・・、とグループの長といろいろ思索をめぐらせる日々。

2004年7月5日 (月)

晴れ

結構働いております

 正式には7月1日採用なのですが(とはいへ、来るはずの辞令に相当するものがまだ来ていません)、それに先立つ先週月曜から働いております。それはまったくかまわないのですが、日本の研究を支える人たちの超人的な働き振りを見て感動しております。

 今までの研究が培養細胞を使ったものが中心だったのに対し、マウスを使った実験を本格的に始めることになりました。いくつか今まで暖めてきたアイデアを含めて比較的自由に自分のプロジェクトを進めることが出来そうなので、理解ある上司に感謝です。日本の大教室に所属して、幅広く糖尿病の分子生物学を学ぶことが出来るのは得がたい体験でしょう。

2004年6月25日 (金)

本郷界隈では

 今日は梅雨らしく雨。日本に帰って5日ほど特にカルチャーショックもまだ無いのですが、以前にも暮らしていた文京区本郷の様子が微妙に違うのに時の流れを感じます。以前にはあった店がなくなっていたり、ということはちらほら。今日、一番面食らったのが銀行口座の開設で、昔使ったことがあり、新規の住居のすぐ近くの東京三菱銀行の支店はすでに閉鎖となっていました。仕方無いので、「みずほ銀行」に口座を開設しましたが、どうやら昔の第一勧銀と富士銀行が合併して出来たようです。銀行業界が、私がアメリカに行っている間に一番変わったでしょうか。

 後は週末にかけて生活を立ち上げる準備をして、夕方にはアメリカ臨床留学の先輩とお茶。日本で臨床をやり始めるとカルチャーショックを受ける話で盛り上がりました。

2004年6月24日 (木)

晴れ

携帯

 住むところのめどもついて、次に手に入れたのは携帯。一時期はプリペイド携帯で一時しのいで、とも考えたのですが、初期投資が馬鹿にならない(結局、5千から1万円ほどかかる)ので、それでは、と携帯を申し込みました。高級な機能は何もいらないので、いろいろ探していくと、NTT DoCoMo の P252iS に納まりました。カメラは本当はいらなかったのですが、ついているものをはずすことは出来ないし、これより小さい Premini は手に入るまでに待つのと、小さすぎるのでは、というので今の機種に落ち着きました。白のボディーカラーにしたのですが、電話番号が開通するまでの間にワインレッドにすればよかったと後悔したりして。

 とにかく小さいのに機能満載です。後ほど写真を載せますが、本体の小ささと、取扱説明書の分厚さとともに、一番感動したのがACアダプターの小ささ。この凝縮擬術は日本がまだまだ世界をリードしているでしょう。

2004年6月22日 (火)

晴れ

台風一過

 今日の東京は台風一過の好天気なのですが・・・、ひたすら暑くなりました。昼間、大学近くに住む場所を探してていたところ、来ていたシャツは汗みずく。そのかいあってか、5,6件不動産を回って、手ごろの物件を見つけたました。手続きが早く済めばよいのですが・・・。明日は大学に勤めるための書類のつめをしないと。

2004年6月21日 (月)

晴れ

台風

 日本について見ると、時差ボケはたいしたこと無かったものの、ちょうど通過中の台風による雨とものすごい湿気に参った。上野の近くに宿を取り、明日からの忙しい毎日に備える。

 4個送った荷物でちょっとしたハプニングが。荷物の取り場で待っていると、私の名前が書かれた箱が回っている。悪い予感がしてカウンターに行って見ると案の定、4個のうち1個が乗換えのシカゴでうまく日本行きの便に乗らなかったらしい。不幸中の幸いは、不急の荷物を入れてあらかじめ成田から実家へ送る予定にしていた荷物が足止めをくらったので、空港からの輸送代は航空会社持ち。宅配便代が浮いたといえなくもないか・・・。

2004年6月20日 (日)

