
| 吉田町議会が浜岡原発1・2号炉 廃炉要求の意見書を採択 |
●2001年12月17日
| 提出先 静岡県知事 文部科学大臣 浜岡原子力発電所の事故徹底究明並びに 防災対策の見直しと強化を求める意見書 11月7日浜岡原発1号機の非常時炉心冷却系配管の破断事故と、9日に起こっ た原子炉本体底部からの炉水漏れ事故に周辺住民は大きな衝撃を受けている。 この配管破断事故が定期的に行われる作動試験時に発生したことと、緊急炉心冷 却装置の一部だったことは重大である。 また、炉水漏れ事故が、炉圧力容器の一体成形部位において亀裂が生じたことに よるものと中部電力は26日発表したが、亀裂が溶接部分だけなのか、なお明らか にする必要がある。 一昨年、JCO事故調査委員会の最終報告書が「原子炉の『安全神話』や観念的な 『絶対安全』という標語は捨てなければならない」と提言しているように、原子力利用 に関して科学的で謙虚な立場に立つべきで、決して経済性優先ではならないと考える ものである。 当町議会は、既に中部電力に対し抗議の意志も込め要請文を送付したが、関係機 関に以下のことを求める。 1.既に25年経過し老朽化が考えられる1.2号炉は、ともに東海地震説以前の審査 によるものであり廃炉すること。 2.原子力防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲を広げ、風下方向である吉田 町も含めること。 3.事故発生時の町への通報は、事故の大小や内容に関わらず、速やかに吉田町に も行うこと。 4.吉田町にもモニタリングポストの設置やヨウ素剤等の配置など防護対策を強化する こと。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 平成13年12月17日 静岡県榛原郡吉田町議会 |