第8WG【変更管理】について
昨今の事故の多くは、変更時の管理不足から発生しています。欧米においては、変更に関連する事故が多いことから、安全管理システムの中に変更管理の項目を設けており、重要な管理ポイントとして位置づけています。プロセスは経済情勢や環境の変化に伴って運転や設備の変更、実施時期や人の変更等多くの変更がなされているのが実態です。その変更に対して、適切な対応がなされなかった場合不具合が顕在化し、事故に発展するわけです。そこで、変更する場合の手続きと、的確なる検討を行うことによってリスクを発見し顕在化することを防止してゆくことが必要です。昨今の事故の多くは何も目新しいものではなく、過去に経験したものが多く、それも変更管理の拙さに起因するものが多いものと思われますので変更管理をどのように行ってゆくかが重要な課題です。
本WGでは、変更管理の問題点を明らかにし、管理手順を検討して変更管理指針の策定を目指すものです。研究テーマとして、次のような視点を設定して化学プラントにおける変更管理の指針を策定すべく研究に取り組んでいます。
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変更管理定義の検討
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変更管理手順の検討
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変更管理指針の策定
この研究は第一次の活動期間を平成16年9月までとして、現在4名の方の参画により活動していますが、更に多くの関心ある方々の参加を得て、成果を上げていきたいと考えています。
ご関心をお持ちの方は、事務局山崎又は大野までご連絡ください。
(大野 晋〔第8WG主査、社会技術研究システム〕)