TB3100

某掲示板でドライバーの予算US100ドルで3wayができないものか?という話題があがりました。その当時は自分でやるとは思ってもいませんでした。その後Tang Band のドライバーを購入し、そのなかでも3インチドライバーTB W3-871Sの値段を超えた中音に感動し、更に追加を注文することにしました。そのときクリアランスセールで非常に安いが、なかなか作りのよさそうな7インチミッドバスドライバーが15ドルで売り出されていましたので100ドルwayが現実味がでてきまして、このプロジェクトが発動しました。
purpose
目標はは総ドライバーのコストを100ドル以内に抑え、なおかつ、W3-871Sのすばらしい中域を生かすべく、ネットワークはできるだけ単純に, とくにATTは避ける。そして軸上外の特性もできるだけ、暴れをなくすとなります。
drivers
tweeter SEAS 19TAFD $20.50
mid TB W3-871S $10
woofer TB WM0740A6-B $15midとwooferはもう構想の段階で決定しているので、のこりはtweeterということになります。値段は25ドル以下、サイズはクロスオーバーを高めにとるつもりなので19mmが27mmに対して有利ではないか、フランジはミッドレンジと同サイズ以下が見た目の点から好ましい、メタル振動版のものを使ってみたい、という事を考えると、vifaとseasのものが残りました。フランジの形がvifaのものよりseasの方が好みである、audiophysicで使われている、という理由でSEAS 19TAFDに決定しました。
wooferはキャストフレームで直径110mmのマグネットがついています。
method
ネットワークにATTを入れたくなかったので上のようなドライバー配置バッフルサイズになりました。ミッドレンジユニットにはBSCを入れずにパスバンド内をフラットにするために外観上許される限りワイドにしました。それやフェルトをバッフルに貼らないことによってもたらされる副作用はRの大きいラウンド、フラッシュマウントによってできるだけ抑えられたらいいなあと願ってあのような形になりました。裸特性はこのようになりました。.またミッドレンジにBSCを入れずに済んだので能率を高く保つ事ができ、それほどもともと高能率でないためかtweeterにもATTを入れる必要はありません。
・クロスオーバー
350Hz 2nd order LR
4.5kHz 2nd order LR
box size
bass box H60cm W24cm D34cm 21mmMDF
upper box H31cm W21cm D28cm 21mmMDF
バスドライバーの配置について
メインにはブックシェルフがたの2wayを使っているのですが、どうもtweeterを耳の高さ付近に持ってくると部屋の影響で100Hz〜300Hzあたりにディップができます。これはなかなか取るのがむつかしいのですが、設置位置、測定位置をいろいろ変えてテストしてみるとどうやらミッドバスユニットの床からの高さが原因のようです。ミッドバスからの直接音と床を反射して遅れて到達する音がどうやら100Hzあたりにディップを作っているようです。このときのミッドバスの床からの高さは約80cmです。そしてミッドバスの位置を床の方向に下げていくと、どんどんこのディップは周波数があがっていきます。これは同じくFRDconsortriumのARPE(Asymmetrical Response Pattern Estimator)でセンターを床と仮定し、そこを対称にドライバを2本設置(写像方というのかな)することによってシミュレーションができます。床下の方のドライバーの特性にローパスフィルターをかけることによって更に現実に近づけることができます。この手のことが記事になってないかinternetで検索したところmadiboardでおなじみのJohnK.さんの所に記事がありました。現在はweb思案改装中らしくもうその記事は読めません。それの結論だけを要約すると3wayのwooferを床近くに設置する事によって、2π放射の高能率を達成しつつ、mid, wooferの床の反射によるディップをパスバンドの外にもっていけるという利点があると言う事のようです。今回の場合もミッドハイレンジユニットにATTを入れたくなかったので、これはねがったりかなったりだということで、これを採用しました。最近ではソナスのストラディバリが2π放射にこだわったような形を採用してますね。
良く言われる、ウーハ―の能率は公称能率よりも低いというのは上記の理由によります。だから、床付近に設置する事により、その能率に近い物を得る事ができます。
こういう理由でmidとwooferが非常に離れたユニット配置になりました。これだけ音源が散らばって音像がまとまるのか少し不安でしたが、あまり問題は感じられませんでした。約60cmほど離れているのですが、これはクロスオーバー周波数での波長に対して半分より少し長いくらいのものですので、むしろそういう意味からではmid, tweeter間よりも密接しているといえるので問題ないのでしょう。3wayの弱点として音源がばらつく事が上げられますが、考え方をかえれば、音源位置を周波数によって変えられる事は長所にもなりえます。

バスボックスの中はこのようになってます。これに側板を貼って更にバッフルと後面にもう一枚板を張って完成です。吸音材は8Kg/m^3になってます。
その擬似無響室f特と部屋込みの特性、CSD、ネットワークです。左右の壁から1.5m以上離して測定しました。青が軸上 黄緑30度、紫60度です。





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