晴れ

さよならセントルイス

 何とか朝までに部屋を片付けて、空港に向かう。3年間住んでいたところを数日で引っ越そうというのが無理があったが、何とか部屋は空けて旅立てます。

 当座に必要なものなど持ち帰りたかったので、チェックインする荷物が4個になりました。カウンターの人は親切に「高くなるわよー」と脅かしてくれたのですが、結局95ドルくらいの超過料金ですみます。飛行機便で送ることを考えるとそんなに悪くない値段です。

 シカゴで乗り換えて、成田へ向かいます。西向きは時差の調節がやりやすいのですが、最初の半分はなるべく寝る作戦で行きますが、さてどうなるやら。帰ってからも大学に勤めるための書類を調えたり、実家に帰省したりと忙しい予定。今後の研究の大まかな考想は決まってきているのですが(妄想ともいう)、新しいシステムになれたり、考想を実現するために少し時間がとられるでしょう。

2004年6月19日 (土)

晴れ

やってはいけない引越しの話

 明日、日本に帰ります。6月あまりにも立て込んでいたので、引越しの準備はぎりぎりになり、来るはずの引越し業者が来ないという事態になってしまいました。持つべきものは友達で、引越しをかなり手伝ってくださったり、運送業者が引き取るはずだった荷物を夜中にもかかわらず運び込んでくれた友人など、こういう人々に恵まれているこそ私はなんとかやっていけます。もう少しアパートの片付けなど時間がかかりそうですが、明日朝の飛行機には間に合いそうです。

 こういう方式の引越しはやってはいけない見本です。「研究留学ネット」のこのページを見て、もっと余裕のある日程で準備してください。それにしても、この綱渡りの生活は当分続きそう・・・。

2004年6月17日 (木)

晴れ

てんやわんや

 オーランドの学会に行って、戻ってきて、車を友人のいるクリーブランド近郊に届けて、ネバダ州リノに飛び、電話も何もないところで何日か過ごして戻ってきたのが今日。4月末に再投稿した論文がえらいことになっていて、ボスがここぞの集中力で再々投稿にもっていけるところまでにしているどころか、4月から5月にかけて投稿するかどうかでいったん止まっていた論文を投稿する気になっているらしい。

 20日に帰国するのですが、アパートの片づけやら、研究室の片づけやら、仕事の引継ぎだとか、7月からの勤務先に提出する書類等を手に入れたりと、わけがわからない状態になっておりますが、いたって元気です。日記の更新、滞っていますが、近日中に何とかします。そして帰国後もしばらくは続けるつもりです。

2004年6月2日 (水)

晴れ

学会前

 明日には学会でフロリダに向けて飛び立ちます。ポスターは出来上がったのですが、もう一つ口頭発表があるので、そのプレゼン作りと練習があります。明日までにもう一度練り上げて、ボスと一緒に練習の予定。

 PDA関連のニュースが飛び交っています。ソニーが欧米でのCLIE(Palm OS 搭載)の新機種投入を中止する、というのは最近では大きな動きです。春先には、DELL が Palm One 社を買収するのでは、といううわさがまことしやかに流れていて、もしそれが現実となって買収されたPalm One 社が Palm OS を捨てたら(Dell は Windows Mobile を OS とする PDA を作っている)、一気に市場は Windows の独占になってしまうとの憶測が飛び交っていました。携帶電話が高機能化してきて、PDA の存在意義が揺らいで来ていることが業界を大きく揺さぶっているようです。

2004年5月28日 (金)

晴れ

学校にて

 同僚の一人は、妊娠26週の段階で妊娠中毒症になってしまい、未熟児として子供を生んで本人も助かり、子供もかなり長い間入院していたものの、2歳の誕生日を迎えて元気に育っています。ただし、その子は入院中の抗生物質のせいか難聴になってしまい、現在は補聴器を使用し、将来的には人工内耳を入れることを考えているようです。子供の段階での難聴の大きな問題は言葉をきちんと獲得できるようにすること。その子は非常によい学校に通っています。今日はその学校の卒業式。10歳くらいまでで、人工内耳を装着し、言葉がしゃべれるようになって普通の学校へと「卒業」していく生徒が歌を歌ったり、家族へと感謝する式は感動を呼びます。

 さてこの同僚の子、言葉の獲得は少し遅れているものの、ものすごく頭がよいようです。普通に子供を育てるだけでも大変だと思うのに、さらにいろいろ手間がかかるのですが、元気に育ってほしい。

