
私の友人がロイドのtopazを所有していて、HIFI的にはいろいろ文句もつけたくなるの部分はあるのですが、非常に気に入りました。それでこれに似た音のSPがつくりたいなと思っていたところにM Kingさんのすばらしいmath cad sheetが使用できることが分かり、これも使って見たくなりました。というわけで、topazっぽいユニットでML-TQWTの箱でスピーカを作ることにしました。
Topaz
設計をはじめる前にtopazについて調べました。tweeterはどうもAW010E Audaxでmid bassはdoppedされていない紙コーン13cmで、センターキャップがないものでした。これは自社生産なのでしょうか、DIY市場では私の知る限り見たことがありません。キャビのサイズは7in x 12in x 9in (WHD)といったところです。バスレフポートがミッドバスの真裏に直径5cmぐらいのものがついています。midbas,tweeterともにバッフルのセンターにマウントされていています。エッジはネットを装着した時に面一になるようになっていて、あまりディフラクションのことは考えてられないようです。特性を計測させてもったのでそれを載せておきます。
Driver
tweeterはAW010Eに当然決定。ミッドバスは同じ物は買えないので似たようなものを使う事にします。処理なしペーパーコーンのmidbassというのは案外ないものでaudaxのものとtangbandのものしかすぐには見つかりませんでした。結局センターキャップがない(フェイズプラグ)安いといことでtangbandのW4-616sに決定しました。
下の画像の左側が W4-616sです。フランジの平らな部分の面積がトランケイトされている部分はほとんどないのが分かると思います。バッフル穴は現物合わせで正確にする必要がありそうです。
BOX
BDSシート使ってバッフルのユニット配置をシミュレートし決定した結果がこれです。箱は下のようなりました。板は18mmMDFです。

下のグラフはmathcadsheetで占った結果です。ポートの出力が左右非対称になっているところが普通のバスレフとはちがうところです。.

Crossover Network
できた箱にドライバを載せて特性を測定しました。結果はココに。これをspeakerworkshopにインポートしてクロスオーバネットワークをシミュレートしました。ドライバも安い物なのでコストを抑えるためにできるだけシンプルなものにしたかったのですが、tweeterが高い周波数で切ってやる必要があるのと、midbassの1kHzから一次共振の6kHzまでハイ落ち傾向があいまって、結局、とてもシンプルとは呼べない物になりました。一応、1次や2次で組んだもとも聞き比べましたがパーツの質を落としても、下のものの方が聴感上良かったのでこれに決定しました。クロスオーバ周波数は4.6kHzでacoustic slopeは4th order L-Rになってます。

Result
The graph below is the quasi anechoic frequency response on the tweeter axis at 1m (blue).


Near field midbass and port FR and complex sum
非常に上の占い結果に近い実測結果が出ていると思います。
