非線形歪
Dynavox のそっくりさんと呼ばれていたtweeter、TangBandの28-847s、SEAS19TAF、SS9700、それと参考としてtangbandのフルレンジW3-871sで高調波歪を測定しました。
入力信号は3つの周波数を混ぜたものを使いました。たとえば、0.9kHz(-6db)+1kHz(0db)+1.1kHz(-6db)のようななります。入力電圧は2.83Vrmsになるようにして固定しました。つまり能率が高いものほどこのテストでは結果が悪くなる傾向があるといえます。
使用した機材
FFTソフト efuさんのWaveSpectra
信号 同じくefuさんのWaveGene
マイクなど パナソニックのWA60AをLinkwitz氏のWebsiteに載っている改造を施したもので、マイクアンプは自作
1kHz
Dynavox

TB871s

TB28

SEAS19TAF

SS9700

1.5kHz
Dynavox

TB871s

TB28

SEAS19TAF

SS9700

2kHz
dynavox

TB871s

TB28

SEAS19TAF

SS9700

3kHz
dynavox

TB871s

TB28

SEAS19TAF

SS9700

5kHz
dynavox

TB871s

TB28

SEAS19TAF

SS9700

感想
Dynavoxがどの周波数で高調波歪まみれであったのが以外でした。SS9700はさすがに高級機だけあって圧倒的に歪が少ないです。1kHzというちょっとtweeterには厳しい周波数でも8cmフルレンジのtangbandに圧勝しています。TB28-847はスペックシートによるとFsが500Hzと低く、低い周波数でも使えそうにもみえますが、3kHz以上で使う方がよさそうです。SEAS19TAFは小口径だけあって1kHz、2kHzで厳しいですが、3kHzいじょうではSS9700に迫る低歪です。8cmフルレンジのTangbandW3-871sは周波数があがるにつれて高次の歪が増えていく傾向で、音圧周波数特性上高音に伸びていてもできれば使うべきではないといえるといえます。ただこのような非線形歪は入力が下がれば低くなるので、音圧が必要ないnear field では音源の集中、直接音が大部分を占めるので指向性の狭さがマイナスにならないなど、シングルドライバでつかうメリットがあると思います。