2004年5月27日 (木)

晴れ

運転免許等

 運転免許は最初はハワイで取りました。日本で「国際運転免許証」をもらっていたので、車を買うのも運転するのも当座問題なし。ハワイでは筆記試験ならびに、路上試験が要求されるので、平日で休みが取れるときに一気に仕上げてしましました。

 この運転免許、7年有効なので来年まではOK。ところが日本に帰ってしまうために、現在すんでいるミズーリ州の免許を取ってしまいたい。ウェッブでさがすと、病院の近く( AAA ST LOUIS LICENSE OFFICE, 3917 LINDELL BLVD, ST LOUIS, MO 63108-3287, TELEPHONE: 314-531-0700)にオフィスがあるので、仕事の合間に行ってきました。名前のとおり、AAA のオフィスがミズーリ州の免許関係も一緒にやっています。ハワイの免許があるので、視力検査と、道路標識の検査だけで5分ほどで免許が取れてしまいました。

 次に日本の免許が切れているので、国際免許証を作ってもらいます。これは日本とは違い、こちらでは AAA が発行してくれます。写真代とあわせて24ドルですぐに発行。結構簡単です。

2004年5月24日 (月)

晴れ

調子の悪いソフト

 先週になってMicrosoft Office を2003にアップグレードしました。そのときから立ち上がりや終了時にエラーメッセージが出ます。他は大丈夫、と思っていたら文献リストを作るのに欠かせない EndNote や、PDF を作る Acrobat のマクロがうまく動きません。インストールがおかしいのかと思って、何度もプログラムの削除⇒再インストールを繰り返したのですがダメ。各会社のサイトに行って、アップデートを手に入れたりしてもダメ。

 あきらめかけていたのですが、はたと気が付いたのが最近になって入れた TuneXP というソフトのこと。これはWindowsやアプリケーションの起動・終了を(少し)すばやくするもの。これがコンフリクトを起こしているのでは?と考えてこれを削除すると・・・、やはりそうでした。これが原因でした。他のことをやりながらでしたが、結構時間がとられました。

2004年5月22日 (土)

晴れ

ヒューストンから

 横須賀の同期生の一人はインタビューも無事に終わって一足先に帰宅。私も夕方には暑いヒューストンを後にしてセントルイスへ。セントルイスも暑いのだが、これでも比較的涼しいと感じられる。明日から仕事か・・・。

2004年5月21日 (金)

晴れ

ヒューストンで

 ヒューストンで何かをしようかと検討したのですが、NASA に行く、美術館に行くという案はなぜかつぶれて友人宅の近くにある Six Flags という遊園地に行きました。全国チェーンで全米各地にあります。平日であまり混んでいない筈が、中学・高校の遠足と重なっていたようでそんなにたくさんの乗り物には乗れませんでした。実は一番迫力があったのが、Texas Cyclone といって、なんと木製でコースが組みあがっているのもの。さすがにレールは鉄製でしたが、これが一番楽しめた。

 夜にはヒューストン在住の日本人と集まってホームパーティー。

2004年5月20日 (木)

晴れ

ヒューストンへ

 横須賀海軍病院時代の友人がヒューストンで循環器内科のフェローをしています。そこへ、同じく海軍病院時代の友人で今はロードアイランドで外科のレジデントをしているのが、胸部外科のフェロー(こちらのでシステムでは、一般外科5年終了の後に、2、3年、心臓外科、血管外科、呼吸器外科、小児心臓外科の総合的トレーニングを積む)にインタビューに来るというので私も都合をあわせて2、3日寄ることにしました。

 セントルイスからヒューストンへは飛行機で2時間ほど。サウスウエスト航空では、近郊の空港のうちホビー空港を使います。そこからタクシーで15分ほどでベイラー大学医学部、テキサス大学ヒューストン校医学部と、その関連の病院群、たとえばMDアンダーセンとか、メソジスト病院といった超巨大病院群に行って友人と待ち合わせました。その巨大さは圧巻です。

 晩には久しぶりにあった友人といろいろな話をしました。

2004年5月17日 (月)

