アクアリウムを始めてみよう
このコーナーでは、これから始める方のために私の失敗談などを交えて、アドバイスをしたいと思います。さほど経験のない私の話ですが、少しでも参考になれば幸いです。
最低限必要なもの
水草を植えるなら
その他必要に応じて
水槽
これがないと始まりません。設置場所を決めて、そこに置ける大きさの水槽を買いましょう。設置場所は直射日光が当たる場所は厳禁です。コケだらけになってしまいます。床は濡れても拭けるような場所がいいですね。メンテナンス中に水がこぼれます。畳やジュータンはなるべく避けましょう。次にコンセントとテーブルタップが必要になります。濾過器、ライト2個、ヒーター、エアーポンプ、電磁弁等、結構数は必要です。また、ヒーターを何本も同じコンセントから取るとコンセントが火を噴きます。次に設置できる水槽の大きさを決定しましょう。
一般的には周辺器具の豊富さや、価格面からも60p規格水槽(60×30×36)がお勧めです。これ以下の水槽は水質が変化しやすいので初心者には難しいと思います。なるべく大きい方が初心者向きと言えます。小さい水槽はベテラン向きといえるでしょう。私は一番最初に30cm水槽を買いましたが、うまくいかず、60cm水槽を追加しました。現在は60×45×45(105g)が2本と最初に買った30×21×32(17g)の3つが稼動しています。第一水槽(60×45×45)は、ADA製ウィルドグラスです。(ガラス製) 第二水槽(60×45×45)は、ニッソー製スタンダード水槽です。(ガラス製)、第三水槽(30×21×32)は、TIAX製の一体型です。(ガラス製) 設置する土台となる部分の強度も大切です。専用の水槽台かそれに匹敵する丈夫なものに乗せましょう。決して不安定なものや水平でないものの上には置かないで下さい。水平でないところにガラス水槽を置くと突然割れることがあるそうです。気を付けましょう。水槽にはアクリル製のものとガラス製のものとがありますが、特別大きい水槽は別にしてガラスの方が傷が付きにくく良いと思います。お勧めはニッソー製のスティングレー106です。前面と側面は1枚ガラスで奇麗ですし、価格的にも手頃です。インテリア性を重視し、なおかつ予算に余裕があればADA製ウィルドグラスがお勧めです。高価ですがすばらしいです。
濾過器
濾過器にもいろいろなタイプのものがありますが一般的なのは上部式濾過器です。
60cm水槽用だと、ニッソー製のスライド600DXが有名です。魚だけ飼育するならこれで問題ありません。しかし、水草を植えるなら絶対外部密閉式のものを選びましょう。(パワーフィルターとも言う)これ以外の濾過器は(一部を除く)、CO2(二酸化炭素)を空気中に逃してしまう構造になっています。水草も植物ですので、光合成を行います。その際にCO2は必要不可欠です。以上のことから、パワーフィルターが一番です。(写真)私が使用しているのは、ジャレコ製NEO−301とニッソー製プライムパワー20です。実績があるのは、エーハイム製の2213ですがちょっと割高です。また中に入れる濾材も重要です。何を使うかは意見が分かれるところですが、私はマカロニを短く切ったような形の濾材が好きです。シポラックス、小野田ALC製のパワーハウス淡水を使用しています。
照明器具
照明器具は、水草の種類にもよりますが、目安として水槽の容量と同じにします。60cm規格水槽なら56gなので60W(20W×3)です。明るい光を欲しがる水草を植える場合は、もう1本増やして、80Wにしましょう。2灯式のライトを2個用意すれば万全です。スイッチで40Wにも60Wにもなります。蛍光管は、PG−UとPG−Vを組み合わせましょう。
底砂
特に難しい水草を植えないのなら、大磯砂だけでも大丈夫です。大磯砂:昔は大磯海岸でとれる粒の粗い砂を売っていましたが、現在は自然保護のため採取禁止となり、似たような砂を大磯砂として売っているようです。ほとんど輸入物だそうです。 実際私はこれだけを使用していましたが、南米産の珍草を植えたくなり、ソイルを使い始めました。60cm水槽で10kgあれば間に合うでしょう。水替えの時に少しずつ減りますので、多めに買ってもいいでしょう。水槽の底に3cm〜5cmくらい敷きます。(注)・・・難しいと言われている水草を植えるなら、ソイルをお勧めします。ソイルは土を焼いたもので使い捨てです。通常、半年から1年でリセットが必要です。ソイルにすると、水が弱酸性の軟水になります。ただ、慣れるまでは、取り扱いがむずかしいので、じっくり慣れてからの方がいいかもしれません。
