がらすひばあ

 
 ガラス灯婆は横浜で頻繁に目撃された幽霊。老婆の姿をしており、灯油ランプのようなものを持ってフラフラ歩いている。

 木村吉兵さんの目撃談。
 夕刻に人気のない道を歩いていると、手に灯油ランプを持った老婆がやってくる。みょーな婆さんだなあと、横目で見ながらすれ違うと、後ろでガラスの割れる音がする。あわてて振り返ると、そこには老婆の姿はなく、ガラスの割れた跡もなかった。

 田中善之助さんの目撃談。
 真夜中に家路を急いでいると、暗がりからガラスの割れる音がする。驚いて、音のする方角を見るが真っ暗で何も見えない。
 暗がりからは、
「割れてしまった……ランプが割れてしまった」
という、老婆のすすり泣きが聞こえる。
 善之助さんが提灯を持って近づいてゆくと声は消え、老婆の姿はどこにもなかった。

 ガラス灯婆は、文明開化の頃に良家で下働きをしていた老婆の霊だと言われている。高価なランプを割ってしまったことを責められて自殺したが、成仏できずにさまよっているのだ。(珍獣ららむ〜)


 ガラス比バー : 物理学実験にかかせない実験器具。種々のガラスの比重や透過度などを簡易に測定可能。(骨月伝吉郎)


 柄水バー : シェイクやステイしたカクテルはあまり作らず、カラフルなリキュールなどで、酒の層を作りそれでグラスの中に模様を作るという芸術的なカクテルを作ってくれるバーテンが居るバー。ちなみに、バーテンは 3 代目で、初代は、第一回サントリーカクテル大賞の優勝者らしい。めったに紹介されることは無く、一見さんはお断りらしく、何処にあるかは、殆ど知られていないパーなので、もしも知っている方が居ましたら、こっそりメールで教えてください。(TAP)


 ガラス・ヒヴァー(1470〜1529) 小説家・占い師。
 1470年、イギリスの田舎町に生まれる。小さい頃から夢見がちな性質で自分の空想を本当のことのように語ることから「ほら吹きヒヴァー」と呼ばれた。
 1486年、小説『クリストフ・コロンバ』を発表。大西洋の向こうに新しい大陸を発見する男の物語だった。6年後にコロンブスがアメリカ大陸を発見したことでその気になり、占い師に転身する。占いは少しも当たらなかったが、ドラマチックな未来を語るのが客に受けて評判になる。
 1529年3月「君たちの友人のひとりが近いうちにこの世から姿を消すだろう」と予言する。それから1ヶ月後、突然の心臓麻痺で急死。彼の占いで的中したのはこれだけだったと言われている。(珍獣ららむ〜)


 空炊場ァ。ごはんはありませんでした。(風遊)


 柄巣、肥馬蛙はウシガエルに似てるんですけど、手足が細いので、肥馬と名付けられました。冬眠するときに、木の葉を集めて、きれいな巣を作ることで有名です。(ひろこ)


 ヒバは別名あすなろと呼ばれる常緑樹です。ガラスヒバは、この樹の改良品種であり、今までにない透過性をもった建築材として実用化が待たれていました。しかしながら割れやすい、意味がない、すけすけである等の事情から、残念ながら実用化されませんでした。「ガラスヒバァ!」は開発者の魂の叫びです。(風遊)


 殻吸い婆、マイマイカブリのことです。カタツムリが空っぽになっても、丸い背中をして、殻を啜っている様子から、うちの辺では、そう呼びます。(ひろこ)


 「がらすびばあ」というのは、鼻の詰まり具合を調べるための言葉です。本当は「カラスミがーっ」と叫ぶのですが、風邪や蓄膿症などで鼻が詰まった人が叫ぶと「がらすびばあ」と聞こえるのです。
 なぜ「カラスミ」なのかといえば、この検査法を発明した人がカラスミだいだいだーーい好きな人だったからです。みなさんも、この言葉を覚えて日頃の健康チェックに役立ててくださいませね。(珍獣ららむ〜)
 

そして答えは

がらすひばあ
 琉球列島に分布する無毒の蛇。背中は黒、または黒褐色で、黄色い横帯がある。腹は黄色で側方に黒い小斑点がある。カラスヘビのこと。

だそうです。
 答えも創作みたいですが、広辞苑に載ってる本当の意味なんですよ!


 
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