晴れ

 テクニシャンでよくがんばってくれているジェシカの誕生日。彼女はこの6月からお隣のセントルイス大学に Ph.D をとりに行くことになっているので、ケーキを買ってきて皆でお祝い。

 週末に借りて見た映画で秀逸なものがひとつ。Fog of War は、キューバ危機、ベトナム戦争の初期に米国国防長官を務めていたロバート・マクナマラのインタビューを主として構成されています。今まで公のインタビューにはほとんど登場していなかった(らしい)のですが、国防のトップが国の危機的状況にどう対処したか、回顧的に語っています。「人間の残忍性は変わらない」「核の時代に後戻りはない」などの凄みのある言葉を吐いていきますが、やはり最後に題名にもなっている Fog of War (元はクラウシェビッツの言葉)を説明して、「戦争は、結局人智を超えている。人間は理性的なものだが、理性には限界があって、戦争では人は人を不必要に殺すものだ」というのがありました。こういう映画、今の政権の上層部の人たちはみたことがあるのだろうか・・・。

2004年5月15日 (土)

晴れ

ふう

 いろいろあって、天気も不安定だった今週、昨日あたりが疲労のピークだったらしい。

 こちらのグラントの仕組みを書こうと思っていたら、「研究留学ネット」で NIH に関する記事の連載が始まった。友人に取材して、一般的なものよりもっと具体的なものにするか、それとも数年待って自分がグラントに応募しだしたときに書くか(といってもそのときにこのサイトはないかも知れない)・・・。

2004年5月9日 (日)

晴れ

PDA

 病棟で毎日患者さんを見ていた数年前に比べて Palm を使う機会は減りました。しかし今まで使っていた Treo300 の仕様もだんだん物足りなくなって、次の機械を買おうと考えていました。いろいろ考えをめぐらせて、結局買ったのが Toshiba e750。決めたひとつのきっかけは、UpToDate というこちらで非常に人気のある電子教科書がそのまま使えることです。

 ひとつ不安がもたげたのが、日本語が使えるかどうかということ。これもネットをサーチするとうまく日本語を使えるようにする方法が見つかります。そこで見つけたTK-BLOG というサイト、 面白いです。Windows Mobile (Windows の PDA 版)に限らず、Windows の情報もあったりして参考になります。Windows Mobile を日本語化する方法が詳しくまとめられていて、私の e750 (日本では Genio e750 として、企業向けにしか売っていないようです)でもばっちり日本語の読み書きが出来ています。

2004年5月8日 (土)

晴れ

アレルギー、か

 ここ数週間ほど、体がだるくて時に目が痒かったり、鼻がつまったり、鼻水が出ます。風邪かと思っていたのですが、どうも花粉アレルギーらしい。抗ヒスタミン剤をのんだところ確かに症状が軽くなったような気がしますが、はてこの診断は当たっているのやら・・・。

2004年5月7日 (金)

晴れ

最後のクリニック、のはずが

 フェローとしては最後のクリニックになった。これで当分クリニックはない・・・、と思っていたら、来週と再来週に指導医のクリニックのひとつを手伝うことになったので、もう2回クリニックに登場。

2004年5月3日 (月)

晴れ

プレゼン

 論文にまとめているデータを学内のベータ細胞研究者に発表。二人で分担して発表したのでそのつなぎとまとまりがやや悪かった。そこでのコメントを取り入れて、さらに論文に磨きをかける。

 M. Night ShyamalanUnbreakable をテレビでやっていました。ソファーで論文の校正をしたり、うとうとしながら見ていたのですが、この監督の話は超常現象をうまく話しに取り入れながら、人々の描き方がうまく(役者もよいか?)、最後の最後にどんでん返しが来ます。時間があれば他の作品も見ようかな。

2004年5月2日 (日)

晴れ

忙しく

 論文の詰めと、明日プレゼンがあるのでそれにかかっていたら1日中外に出なかった。せっかくのよい天気だったのに・・・。

2004年5月1日 (土)

