しゃんくう

 
●いけてる いけてない
シャンクー
インド辺りで使われている言葉です。旅行中、同行の友人が後ろ指を指されて、そう
呼ばれてしまったので、調べてみました。

「シャン」は、美しいという意味。「クー」は「空(くう)」で、内容がないとか、
からっぽであるという意味。合わせると、あまりいい意味でないことがわかりますね?
うら若き女性が、「あの子、シャンクーじゃん!」などと言われた場合は怒ってかまいません。
もちろん反対語は「シャンター(ターは「多」)」です。

え、そう言われた友人に教えたかですって?
そんなことできるわけないじゃないですか。私だって命は惜しいですよ。(ガンバ)


上姑
インドでは逆の意味になるのですね。>ガンバ様
中国南部では同じ発音で『美人』を意味します。ま、どちらかといえば下品な
はやし言葉に近いものですけれども、一応は誉められてるということで。
街を歩いてて「ヤー、シャンクーシャンクー」と声をかけられても
早合点して殴り飛ばしたりはなさいませぬよう。(ぶっち)


●遊び
エヘヘ族のジャンケン
 ブータンの少数民族エヘヘ族のジャンケンです。正式にはシャンクーヘンといいます。
 エヘヘ族の言葉では、シャンが王様、クーが家来、ヘンが鼠のことで、かけ声とともに親指、人差し指、小指をたてて勝負します。王様が親指、家来が人差し指、小指が鼠です。王様は家来に勝ち、家来は鼠に勝ち、鼠は王様に勝ちます。鼠が王様に勝つのはブータンの伝説上の王様が鼠嫌いだったことに由来するそうです。
 ちなみに、日本語のジャンケンの語源は、エヘヘ族のシャンクーから来ているという説があるんですよ。中国の民俗学者、鎮珠雨氏によれば、エヘヘ族の僧侶 媚笑 が遣唐使船で日本に渡りシャンクー遊びを伝えたのだそうです。日本の正史に媚笑の記録がないのは、正式な渡日ではなく密航によるものだったからだとか。ぷろふぇっさー珍


シャンクウ遊び
群馬のほうで30年くらい前に流行った遊びです。
お手玉遊びの一種ですが、
金属の小さな輪をつなげて作った玉を投げるので、
シャンクシャンクときれいな音がするんです。
シャンクウ遊びというのは、その音からきた名前らしいですよ。
よその地方ではチェーリングって言われてる遊びが流行ってたみたいですけど、
ちょうどあれとそっくりです。
でも、チェーリングはプラスチックの輪を使いますよね。
群馬ではなぜか金属のわっかでした。ちんじゅう


●地名
遼寧省楽林郡上空
標高3000メートル級の山々が連なる天凱山脈でもっとも高地にある街。
人口はヒ族、クァン族あわせ4000人ほど。特産品は茶葉と、見事な刺繍の麻布。岩井玉城


シャンクウ国伝説
 シベリアのどこかにあると言われている伝説の国の名前ですよ。
 その国は四人の女王により統治され、人々は病気をすることもなく長生きで、150歳の老人が元気に畑仕事をしているそうです。シベリアという厳寒の地でありながら、その国の周辺だけはありとあらゆる農作物が豊かにみのり、民は飢えることを知らないそうです。
 中国奥地にあると言われている伝説の楽園シャングリラは、シャンクウ国の女王のひとりが一部の国民とともに移住して作った国だと言われています。女王が移住を決意したきっかけは、他の三人と鼻の高さを競って負けたのを恥じたからと言われていますが諸説がってよくわかりません。(チンジュフスキー


●お酒
しゃんくう
 おっ、お酒です
 WTOからシャンパーニュ産でない発泡ワインを「シャンパン」と表示することを禁止された手多螺芽酒造が「炭酸入りだから」って「シャン-ハイ」と名付けて売り出したのですが、これも上海産と間違えるからと禁止になりまして、それで「シャン-good!」と命名したはずなのですが、なぜか箱は「シャン-good!」ラベルは「シャン-クウ」となって売り出されたようです。そんないい加減な経営だからすぐに倒産しましたけどね抗議解釈人


●楽器
シャンクー
シャンクーといえば古代バビロニアの楽器じゃないですか。
シストラムっていうんですかね、金属製でシャンシャン鳴るものです。
マラカスみたいに手に持って振って使います。
お地蔵さんが手に持ってる錫杖の頭のとこだけ想像するとわかりいいです。りんじゅう


●民俗学?
シャンクーね
 確か、東南アジアのある地域に伝わる神を召還する儀礼です。何でも、焚き火の周りにみんなで手をつないで、ぐるぐる回るとか。そのときに、「シャック、シャック!」と叫びながら回るのだそうです。それが、「シャンクー」と聞こえることがから、欧米の学者が「Shank儀礼」となずけたそうです。
 実際に見たという報告では、夜空のかなたから光点がやってきて、焚き火の前で止まり、中から灰色の背丈が1メートルぐらいの神が現れたそうです。そして、報告者を目に見えない力で中に引くずり込んだのですが、その後は記憶がないそうです。(さちはる)


シャンクー
 ああ、シャンクーね。知ってますとも。
 アムール川流域のロシア側に住む少数民族ハイララ族の言葉で「くしゃみ」のことでしょ。
 日本のおいちゃんたちは「ハックションちくしょー」なんて言いますけど、ハイララ族の場合「ハックション、クー」なんですよ。クーという言葉には魔よけの意味があるらしいんですが、詳細はよくわかりません。まあ、人間、くしゃみの後には何か言いたくなるってことなんでしょう。ちんじゅう


 辞書に出ている「しゃんくう」の解釈は……

しゃんくう(中国語)
 中国料理で干した椎茸のこと(広辞苑)

でした。「」は環境によっては表示できないかもしれませんが「くさかんむり+姑」で、中国語でキノコのことです。


 
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