からかん

 
●イベント
カラーカンファレンス  World Color Conference
 世界色彩会議(World Color Conference)、通称カラカンといいます。
 世界各国の様々な企業の企画担当者や産業デザイナー・専門家が年に一度集い、市場の色彩傾向や情報の報告、色彩に関する研究結果などを発表します。最近では、産業用ロボットにおける色彩認識情報処理機能の精度アップに関する研究成果の報告が注目され、カラカンも世界で一般的に認知されるようになりました。(舞う子犬)


●生物
蚊螺管
 読んで字のごとく、蚊を捕らえるための螺旋状の管のことです。管の一番下のところに血液を少量入れることによって、蚊が螺旋状の管を通って集められます。
 明治・大正のころは、夏になると各家庭の寝室の脇に必ず蚊螺管が一本立て掛けらえておりました。
 夏の寝苦しい夜、蚊の攻撃から身を守る必需品でした。当然捕獲した蚊は、翌朝、蚊螺管の底の栓を外して逃がしてやっておりました。
 しかし、最近では捕獲するなどという回りくどいやり方ではなく、殺してしまうやり方が
好まれるようになり、蚊取り線香などのほうが一般的になったため、今では蚊螺管は郷土資料館や民具館といった一部の博物館でしか目にすることはできません。(ガンバ)


●神話
暗黒不動(カラ・カーン)
 不動明王と言えば、火炎を背負い剣を握り憤怒相で表される「力の仏」だが、これは悟りを開いた後も巷間に在って親しく大衆を救う為の力、慈悲の極致としての形相である、と仏教においては説明されている。
 しかし、民間においてはその『慈悲』よりも『力』をこそ畏れ奉る傾向が強く中央アジア山岳地帯には左手に羂索ではなく鎖を持ち、口を大きく開けて牙をむき、片膝を立て今にも立ちあがらんとする型に作られた古い像が数多く存在する。
 体は黒く塗られることが多く、ヒンドゥーのカーリー、ドゥルガーといった女神像との相似が古くから指摘されている。(ぶっち)


●人名
コメディアンの名前
 カラカンっていうと、昭和初期のコメディアン唐木勘三郎(からきかんざぶろう)のことですよね。わたくしもビデオでしか見たことないんですけど、
舞台を行ったり来たりしながら
「コケーッコッコッコ コケーッコッコッコ コケーッ コケーッ コケーッ イテっ」
というギャグで有名になった人だそうです。最後のイテってところで派手にコケるんですけど、ズッコケさせたらカラカンの右に出る人は二十一世紀になった今でもいませんよ。
 生きていたら70才くらいだと思うんですけど、第二次大戦中に空襲でなくなったそうです。(村野珍珠子)


●美術品
唐閂
 華やかなりし李王朝時代の家具は美しい紋様の金具で装飾され生活用品といえど立派な芸術品でもありました。からかんは主に箪笥に用いられた唐草模様が緻密に描かれた工芸品的なかんぬきのことです。(迷子犬)


夏羅漢
 有り得ない古美術品「夏羅漢」
 古美術品は古い物ほど価値が高いのは当たり前ですが、夏の時代には釈迦もまだ生まれていないのに羅漢像などあるわけがないのです。あきらかな偽物をつかまされないように気を付けましょう。(広義解釈人)


●食べ物
鹿児島銘菓
かるかんは皆さんご存知ですよね?
山芋と米粉を使ったお菓子です。
昨今、新製品のバリエーションも豊かに。
唐芋(からいも。サツマイモのことを地元ではこう呼びます)入りの『唐かん』。
カプサイシン配合の『辛かん』などが人気です。(しぇーん)


●お天気
カラ寒
 ああ、それなら気象予報士さんが使う言葉ですね。普通の言葉でいうと「暖冬」、つまり暖かい冬のことなんですけど、
「今年の冬は寒くなりますよ!」
なんてこと言ってしまったのに、ふりかえってみると暖冬だった時に
「すみません、カラ寒でしたね(^^;」
と、使います。専門用語というより、俗語ですね。スカ寒ともいいます。(ちんじゅう)


●開発計画名
空環計画
 関東大震災後、皇居を中心とする同心円状の道路を造ろう、という計画が持ち上がった、これを帝都環状幹線道路計画と言う。環七、環八等は有名であるがその他は以下の通りである。

 環状一号線 内堀通り
 環状二号線 外堀通り
 環状三号線 外苑東通り・言問通り・三ツ目通り
 環状四号線 外苑西通り・不忍通り
 環状五号線 明治通り
 環状六号線 山手通り

 実は既存の道路に無理矢理環状という名を付けた物も多く、中でも環三、環四は「何処が環状やねん」と関西人に突っ込みを入れられる始末。
 これを無かった事にして、都市再開発で新しい環三、環四を作ろうと言うのが、空環計画の全貌である。(ひろこ)


●大先生のおふざけ
唐官
 平安時代の貴族が、役職を中国風の名前で言ったものです。ただし、古語でもなければ、学術用語でもなく、大先生が若い時にふざけて言い始めたのが、飲み会(研究会や学会)で広まり、いまや知らないものはもぐりといわれるとか。(蛇のシッポ)


●その他
空患
 仮病のこと(医師国家試験浪人生)


空勘
 当たりそうにない当てずっぽうのこと。(迷子犬2)


 辞書に出ている「からかん」の解釈は……

カラカン Karakhan
 10世紀、トルキスタン地方におこったトルコ系の王朝。12世紀なかばにカラキタイに滅ぼされた。カラハンともいう。

でした。


 
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