のんびりと

 昨日の続きで図表等の直しをし、細胞の世話をして、研究とはあまり関係ないけれどもやらなくてはいけないことがあったので St. Louis Bread Company へ。ここはもともと地元で出来たパン屋さんだったのですが、Panera Bread という資本下に入ってセントルイスで展開しています。あまりたくさん試していないのですが、パンやサンドイッチは結構いけるし、コーヒーもまあまあだし、何よりワイヤレスのインターネットが無料で使えて長居しても何も言われないので、時たま気分転換もかねて何か集中して物をやるときには使っています。店舗と時間帯によっては混んでいることがありますが・・・。

 東京に戻ると、こんなのんびりした空間と時間を持てるやら。

2004年4月30日 (金)

雨がち

え、論文が・・、え、「東京ゴッドファーザー」のはずが

 私の目論見では、帰国するまでに投稿準備が出来ている3本目の論文を済ませてしまって、たまりつつあるデータで4本目を書くか、少なくとも足がかりはつける予定でした。しかし今週まとまったデータを3本目にあわせると確かに面白いストーリーにはなるのはわかっていたのですが、そうすると4本目が中途半端になってしまう。それで私は煮え切らなかったのですが、ボスは乗り気。よく話して納得して、論文の書き直し。文章の書き換えと、図表の再作成にかかります。ただ、昨年ラボを去った人のデータも入っていて、オーサーシップの問題など解決する必要があるのですが・・・。

 夕方から、友人宅で晩御飯と映画鑑賞。「東京ゴッドファーザー」になるはずが、なぜか「Kill Bill Vol.I」を見ました。私はこれ好きです。

2004年4月29日 (木)

晴れ

Kathy Barker

 At the Helm という本は類書が無いこともあって、こちらで研究室を持つようになる人が読むべき必読書と考えられています。最近ではハワード・ヒューズ財団がまとめた Making the Right Moves も今のところ無料でPDFがダウンロードできるので、よい資料と考えられています。

 こちらのシステムでは研究者は学位をとってから、3年程度のポストドクトラル・フェローの期間を過ごし、その間に今後の研究の方針をまとめて独立するための職探しに入ります。首尾よく職についても研究室が安定するまでにはいろいろ通るべき関門があり、それは学位をとったり、ポスドクを成功裏に終了するのとは別種の技量が必要とされます。

 At the Helm とか Making the Right Moves はそういった研究室を立ち上げて、安定させるなどのいろいろな側面を書いたガイドブック。これまではこういった技量は人づてに話を聞いて学んだらしいのですが、やっぱり書籍としてまとまった形になっているのはありがたい。今日は大学に、著者の Kathy Barker がやってきて1時間ほどの講演をしてくれました。内容は At the Helm に沿ったものですが、自身の体験を含めて足早に概略を示していました。若い研究者を中心に多くの聴衆が熱心に聴いていました。その彼女、今現在はもう少し年季の入った研究者向けにどうやって交渉ごとを円滑に進めるかの本を準備中らしいです。At the Bench、At the Helm と続いて、彼女自身のキャリアの進み方にも合わさっているらしい。

 今は私も業績をつむことが主眼ですが、近い将来にこういったことをもっと真剣に考える日が来るでしょう。といいながらも、とりあえずは目先の実験を終了させて、早く論文にまとめないと・・・。

2004年4月26日 (月)

晴れ

役に立つ本

  さて今日は何かの立つことを。O'Reilly という出版会社はコンピューター関連の玄人向けの本を出し続けている数少ない出版会社。いろいろなシリーズがあって、敷居の高いものもありますが、最近出ている "HACKS" シリーズは難易取り混ぜていろいろな技を紹介するシリーズです。

 マイクロソフト・エクセルは使っている方も多いでしょうが、事実上の表計算ソフトのスタンダード(というより他があまりに目立たない)。研究でもあまり込み入っていないデータの統計解析ぐらいには使えますし、私もグラフの下絵を作るのに使っています。しかしその機能は多彩で、おそらく私が使っているのは一部の機能のみ。そこでいくつか本を買って見たのですが、基本的なことばかりで、便利な機能の紹介を集めた本には今まで出会いませんでした。そこで、EXCEL HACKS。リンク先でサンプルを読めますが、結構役に立つ技が書かれています。

