アナバス・スネークヘッドの仲間
トラディショナル・ベタ

原種であるプレンデンスを改良したロングフィンタイプで、もっともポピュラーなベタ。闘争心が強く、オスを同じ水槽に入れると激しい争いをしてしまうから1匹で飼育する。そのため店頭では小さなビンに入って売られていることが多い。
ベタ・イムベリス

ワイルド・ベタの中ではもっとも古くから親しまれている種。採集地によって地域変異が多く見られ、数多くのタイプが知られている。本来の美しい色彩を出したければ、流木などでシェルターを多く作り、ブラックウォーターで飼育したい。
ベタ・スマラグディナ

本種も古くから親しまれているワイルド・ベタで、採集地によって地域変異が見られ、採集地の名前が付いたタイプが紹介されている。ワイルド・ベタの中ではかなり穏和であるが、美しく育てるためにはペアで飼育することをおすすめしたい。
ベタ・コッキーナ

昔はピースフル・ベタとよばれていた(けんかをしたわけではない)小型の赤系のワイルド・ベタ。しかし、ほかの魚との同居は難しく、本種のみで飼育するのがよい。本種の色彩を引き出すにはブラックウォーターでの飼育が望ましい。
ベタ・リビダ

全種のベタ・コッキーナに似ているが、胸ビレの先が青白いなどの違いが見られる。輸入量は多いとはいえず、入手はやや困難である。弱酸性が必要不可欠で、ピートと通したブラックウォーターであれば美しい体色が楽しめる。
ベタ・ルティランス

赤系ベタの仲間の中でも小型のベタで、ほかの赤系ベタよりも色彩が深い赤をしている。性質が荒く、複数のオスを同じ水槽に入れると激しいけんかをするので、同一水槽では複数飼育はできない。水質、飼育はほかの赤系ベタと同様。
ベタ・ブロウノルム

全種のベタ・ルティランスに似ているが、本種は体側にブルーのスポットが入ることで区別できる。性質は比較的おとなしく、あまり激しいけんかはしない。色彩を引き出すにはやはりブラックウォーターは欠かせない。
ベタの一種“パンカランブーン”

産地であるパンカランブーンの名が付けられているベタの一種で、赤系ベタの中では最も派手な色彩をしている。体側の中央部にブルーメタリックの模様が入ることや。背ビレの軟条数が他種より多いことが特徴。飼育はほかの赤系ベタと同様だ。
ベタ・エディサエ

マウスブルーディング・ベタの代表種のひとつで、ポピュホーなワイルド・ベタである。分布域が広いために地域変異が多く、コレクション性が高く人気がある。飼育、繁殖ともに容易で、初心者でも繁殖が楽しめるだろう。
ベタ・タエニアータ

輸入がコンスタントではなく目にする機会が少ないが、爽やかな美しさが人気のワイルド・ベタ。尾ビレのエッジの鮮やかなブルーが入り、エラブタにも塗ったようなブルーが入る。水質にも比較的うるさくなく、飼育は容易である。
ベタ・プグナックス

大型のマウスブルーディング・ベタで、分布域が広いために多くの地域変異が知られ、コレクション性も高い。水質にもうるさくなく、他のさかなとの混泳もできる。他魚が入っていても繁殖するので、口の中で子供を守る行動が観察できる。
ベタの一種“ポンティアン・ニューブルー”

プグナックスに近縁の小型種で比較的最近輸入された。各ウロコにブルーグリーンの点があり、鑑賞性の強い美種である。プグナックス同様に飼育、繁殖ともに容易で水草レイアウトの中でも隠れることなく姿を見せてくれる。
ベタ・フォーシィ

長い間幻であったベタで、体の濃いブルーグリーンメタリックとエラブタの赤とのコンスタントがすばらしい美種。最近では輸入量が多くなって入手しやすくなった。安価になって粗末にされがちだが、繁殖は難しい部類で上級者向きだ。
ベタ・アルビマルギナータ

名前は知られていたが輸入のなかったマニアの垂涎種。最近ようやく輸入されるようになったが、コンスタントではなく個体数はごく少数なので入手はかなり困難である。飼育自体はそれほど難しくなく、繁殖も十分にねらえるだろう。
ベタ・マクロストマ

生息地の関係で幻の魚といわれ、もっとも美しいベタのひとつである。最近ではときどき輸入
されているが、それでも輸入量は多くない。飼育自体はそれほど難しくはないが、ベタの仲間はよくジャンプをするので、必ず隙間なくふたをすること。
ベタ・ユニマクラータ

ベタの仲間の中でも特に大型に成長し、珍しく中性〜アルカリ性で飼育できる。そのため飼育には新しい水が適していて、酸性にならないよう水換えを多めに行うことが大切である。もちろん大型になるためほかの魚とは混泳を避けたい。
ドワーフ・グーラミィ

もっともポピュラーなドワーフ・グーラミィの仲間で大変丈夫で飼いやすく、性質にも温和なのでコミュニティタンクにはうってつけの魚である。繁殖も比較的容易で、オスが水面の水草などに泡巣を作り、稚魚が泳ぎだすまで保護する。
ネオン・ドワーフグーラミィ

原種のブルーの面積を拡大させ、発色も強く改良したドワーフ・グーラミィの改良品種。入荷直後は、原種に比べると体質的に若干弱い面の見せるが、いったん水槽に馴染んでしまえば、原種と同様に丈夫で飼いやすい魚である。
サンセット・ドワーフグーラミィ

ネオン・ドワーフグーラミィとは逆に、体のブルーの部分を取り除いてオレンジの部分を拡大させた、ドワーフ・グーラミィの改良品種。その名のとおり、夕日のような鮮やかな体色が非常に美しく、丈夫で飼いやすい魅力的な種類である。
レッド・グーラミィ

サンセット・ドワーフグーラミィに似ているが、ドワーフ・グーラミィをひと回り大きくしたようなシックリップ・グーラミィの改良品種である。原種はあまり輸入されることがないが、本種は輸入量も多くポピュラーである。