ヒーター&サーモスタット
水温を設定温度より下がらないようにしてくれます。水温を下げることはできませんのでご注意ください。購入する場合、水槽の大きさに合わせて買ってください。セラミックでできたヒーターがいいと思います。温度センサーと一体になったオートヒーターも便利ですが、ヒーター部分は消耗品です。ヒーター部分だけ交換できるタイプがいいと思います。魚のヤケド防止のため、ヒーターカバーも買いましょう。サーモスタットはダイヤル式で温度を設定できるものが一般的です。
水温計
デジタル式もありますが、水銀が入ったやつでも十分です。水温は25℃が目安です。(魚や水草により設定します)
掃除用ホース
普通のホースでも構いませんが、専用のホースが使いやすいです。プロホースがお勧めです。砂は残してゴミだけ吸い取れるのはすばらしい。底砂の掃除も楽ですので、透明なプラスチックの筒がくっついているやつを買いましょう。 (注意)プロホースにはサイズがありますので、水槽に合ったものを購入してください。
pH試薬
pH(ペーハー)試薬って昔、理科の実験で使いましたよね。そうです、アルカリ性とか酸性とか調べるやつです。pHは結構重要なんです。魚や水草の生死にかかわります。中性が7.0です。これより高いとアルカリ性、低いと酸性です。飼育する魚にもよりますが、一般的な魚は弱酸性〜中性で飼育します。水草も弱酸性から中性です。pH6.0〜7.0くらいです。試薬は水槽の水を紙につけて紙の色の変化を見るタイプのものと、水槽の水を試験管みたいなものに入れ、液体を滴らして水の色を見るタイプがあります。液体の方をお勧めします。紙も手軽でいいのですが、ランニングコストがちょっと・・・本当は、体温計みたいな形のデジタル式pH計が一番いいです。(ちょっと高価ですが私は買いました)
CO2添加器具
(魚だけ飼育するのであれば、これは必要ありません)水草を植えるならCO2添加は無くてはならないものです。(一部CO2が要らない水草もあります)添加の方法は各メーカーからCO2添加キットがでていますので、それを購入するのが一番早いです。一番お洒落なのが、ADAのCO2アドバンスシステム 22800円です。(ちょっと高価)ジャレコのCO2レギュレーターMセット
14800円もあります。(私が以前愛用していました)次に、本気で続ける場合には業務用の通称みどりボンベと言うのがお勧めです。(みどボンともいう)私も結局みどボンになっちゃいました。ランニングコストを考えたらこれしかないですね。酒屋さんに行けばみどボンを借りることが出来るそうです。(私は見つけられませんでした)酒屋さんが駄目なら酸素屋さんから購入できます。5kgのみどボンが欲しかったのですが、2.5kgと7kgしかなかったので、2.5kgにしました。2.5kgで15000円でした。後は中身が無くなれば詰め替えてもらうだけです。一回の詰め換えが1500円〜2000円程度らしいです。
詰め換えの時期はいつになるのやら・・・計算上では、1年〜2年です。
後は大型ボンベ用のレギュレーターですが減圧機能付きであれば何でもかまいません。私はジャレコ製のデラックスを買いましたが、スタンダードでも十分です。そしてスピードコントローラー(スピコン)を使って微調整すれば完璧です。あとは逆止弁と一秒間に何滴出ているかを見るためのバブルカウンター、そして拡散筒です。ADA製のグラスカウンターとパレングラス、またはジャレコ製のミスティ(私が愛用してます)どれにするか選ぶのも楽しいかもしれません。
その他
水道水をそのまま入れるなら、カルキ抜き剤を必ず買ってください。水道水の塩素は魚にとって猛毒です。固形のものより、液体の方が使いやすいと思います。製品名で言うと、コントラコロライン、水物語等。
はさみは水草を切るのに必要です。ステンレス製で先の細いものにしてください。
ピンセットは、水草を植えたり、水槽内のごみをひろったりと大活躍します。ちょっと高価ですが、ADA製のピンセットは使いやすいですね。すばらしいです。(ただし値段も)サイズがLMSと各種ありますが、私はSとMを使用しています。
魚をすくうネットはごみをすくうのにも便利です。高価なものではないので、大中小揃えておくと便利です。
エアーポンプとエアーストーン、エアーチューブ、逆止弁も一つ買ってください。あまり大きくなくていいです。エアーストーンは、いぶきエアストーンが超お勧めです。リンクのページから行ってみてください。
あとはバケツやタライが何個かあるといいですね。それからプラケースはとても重宝しますので是非買ってください。