2004年4月25日 (日)

NFLドラフト、ある若者の死

 昨日と今日はNFLのドラフト。32チームもあって、7巡まであるので300名ほどの選手がドラフトされます。だいたい1巡の上位が契約金に億単位の金が出て、チームの将来を決するスター選手。3巡ほどまでがすぐにチームに貢献するような選手のことが多く、それ以下は今後のキャンプ、プレ・シーズンの試合で生き残りをかけるような選手が選出されます。選択には時間制限もあって、この間に誰を選出するか、もしくはドラフト権をトレードするなど複雑な駆け引きが行われます。今年話題になったのは、全体1位で選出されたイーライ・マニング選手。彼は父アーチー、兄ペイトン(インディアナポリス・コルツの現役選手。昨季MVP)を持つフットボール一家の出身。ここまでの有名選手になるとどのチームに行きたいかの希望を出すのが普通ですが、ドラフトの上位は成績の悪いチームであって、希望とかけ離れることがほとんど。そこから球団どおしの駆け引きが始まります。今年は、まずはこのマニング選手、希望でないサンディエゴ・チャージャーズに選出され、そこからすぐにトレードされてニューヨーク・ジャイアンツに行くことになりました。

 さて、日本であまり報道されていないニュースをひとつ。パット・ティルマン27歳。この若い陸軍士官のアフガニスタンでの死が数日来大きく報道されています。9・11以来、米国がアフガニスタンとイラクに駐留し、特に最近では毎日のように民間人、軍人の死が報道されているため、、ひとつひとつの死の扱いは小さく、聞く側もその報道には麻痺をきたしているところがあるように思われます。

 その中で彼の死が大きく扱われたのは、彼がNFLのスター選手だったからです。アリゾナ大学を出て地元のアリゾナ・カージナルスにドラフト下位で入団。プロの中ではやや体が小さかったため、当初はまったく期待されなかったのですが、レギュラーに定着し将来を期待される中で起こったのが9・11でした。彼は翌年、年間約4億円以上の契約を断り、自ら志願して陸軍に入隊。そしてイラク、アフガニスタンに派遣され、先日戦闘中に命を落としたとのことです。

 国のため同胞のために命をなげうってまで何かをする、という覚悟は日本だけでなく、世界のいろんな文化で貴重なことだと考えられることだし、そのような気概をもつ若者がいる国の底力を感じます。しかしながら、そういった力を、同時代的に見ても、歴史的観点からも正しく使うのが、上に立って政治を行う人たちの役目ではないのかとも考えます。その考えからはこのニュースを見る私の胸中は複雑です。

 ドラフトには「徴兵制度」という意味もあり、この週末には少しいろいろなことを考えました。

2004年4月24日 (土)

パーティー

 共同研究先のラボにいる方の誕生日で、面倒見のよいお母さんお姉さん役宅でパーティー。手作りのピザがめちゃくちゃにうまかった。

2004年4月23日 (金)

雨、のち曇り

ふう

 論文の校正を送り返して、約一月前に返ってきた論文の講評に答える実験も整い、論文を書き直して送り返したころには夕方になっていた。緊張が緩んでしまったので、Kill Bill Vol. 2 を見に行ってしまいました。けっこう私は好きです。これ。

 さて、何か人の役にたつことをお伝えしましょう。無料のメール・アドレスは、Hotmail とか、Yahoo! Mail が知られています。これらが有名になったのは、 ITバブルがはじけた後も生き残ったことでしょう。これらは便利なのですが、メールボックスの容量が大体、2とか4MB程度。大きな添付ファイルつきのメールはまず送れません。そのためか最近話題になったのが、検索エンジンでおなじみ Google がテストしていて、今年中には一般公開するとうわさの G-Mail。画期的なのがメールボックスの容量が1GB(=1000MB)と、圧倒的な容量を誇ることと、サーチ機能を使ってすばやくメールが探せることらしいです。ところがこのサービスには早くも反発があって、メールに広告が載るのがよろしくないとか、メールの内容をサーバー側が読んでいるのでプライバシーの侵害に当たるとか、商売敵のやっかみか?、と思えるような動きがすでに始まっています。

