水草
ハイグロフィラ・ポリスペルマ

有茎種の水草の代表種。とても丈夫で容易に育生できるために、古くから初心者にも大変人気が高い水草だ。レイアウトでは、中景から後景に使用するとバランスがよいだろう。成長したものは差しもどしを行えばすぐに新芽を出し、美しい群生が見られる。CO2の量が多いと間延びしやすい。
ハイグロフィラ・ロサエネルビス

ハイグロフィラ・ポリスペルマの突然変異株を固定した品種で、葉に入る斑がピンク色で美しい。育成は基本種と同じく容易で、初心者にもおすすめの水草のひとつだ。鉄分など、肥料分が不足すると葉の赤みが薄れてしまうため、それを維持するには肥料の追加が必要である。
ウォーター・ウィステリア

葉の形状に特徴がある水草で、育生条件によって丸葉からきれいなギザギザの切れ込みがある葉へと変化する、一風変わった水草である。とても丈夫で、初心者でも容易に育生することができるだろう。ただし、光量が不足するとまっすぐに生長しなくなるので注意が必要だ。
ロタラ・マクランダ“ナロー・リーフ”

通常種とは違って葉幅の細いタイプで、葉の色が暗紅色になる人気の高い水草である。レイアウトで使う場合は、数本をまとめ植えすると見栄えのある水景を作ることができる。育成はやや難しく、あまり丈を短くカットしないことと、なるべく低めの水温で育成することが重要である。
ロタラ、ナンシアン

マヤカsp.などと、別の名前で売られていることが多い水草であるが、じつはマヤカの仲間ではなくロタラの仲間で、ロタラ・ワリッキーに似た草姿をしている。水質にもあまりうるさくなく、葉が細かく密につくために20〜30本を群生されることで、美しい水景を作ることができる。
ルドウィジア・インクリナータ

ルドウィジアの仲間としては変わった種で、薄いオレンジ色の葉が美しい水草である。光に近いと赤みが強くなり、わき芽が多く出て美しい生長とげる。やや育成が難しいがソイル系の底床を使用すれば問題なく育生できる。葉に傷が付きやすく、貝の食害を受けやすいので注意したい。
バリスネリア・スピラリス

これから水草を始める人にショップがすすめることの多い、もっともポピュラーな水草の一つである。とても丈夫で、CO2の添加していない水槽でも十分に育生でき、ランナーによって簡単に殖える。レイアウトでは中景から後景に使われることが多く、まとめ植えすつと美しいレイアウトができる。
スクリュー・バリスネリア

日本に分布している水草であるが、東南アジアの水草ファームで栽培されたものが輸入されている。葉が螺旋状にねじれているのが特徴で、コークスクリュー・バリスという別名もある。まとめ植えするとレイアウトで目立つ存在になる。育生は容易であるが、高温には弱いので注意する。
ウォーター・バコパ

バコパの仲間では育生が容易なポピュラー種で、肥料分が多いとやや赤みを帯びた美しい水中葉になる。しかし、光量が不足すると下方から溶けるように枯れることがあるので注意が必要である。10〜20本をまとめ植えすると美しいレイアウトを作ることができるだろう。
アルテルナンテラ・レインキー

赤系の水草の代表種で、古くから親しまれている水草である。水上葉は全体的にグリーンであるが、水中葉では濃い赤へと変化していく。育生は比較的容易な部分に入るが、美しく育生させるにはCO2と肥料の添加が有効である。購入する際に、茎が黒ずんでいるものはさけたい。
アルテルナンテラ・リラチナ

大型になる赤系水草で、水中葉は赤みの強いワインレッドでとても美しい。育生はやや難しく、茎が黒ずんで立ち枯れしやすいが、上手に育てられれば見ごたえある草体を見ることができる。CO2や肥料の添加は有効で、光量が多いと大型に生長するが、生長速度はそれほど速くない。
ブリクサ“ショートリーフ”

水中の浅場に生える水草で、ブリクサの仲間の中では小型の種。葉が傷みやすいので取り扱いには注意が必要で、葉に傷がつくとバラバラになって枯れてしまう。また、エビや貝に食害されやすい。強光でCO2の添加してある水槽では育生は容易で、状態がよく育った株は株分けで殖える。