 さてそんな中、1GBの容量を誇る無料のメールサービスを見つけました。SPYMAC というサイトで、私も登録してメールは快調に動いています。無料ホームページのスペースもふんだんにあるようのですが、どうもアクセスがうまくいきません。さて、無料で容量も豊富で、POP3 メールも使えるといいことづくめなのですが、メールアドレスが、「XXXX@spymac.com」と「spy」という単語が入るのが、玉に瑕ですか。

2004年4月21日 (水)

晴れ

ああ

 友人の所に行って、友人がやってきて、期限のある仕事があって、と忙しい。人に役立つ情報を久しぶりに書けるかと思ったら、明日までに採用論文の最終校正をして送り返す必要があるので、本日はこれまで。

2004年4月18日 (日)

晴れ

ビーチ

 きれいに晴れ上がった今日はビーチで寝ころがるのに最適。水は冷たいので泳げませんが、南カリフォルニアの気候がよいのが実感できます。 そこら中に日本食や寿司のお店があるのはうらやましく、ちょっと入ったお店でもそう値が張らないで相当いけました。

 昼過ぎに友人に空港まで送ってもらい、空路、デンバー経由でセントルイスへ。東向きなので、経過時間以上に到着時間は遅くなってしまい、空港に着いたのが真夜中すぎで、自宅到着が1時過ぎ・・・。明日からの仕事と、大学時代のクラスメートの到着に備えないと・・・。

2004年4月17日 (土)

雨のち晴れ

Disney Califirnia Adventure
 朝からあいにくの雨だったのですが、移動したり今夜の宿を取ったりしているうちに夕方からきれいに晴れました。せっかくなのでアナハイムに行き、Disney Califirnia Adventure を楽しむことに。隣の Disney Land が原型を変えないのに対してこちらはより最近のアニメのキャラクターとタイアップしたアトラクションや、乗り物にも力を入れたアトラクション。ローラーコースターでは乗り物酔いしましたが、楽しめました。

2004年4月16日 (金)

晴れ

ダライ・ラマ
 今回カリフォルニアに来た目的のひとつは、ダライ・ラマの講演を聴くためです。正式には His Holiness Dalai Lama XVI で、ご存知の人もいると思いますが、この名は位に与えられるもので個人名ではありません。世襲制でもないようです。チベットは現在中国の統治下にあるため、彼は現在インドを本拠地にして世界中を講演して巡っています。高齢なのと、今度いつ話を聞く機会があるかわからないで、友人がチケットを取ってくれたのを幸いに出向きました。

 会場は満席。中に入るための長蛇の列を見ればその注目度がわかります。講演は話の内容よりは、母国語でない英語で話を進めるためその内容を理解するのが大変でした。隣には通訳もいて、時たま込み入った内容の時には通訳を通して話を進めていたのですが、やはり彼の本を読んでいないと理解が落ちるでしょう。しかし、哲学的な内容であっても根本の部分をシンプルにすれば、他国語でも話が通ずるものだとも思いました。 

2004年4月15日 (木)

晴れ

移動中
 ちょっと休暇をとって、南カリフォルニアに移動中。ラップトップのバッテリーが3時間程度しか持たないのが非常に気になりだす。到着した Orange County の空港で、渋滞に巻き込まれた友人を待っている間、空港内の電気を借用したりして電源を持たせるも、やはり長い時間が使える機種が気になる。

2004年4月13日 (火)

晴れ

「インスリンの発見」 The Discovery of Insulin
 パーティーは苦手で行かないのですが、今日のアメリカ糖尿病学会セントルイス支部の会合には出向きました。お目当ては The Discovery of Insulin (邦題「インスリンの発見」)の著者、Michael Bliss の講演。インスリンはトロント大学で、1921年 Charles Best、Frederick Banting、J.J.R. MacLeod、J.B. Collip らによって発見・実用化され、患者さんに投与されたのが翌1922年。そして Banting と MacLeod にノーベル賞が1923年に授与されています。4人のうち2人しか名前が挙げられていない裏には人間ドラマがあったそうです。そういった話から、インスリンが実用化するまで患者さんの治療がいかに苦難なものだったのか、そしてインスリンがいかに劇的に効果を示したのか、非常に興味深い話を聞きました。今まで聞いた講演のなかで最高のもののひとつです。トロント大学図書館のウェッブサイトでは、いろいろな資料を見ることが出来ます。

2004年4月11日 (日)

晴れ

あ、イースターだった。
 昨日は仕事の仕掛けをして、ようやく「白い巨塔」の最終回のビデオを見つけたので夜更かし。結構これは泣けますよ。こんなんで泣いてはいかんか。

 というわけで少し遅めにおきだして、髪を切ろうと近所の床屋に行くと駐車場がガラーン。あ、そうだったイースターなので大半のお店がお休みです。アメリカに来て知ったのが、独立記念日(7月4日)、労働記念日(9月1日前後)、サンクスギビング(11月最終木曜日)、クリスマス、などの大きな休暇ではスーパーなども含めてお休みになってしまうこと。慣れるまではけっこう面食らいます。

 というわけで昨日の続きで実験の結果を見ると・・・、いいですね。これで追加実験を要求されていた論文のデータが一区切り。図表にまとめたので、明日ボスと話し合ってもう少し手のかかる実験をするか否かを協議して、再投稿するかどうかを決定します。

 そのボス、日曜ながら少しやってきて仕事をしていました。帰りがけにやってきて、こんな実験はどうか、あんな実験はどうかと話をしていく。それらはやりたいのだが、あと2本ほど論文をまとめたいのでスケジュールがきついし、6月のはじめの学会で2本発表を控えてその準備にも時間を割きたいし。とかいいながら、来週末にかけて少し旅行に出かけたりするのはいかがなものか。「ダラス通信」の管理人さんにならってドラマ禁にしないと。「白い巨塔」を見終わっていてよかった。

2004年4月7日 (水)

晴れ

また一人・・・
 また訃報です。今度は芦屋雁之助さん。こうやって子供の時の記憶にある人々は少しずつ世を去って行くのを見ると、自分が年をとったのを自覚します。

2004年4月4日 (日)

晴れ

Daylight Saving Time、税金
 今日から「夏時間」Daylight Saving Time。時計を1時間早く進めるので1時間損した気分になりますが、それでも夏になると6時には日が昇り、日没が9時近くになるので合理的だが。

 今日ようやく税金の申告をしました。こちらでは源泉徴収されていても、ビザの関係等で税金が免除になっていても全員が税金の申請をすることになっています。前年分の期限は4月15日。日記を見返すと、毎年4月の第一週に納めているのは進歩が無い。今年も TurboTax というソフトを使って、申告書の提出もオンラインで済ませました。所要時間はインストールも含めて数時間というところなので、昨年などよりは時間がかかってないか・・・。

2004年4月2日 (金)

晴れ

クリニック
 久しぶりのクリニック。6月のクリニックは学会等の都合でキャンセルしたので来月が最後。こちらの外来は容態が落ち着いていれば3ヶ月に一度の再来とかはざらなので、次にクリニックにくるときには別のフェローに診てもらうことになることを告げると、結構残念がられるのは心残り。時間に余裕のあるこちらの外来ではじっくり話を聞いてあげられるのが長所か・・・。

2004年4月1日 (木)

晴れ

ええ、やっぱりそうでした
 昨日、帰りがけ「ダラス通信」を覗いたところ、 「ダラス通信は、研究留学ネット(研究留学関連の情報が集まる巨大ネット)に吸収されることになりました・・・」のメッセージとともに、自動的にページがジャンプし、リニューアルした「研究留学ネット」の一部に確かにダラス通信が吸収されたように見えます。 しかし、いくつか不自然な点があったので、よく考えればエイプリルフール企画らしい。あまりに手が込んでいて面白かったので、途中で相乗りさせていただきました。「研究留学ネット」でも一時お付き合いいただきました。ありがとうございます。 当日はこんな感じでした

  しかし7月に帰国することは決まっているので、このサイト、どうしよう。吸収されたいというのはあながち嘘ではなかったりして・・・。


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